アレア・サイファー

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4836 更新停止宣言

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アレア・サイファー(Area Cypher)は、A海域に存在したCypher&Co.会社統治領で同社の資源コロニー。
それ以前の名称はコルニクス月花庭園*1FOUNDATION-Ⅱ*2STELLVIA*3рейдовики兎離州*4エルノシア*5パームブリンクス*6

概要

エンブレムAC0001.jpg島名アレア・サイファー人口3,500,000人(T4836ゲーム終了時)
代表Cypher面積7,900万坪(T4836ゲーム終了時)
管理運営Cypher&Co.総獲得経験値1,812(Lv11)(T4836ゲーム終了時)
所属海域A海域移籍Pt4,399(T4836ゲーム終了時)
所属同盟箱庭島主相互扶助協会順位A-9(T4836ゲーム終了時)
外部リンクA海域アレア・サイファー

地理

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アレア・サイファー(以下アレア)は観測衛星から確認することはできないが、その都市機能の大半をジオフロントで行っている。ジオフロントは全10層に分かれた多層構造の「区画」で構成されており、それぞれ「中央行政区」「産業区」「特殊実験区」」「学園区」「第1都市区」…「第6都市区」という名称が付けられ、その区画ごとに役割が決められている。この10層には通常含まない地表部分は11番目の区画として便宜上「表層区」と呼ばれている。区画のひとつは通常40から50の「セクション」と呼ばれる地区に分けられている。

中央行政区『アレア・セントラル』

中央行政区はジオフロントの最深部に存在する中枢区画で、国家における首都の役割を担っている区画である。かつては「新中央行政区」と呼称されていた。区画そのものが高いセキュリティレベルで維持されており一般住民の立ち入りは禁止されている。

産業区『アレア・ファクトリー』

産業区は多くのCypher&Co.グループの企業が本社を置く、アレアの産業の要となる区画で最も広く平坦な層となっている。最も表層区に近い二層目に位置する。単純な地理の計算によると全体は表層区の2倍近い50000haになる。大半のセクションは工業施設でセクション01からセクション30をCMAIグループが保有し、セクション31から39をCEEグループが保有、セクション40から47を3Cグループが保有している。各工場の他、演習場や実験施設等産業に関わる全ての施設がこの区画に集約されている。

特殊実験区『アレア・レイク』

特殊実験区は3Cが直轄で管理する区画で、9割が人造の地底湖となっている。3C本社のあるセクション44のみ湖に浮かぶ人工島で、本区画では唯一人が存在する区画である。中央行政区とほぼ同じ高さの層で、ジオフロント最深部を構成する層の一つ。地底湖は水路を通じて海と繋がっているため、水質は海水である。また地底湖そのものは実験場となっており、ある生物に関する研究、実験、開発が日夜行われている。

学園区『アレア・アカデミア』

学園区は、区画全てが学術機関で構成された学園都市である。かつては「第7都市区」と呼ばれていた。区画の管理はCypher&Co.の直轄だが、グループ企業の研究所やグループ企業が設立した学校が多数存在する。学園都市は全寮制で、都市に属するすべての学校は3歳から23歳までの20年制を徹底しており13歳を境目に下級学校と上級学校に分かれている。基本的に長期休暇や校外学習を除いて卒業後まで他の区画へ移動することを禁止している。卒業後の進路は99%がグループ企業への就職となっている。

都市区『アレア・シティ』

第1都市区…第6都市区は住民の生活区画である。全て同時期に建造された区画で、都市開発段階において区画整理が徹底されているため6つの区画は全く同じ構造をしている。またそれぞれの区画ごとに政治が行われ、独自で自治している為一種の都市国家のようなシステムが形成されている。居住区、ショッピングモール、娯楽施設等が完備されており、また気温も一定に保たれているため地下空間の圧迫感を全く感じさせない快適な生活が約束されている。

表層区

表層区は多くのビル群が確認できるがその大半は無人施設となっている。一部は表層施設の管理の為の有人区画が存在するもののそれ以外は地下都市機能維持の為に設置された無人稼働施設となっている。高層ビル群は地下都市へのエネルギー供給を行っている集光装置、レクテナ受信アンテナ、また空調用吸排気システム、空気中から水分を取り出して生活用水とする水分凝結装置等の各種装置の稼働する機械塔である。この高層ビル群は直接地下住民の生活に影響を与える為、災害が発生した場合は一度に数万人規模の犠牲が発生するというある意味地下都市の脆弱性を露わにしている部分でもある。それでいながら改善がされないのは、Cypher&Co.が意図的に人口調整を行い、人命よりも企業の維持と利潤の確保を優先しているからという理論があるが、あくまで憶測である。表層に存在する2つの農場は3C Cornix Plantの保有する無人の大規模プランテーション農場で食料生産を行っている*7。森林地帯は3Cの管理する生物プラントで、表層区の空気の自然浄化と同時に防火作用がある。工場は3Cの保有する化学工場で、地下都市大気汚染指数の基準を大幅に超える為に表層での操業を余儀なくされている。コロニーの中心に存在する湖は特殊実験区の地底湖と水路で繋がっており、同時に兵器格納庫となっている。

船渠と軍港島

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表層区には合計12か所の軍港(船渠)が存在する。それぞれ零号船渠拾壱号船渠と呼称されている。全船渠の管理はCypher&Co.に一任されているが実質CMAI系列企業の管轄となっている。また軍港として確認できる部分は施設の一部に過ぎず、本体は地下の産業区内に存在する格納庫である。この地下格納庫へと通じているエレベータシャフトはフォートレス爆撃機1機を搭載できる。
表層区南西に確認できる軍港群は、通称軍港島と呼ばれている大規模軍事施設だが離島ではない。地下都市は軍港島まで続いているので、地下を通じて陸路にて移動が可能である。軍港島弐番船渠の位置が実質ジオフロントの南端に位置する。

歴史

ver海域ターン出来事備考
v01第3海域T400頃ヴェネリィによって発見されコルニクスと名付けられる。
T500頃同盟『蒼色同盟』結成。
T700700ターン杯獲得。
T800800ターン杯獲得。
T800~T2000頃月花庭園へ名称を変更。
同盟『蒼色同盟』移籍に伴い解散。
第2海域T800~T2000頃第3海域から第2海域へ移籍。第2海域移籍直後に第1海域へ移籍。
第1海域T2000頃第2海域から第1海域へ移籍。
同盟『箱庭相互幇助会?』に加盟。
T2100頃Cypherに代表者が交代。
FOUNDATION-Ⅱへ名称を変更。
T2100~T2170頃ダーク・クリスタル侵略戦争に参戦。戦史参照。
T2271~T2387テスト末戦争に参戦。戦史参照。
T2287頃航空機戦争に参戦。戦史参照。
T2300~T3200頃STELLVIAへ名称を変更。
T3208~T3244バイエルンSTELLVIA戦争に参戦。戦史参照。
T3404~T3414ブラザーズ戦争Xに参戦。戦史参照。
T3553頃第一次クリスタル攻勢に参戦。戦史参照。
T3600頃рейдовикиへ名称を変更。
箱庭相互幇助会が『ホテル・モスクワ』へ名称を変更。
盟主龍ZERO氏に同盟方針*8を立案。
T3661頃影の境界戦争に参戦。戦史参照。
T3900頃アラクノイド戦争に参戦。戦史参照。
T4007頃第一海域箱庭大戦に参戦。戦争の基礎を立案。*9
T4300頃兎離州へ名称を変更。
T4330~T4429一方通行戦争?に参戦。年表のみ
T4353~T4475フォートレスの侵攻?に参戦。年表のみ
T4500頃放棄。
v02A海域T1300頃malethによって再発見されエルノシアと名付けられる。
T1400頃Cypherに代表者が交代。
パームブリンクスへ名称を変更。
同盟『ミスリル』に加盟。
T1531頃ローレシア戦争に参戦。実際には布告されたのみ。
T1530~T1600頃STELLVIAへ名称を変更。
B海域T1797第3回移籍によりB海域へ移籍。
T1800頃コルニクスへ名称を変更。
T1855同盟『蒼色同盟』結成。
T1970~T2053蒼色feles戦争に参戦。戦史参照。
T2053同盟『蒼色同盟』移籍に伴い解散。
S海域T2053第4回移籍によりS海域へ移籍。
同盟『蒼色同盟』再結成。
T2588頃同盟『Star Wars?』を軍事支援。戦史になし。
T2609頃同盟『ONE PIECE?』との同盟戦争。戦史になし、双方無条件停戦。
T2802同盟『蒼色同盟』移籍に伴い解散。
A海域T2802第5回移籍によりA海域へ移籍。
同盟『蒼色同盟』再々結成。
T2813同盟『蒼色同盟』解散。
同盟『莫斯科大飯店』結成。
T3569同盟『莫斯科大飯店』解散。
T3570同盟『箱庭島主相互扶助協会』加盟。
T4161~T4264安土城との戦争。戦史になし、人口目的。移籍により中断
T4341アレア・サイファーへ名称を変更。
T4342~T4491?Operation.R.G.Dに参戦。
T4836A海域統一。放棄宣言
AA海域T5049放棄

Cypher&Co.

CCO.jpg

Cypher&Co.は、資源コロニーアレア・サイファーを本拠地とする複合企業(コングロマリット)。本社所在地はアレア・サイファー中央行政区セクション00。

概要

軍需産業(艦船、軍用舟艇、火砲、誘導兵器)、バイオテクノロジー事業(再生医療、生体兵器)、エネルギー事業(化石燃料、レクテナ)の三つの分野を主戦力として、インフラ事業や重工業、エレクトロニクス事業等幅広い分野でビジネスを展開している。
本拠地である資源コロニーアレア・サイファーを自社で所有しているため無国籍企業である。グループ全体の規模も相まって経済力、軍事力、政治影響力は一企業でありながら国家にも相当する。世界市場において圧倒的なシェアを誇る4姉妹財閥の勢力下に無い企業としては最大規模を誇る。無人化が著しい企業としても有名で、従業員の大半は生産活動ではなく無人機の制御を行っている。

沿革

前身は旧大陸帝国の国策兵器開発会社CYPHER and VENELY ARMS(CVA)で、創業時は歩兵用銃火器、艦砲の開発製造を主要事業としていた。そのセールス戦略は野心的で、コンペティションでの優位性の確保の為に自社製品のみで武装した傭兵部隊を実戦投入、直接性能評価してもらうという形をとってきた。試作段階で高い完成度と信頼性を見せつけることにより市場を独占、CVA製品同士での戦争が当然となるほどに発展した。それに加えて単なる自社製品のアピールのために存在した傭兵部隊は私設軍隊シーヴァとして新たに編成され、規模の拡大が図られた。このシーヴァは後の戦争請負事業の先駆けとなる。
武器市場で得た莫大な利益を資本にCVAは、M&Aを大規模で展開するようになり、エネルギー分野やバイオテクノロジー分野への参入を果たした。また、企業規模が拡大したことをきっかけにCVAはグループ経営へと経営体型をシフトし「Cypher&Co.」に改組。エネルギー部門、バイオテクノロジー部門、軍需・重工業部門の三事業をそれぞれ独立させ子会社を設立した。後に「グループ御三家」と呼ばれる軍需・重工業系企業CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL(CMAI)、バイオテクノロジー系企業Cypher Chemical Company(3C)、エネルギー系企業Cypher Energy and Electric(CEE)である。
企業の大規模化に相まってその戦力を増強してきたシーヴァは本国から存在を危険視され、帝国軍への編入を余儀なくされたためグループ化の段階で解体された。しかし、自社戦力の拡散を怖れたCypher&Co.は所属する傭兵の雇用確保を名目に警備会社Cypher&Co. Securities(CCS)、戦争請負会社рейдовики(Reido)の二社を設立、保有戦力の維持及びさらなる拡大を図った。
その時代、世界は開拓者たちによって発見された新海域の調査に躍起になっていた。その最中Cypher&Co.は帝国の領土拡大政策による海洋調査のアウトソーシングを受け、新海域の調査測量を行った。Cypher&Co.監督下Reidoによって二度行われた海洋調査により、新海域において無人島の発見に成功する。新海域では国家間競争が著しく紛争が絶えなかった為、Cypher&Co.はそのままReido主導のもと無人島の入植と同時に急速な武装化を図った。帝国がコルニクスと名付けた無人島はCypher&Co.委託統治領となり、同グループ企業の多くが進出した。同時にReidoとCCSに分かれていた戦力はコルニクス防衛軍Cornix Armed Forces(CAF)として経営統合された。
コルニクスの開発が完了すると、Cypher&Co.は突如して帝国に対してコルニクスの独立を理由に宣戦を布告する。既にグループ企業主要施設の大半がコルニクスに存在し、帝国領土内に存在したCypher&Co.本社施設はもぬけの殻状態だった。帝国正規軍と比較して圧倒的に数の劣るCAFだったが、装備は数世代上*10を行っていた。宣戦布告と同時に本社施設に潜伏していたCAF陸戦部隊は帝国中枢の掌握に成功、コルニクスへと侵攻していた帝国海軍はCAF艦隊の最新兵器の前に一方的な敗北を期した。これにより大陸帝国はコルニクスの独立を承諾、Cypher&Co.の所有物となった。
Cypher&Co.都市開発部門はかねてより開発を進めてきた地下都市構想を実現させる具体案を発表、本社はこれを好機ととらえてグループ総出で行う超巨大プロジェクトをスタートさせる。また、もともと3Cとの共同開発が多かったCypher&Co.都市開発部門は、その年Cornix Construction(CoC)として子会社され3Cの傘下となった。
コルニクス防衛軍として機能していたCAFは改組し戦争請負会社Cypher's ARK(CARK)となった。またCypher&Co.以上の規模を誇っていた多国籍貿易企業莫斯科大飯店のグループ企業化にも成功した。だが莫斯科大飯店に他企業との癒着が発覚し、同社上層部は全員解雇となった為業務は全てCMECに引き継がれた。同時期箱庭銀行グループへの参入を果たし、名を連ねた。
またCypher&Co.は組織の陳腐化を防ぐべく経営体型の見直しを何度も図った。ロゴの一新は目に見える過去への清算行為のひとつであり、またコロニーの名称変更もその一つである。長年コルニクスと名付けられてきた土地の名称は国営企業時代の最後の遺産とも言うべきもので、Cypher&Co.にとってあくまで概念に過ぎないものの過去の呪縛を明確に表すものだった。Cypher&Co.はその企業としての国家という過去の枠組みからの完全な独立の最終段階として名称を同社の名をとってアレア・サイファー(Area Cypher)とした。また需要の増加からCMAI傘下の子会社CYPHER MASTER RECYCLE COMPANY(CMRC)を設立創業、新たにリサイクル事業の展開を始めた。
Cypher&Co.は、それまで長い歴史を誇っていた戦争請負事業の私設武装組織ミスリルとの業務提携を発表する。独自の会社CARKはミスリル第九艦隊と変更され、Cypher&Co.及びミスリルをスポンサーとする軍事組織となった。この背後にはそれまでCMAIの兵器マーケットに多大な影響を与えていたミスリル勢力との関係性の強化する狙いがあり、ミスリルにおける兵器生産事業のCypher&Co.への一元化を条件としてCypher&Co.の軍事事業のミスリルへの編入を行った、軍需事業のライン化があるとされている。
Cypher&Co.は突如してその全機能の停止を宣言。資源コロニーアレア・サイファーの解体処理をミスリルへ委託し、グループは消滅。第九艦隊も沈没処理が施され、全AIシステムはミスリルへと返却された。だが、この唐突な放棄は事前より準備の進められていた計画の一つに過ぎなかったという見解が現れている。というのも全てが用意周到に進められてきたとしか説明のできない事象で、しかもメインシステムは数十年も前よりアレア本土には存在しなかったことが明らかになった。これはCypher&Co.が新たなるフロンティアでの業務再開も踏まえた「大規模移転計画」の存在を示唆しているとの有識者の見解もある。また、そもそも中央行政区の中枢は全てが無人の区画で、Cypher&Co.は全てAI制御のもとに成り立っていたことが確認された。またミスリル第九艦隊旗艦「アンサー・オブ・サイファー」が企業の中枢施設となっていたことも明らかとなり、無人艦「ラストサイファー」へと改修される直前にミスリル側へと提供されたYRBE-X00によるAIシステムの回収が行われていた事実が浮上した。このAIシステムの回収を最後にCypher&Co.は全てのプログラムを削除し、全てを硝煙の中へと葬り去った。

年表

旧大陸暦2105年02月CypherとVenelyが大陸帝国に兵器開発会社CYPHER and VENERY ARMS(CVA)を設立創業。歩兵用火器、艦砲の開発、製造を開始。
08月航空機用機関砲、誘導兵器の開発、製造を開始。
旧大陸暦2109年12月私設軍隊シーヴァを設立。
旧大陸暦2111年05月複数の企業を吸収合併しエネルギー開発部門、バイオテクノロジー開発部門、海洋調査部門を設立。
11月都市開発部門を設立。運輸部門を設立。
旧大陸暦2113年01月重工業部門を設立。艦船、航空機のライセンス生産を開始。
旧大陸暦2127年03月経営体系大改革実施。
子会社CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL(CMAI)を設立。軍需・重工業部門をCVAから分離。
子会社Cypher Chemical Company(3C)を設立。バイオテクノロジー部門をCVAから分離。
子会社Cypher Energy and Electric(CEE)を設立。エネルギー部門をCVAから分離。
改組しCypher&Co.となる。
旧大陸暦2131年04月子会社Cypher&Co. Securities(CCS)及びрейдовики(Reido)を設立創業。シーヴァ解散。
05月CEE傘下の子会社Cypher Standard Oil Corporation(CSOC)及びCEE Rectenna(CEER)を設立創業。
06月3C、エレクトロニクス部門を設立。
旧大陸暦2133年10月海洋調査部門、帝国の依頼による新海域の第1次海洋調査を開始。
旧大陸暦2134年03月第2次海洋調査を開始。無人島を発見し、委託統治領とする。
05月無人島を「コルニクス」と命名。рейдовикиによる武装化開始。
07月「コルニクス」の開発開始。CMAIグループ、3Cグループ、CEEグループ開発参入
10月3C傘下の子会社3C Electronics(3CE)を設立。エレクトロニクス部門を3Cから分離。
CMAI傘下の子会社CYPHER MASTER HEAVY INDUSTRIES(CMHI)を設立。造船、航空機部門をCMAIから分離。
旧大陸暦2144年12月「コルニクス」の開発完了。
旧大陸暦2145年01月CMAI傘下の子会社CYPHER MASTER EXPRESS COMPANY(CMEC)を設立。運輸部門をCypher&Co.から分離。
08月3C傘下の子会社3C Cornix Plant(CP)を設立創業。
旧大陸歴2148年6月CCS、рейдовики合併。コルニクス防衛軍Cornix Armed Forces(CAF)設立。
旧大陸歴2149年12月Cypher&Co.、大陸帝国に対して独立宣言、宣戦布告。
CAF軍と帝国軍の間で戦争が発生。
旧大陸歴2150年1月Cypher&Co.側の勝利によって独立戦争終戦。大陸帝国、コルニクスの独立を承認。無国籍企業化。
旧大陸歴2150年をサイファー暦(C暦)0001年と制定。
C暦0002年04月「コルニクス」地下都市構想、都市開発部門によって発表。建造開始。
08月3C傘下の子会社CORNIX CONSTRUCTION(CoC)を設立創業、Cypher&Co.都市開発部門を吸収。
C暦0013年04月ジオフロント完成。本社をコルニクス新中央行政区セクション00に移転。
07月CMAIグループ、本社をコルニクス産業区セクション04に移転。
10月3Cグループ、本社をコルニクス特殊実験区セクション44に移転。
12月CEEグループ、本社をコルニクス産業区セクション39に移転。
C暦0017年06月CAFが改組しCypher's ARK(CARK)設立。
C暦0022年08月莫斯科大飯店、グループ傘下となる。
C暦0025年06月莫斯科大飯店、CYPHER MASTER EXPRESS COMPANYに吸収合併。
C暦0029年09月Cypher&Co.、箱庭銀行へ参入。
C暦0030年10月Cypher&Co.グループのロゴを一新。
C暦0031年01月「コルニクス」名称を「アレア・サイファー」へと変更。
05月CMAI傘下の子会社CYPHER MASTER RECYCLE COMPANY(CMRC)を設立創業
C暦0033年07月CARK、ミスリル外郭部隊第九艦隊に編入
C暦0048年03月Cypher&Co.グループ解体、消滅



グループ

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CMAIグループ

CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL Co., Ltd.
サイファーマスターアームズインダストリアル 略:CMAI
軍需産業。3C、CEEと並んで「Cypher&Co.グループ御三家」と呼ばれるCypher&Co.グループ中核企業のひとつ。CMAIグループ盟主。本社はアレア・サイファー産業区セクション04。前身はCVA軍需・重工業部門。
盟主Cypher&Co.(旧CVA)が創業時より取り組んできた軍需産業を引き継ぐ最古参でグループ最大の企業。艦載砲、航空機用機関砲や誘導兵器の製造を行っている。同社が主導となって開発した有機成長装甲はグループ主力製品の一つで、Cypher&Co.グループ最大の功績ともされている。

代表製品
・SEA=FIREシリーズ:CVA時代から続く艦載砲ブランド。駆逐艦向け速射砲から戦艦向けの大口径連装砲までを網羅し、近年では電磁加速を用いた次世代速射砲の開発及び生産を主力としている。
・AIR=FIREシリーズ:航空機関砲のブランド。ガトリング機構を採用した20mm、25mm機関砲が主流だが30mmリボルバーカノンも設計、生産している。また受注生産品ではあるものの、規格外として57mm及び75mm砲の生産もしている。
・AIR=FIRE=NEXT:航空機光学砲。現在開発が進められている。
・空対空ミサイル:シュミット用長距離ミサイル、フェニックス用短距離ミサイル。
・空対艦ミサイル:ホーク用対艦ミサイル、フェニックス用対艦ミサイル。
・各種砲弾:上記自社製火砲用から他社向けのものまで、規格化されたものはもとより規格外砲弾の受注生産も可能としている
・対獣弾:3Cとの共同開発で生産されている対怪獣用砲弾。弾頭が通常の徹甲弾やHEAT弾とは違い怪獣の骨で作られていることが特徴。通常弾も高級品は骨や硬化皮膚で作られているが、対獣弾はそれよりも強力で希少性の高いもので作られている。だが有機成長装甲にはあまり効果がなく、兵器として運用するにも非常にコストがかかる為対怪獣用専用装備となっている。
・有機成長物質技術:CMAI、CMHI、3Cの共同開発によって誕生した新素材。筆頭に有機成長装甲(Growth Armor)がある。Cypher&Co.グループの発展に貢献した主力製品の一つ。特定の怪獣に見られる、ダメージを受けた際の硬化作用に注目した素材で、艦船や航空機の装甲板をはじめとしたありとあらゆる素材に広く使用されている。有機成長装甲の最大の利点は生物的特徴である「成長」を行うことである。これは素材が運用される度に「経験」し、代謝して材質が最適化する為に起こる現象で、代謝反応が限界に達して完全に最適化されるとその耐久性は数値的に本来の2倍まで伸びることが確認されている。欠点としてはあくまで生体パーツである為、維持には栄養素が欠かせない事である。また素材には光ファイバーの無数の神経と、カーボンナノチューブ製の栄養を送る器官が張り巡らされている。この神経はダメージを「痛み」として判断し、これを「脳」に値する中央管制装置で制御することにより高い精度でのダメージコントロールが可能となっている。栄養補給が必要ではあるものの、逆に言えば栄養補給によって自然治癒が可能になっている。ただし自然治癒には限界があり完全回復には「遺伝子」に相当するミームプログラムを必要とする為、軍港などでの回復が必要となっているのが現状で、課題である。また装甲素材以外にも艦艇や航空機の基幹部分に本素材を取り入れることにより、素材からの情報取得が可能になる。これは将来的に「脳」となる艦橋から生物における筋肉への情報伝達と同じように動力や艦砲が扱えることを意味している。実際、この「脳」に値する部分をAIに肩代わりさせることによって艦の完全自動制御を可能とする試験が行われ、正式採用している艦も少数ながら存在する。また、この素材をベースとした亜種が世界各国や各企業で作られており、それに付随して用途も多様化している。


●CYPHER MASTER HEAVY INDUSTRIES, Ltd.
サイファーマスターヘヴィーインダストリーズ 略CMHI
重工業。CMAI傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション29。艦船の建造、航空機のライセンス生産を行っている。艦船は他国への輸出も行っている。艦船の建造は独自であるが、航空機はモツブシ航空電子工業製航空機のライセンス生産を行っている。
代表製品
霞級駆逐艦CMAI型C型霞とも呼ばれているCMAIブランドの霞級駆逐艦。同級艦としては第2.5世代にあたり、レクテナシステムと有機成長装甲、装備換装システムを搭載している。各所の無人化、自動化が進められており操艦に必要な最低人員は3名、戦闘は5名となっている。戦闘AIの開発が積極的に進められているが、あくまで人間が操作するうえでの戦闘支援AIに過ぎず、完全無人化には至っていない。
霞級駆逐艦C/bisCⅡ型霞とも呼ばれている第3世代。アビオニクスの大幅な強化とAI完全自立制御を達成した艦。第3世代として建造される他、第2世代、第2.5世代からの改修型も存在する。
大和級巨大戦艦CMAI型C型大和とも呼ばれているCMAIブランドの大和級巨大戦艦。同級艦としては第2.5世代にあたり、レクテナシステムと有機成長装甲を搭載している。大鑑巨砲主義という古い思想を体現していながら全体的な無人化、自動化が進められている為、操艦15名、戦闘30名が最低人員となっている。また周囲の艦艇との密接なリンク、人工衛星の利用などにより観測機を必要としないことが特徴で、主砲は最新式の『シーファイアMk68』45口径46cm3連装電磁加速砲を採用している。
大和級巨大戦艦C/bisCⅡ大和とも呼ばれている第3世代。完全AI自立制御を達成した艦。艦隊の司令塔としての役割も果たすため非常に高い電子性能を誇る。コントロール・シップとしての能力も付加されている。第3世代として建造される他、第2世代、第2.5世代からの改修型も存在する。
スパイダー工作艇CMAI型C型スパイダーとも呼ばれているCMAIブランドのスパイダー工作艇。簡易型の有機成長装甲とレクテナシステムの搭載がされている第2世代型。艦種によっては遠隔操縦も可能である。
カメレオン対獣艇CMAI型C型カメレオンとも呼ばれているCMAIブランドのカメレオン対獣艇。簡易型の有機成長装甲とレクテナシステムの搭載がされている第2世代型。艦種によっては遠隔操縦も可能である。
ミラー級イージス巡洋艦CMAI型C型ミラーとも呼ばれているCMAIブランドのミラー級イージス巡洋艦。同級艦としては第3世代にあたる最新型。レクテナシステム、有機成長装甲はもとより専用高性能AIシステムを搭載し完全自立制御を可能にしている。
ガイアバスター対獣艇CMAI型カメレオン対獣艇に代わる新型対獣艇として開発されたが、設計段階で頓挫した。
スカラベ級洋上支援艦CMAI型特殊艦艇として開発されたが、計画段階で頓挫した。
YRBE-X00フェニックス戦闘攻撃脚CMHIが総力を挙げて開発した次世代航空戦力だったが、試作機1機の建造で計画は中止された。
・装備換装システム:霞級駆逐艦に採用されている換装システム。武装のユニット化やハードポイントシステムを艦船側に採用し、それを円滑に行える完全自立制御型ロボットアームを軍港側に設置することにより、スムーズな艦艇改修を行えるようにしている。なお水雷(対艦)装備は「ウィリデ・ユニット」、対潜装備は「アトルム・ユニット」、防空(対空)装備は「アルブム・ユニット」と呼称される。
・各種航空機:Cypher&Co.向けのみに戦闘機、航空機、爆撃機を生産、または整備をしている。機体はモツブシ航空電子工業製航空機で、CMHIはライセンス生産をしている。


●CYPHER MASTER EXPRESS COMPANY
サイファーマスターエクスプレスカンパニー 略CMEC
運輸業。CMAI傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション09。コロニー内の運輸業、他国との貿易業務をつかさどる。コロニーの各セクションを結ぶ巨大な流通システムを有しており、高い信頼性と精度を誇っている。また「貿易船団」と呼ばれる貿易艦隊を所有し他島との貿易業務を行っている。


●CYPHER MASTER RECYCLE COMPANY
サイファーマスターリサイクルカンパニー 略CMRC
回収業。CMAI傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション10。戦闘で放棄された艦船、航空機の残骸の回収、修理、加工、販売を行っている。中古航空機や中古艦船の販売はもとより、分解して新規設計用の素材として販売することもある。


3c logo2.jpg

3Cグループ

3C
スリーシー 正式名称:Cypher Chemical Company
生化学産業。CMAI、CEEと並んで「Cypher&Co.グループ御三家」と呼ばれるCypher&Co.グループ中核企業のひとつ。3Cグループ盟主。本社はアレア・サイファー特殊実験区セクション44。前身はCVAバイオテクノロジー開発部門。
バイオテクノロジーを利用した製品開発を行っている。怪獣の生体研究に力を入れており、兵器や医療を主に様々な分野での怪獣由来の技術や製品を生産している。コロニーに直轄領である特殊実験区を保有し、怪獣を利用した数々の実験を行っている。外洋ではCypher's ARKとの共同事業で調査捕獣を行っているが技術応用目的の生体調査から対獣弾の研究目的の怪獣討伐と、目的は様々である。

代表製品
・再生医療:怪獣の再生能力に着目、人体に応用した再生医療技術。サイバネティックス技術との並行開発により脳以外のありとあらゆる人体のパーツの代替と再生を可能とした。現在は治療リスクの低減を主眼に研究が進められている。
・サイバネティックス技術:上記の再生医療技術と並行に開発が進められている技術。義肢、義足はもとより人工心臓等の内臓の機械化による治療をメインとしているが、人間の本来以上の能力を発揮するための強化プログラムにも用いられている。実験段階では多くの人間、または怪獣を対象に非人道的な機械化改造が行われていたとされているが詳細は不明。現在ではナノマシンをはじめとした安全と確認された技術が医療分野で盛んに利用されている。
・生体兵器:怪獣の生体構造の兵器への応用、または怪獣そのものの軍事転用が期待されている分野。「メカ○○」とつく怪獣は本来この分野の産物で人工生命体であるとされているが、その大半は解明されていない旧世代のオーバーテクノロジーによるものである為、解析には至っていない(種類に限らず怪獣という存在そのものが旧世代技術によって製造された人造の生体兵器である可能性も示唆されている)。だが怪獣の特性を応用した素材や兵器開発は頻繁に行われており、今日使用されている通常兵器の中にも怪獣由来の物が多く存在している。CMAIおよびCMHIとの共同開発によって作られた有機成長装甲もその産物のひとつ。また対獣艇に用いられる対獣弾の弾頭部分は硬化怪獣の皮膚や骨が素材となっていることが多い。


●3C Electronics
スリーシーエレクトロニクス 略:3CE
電子産業。3C傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション41。生化学分野での計測装置の独自開発を行ってきた3Cのエレクトロニクス部門が子会社、コンピュータ関連事業を展開している。Cypher&Co.グループ内のコンピュータシェアは100%だが、世界シェアではかなり低い位置にある。その製品は専ら民生品であり、軍事転用は可能ではあるもののその類は生産していない。量子コンピュータの開発をしており、研究機関向けに非常に高い精度の計測装置を販売している。

代表製品
・計測装置:一般の研究機関向けに販売されている大型のコンピュータシステム。非常に高い精度を誇るがそれ以上に価格が高い為シェアを確保できずにいるのが現状である。
・集積回路:一般向けパーソナルコンピュータ用の安価な集積回路。技術としては月並みである。
・量子コンピュータ:Cypher&Co.本社からの受注生産品である為、一般向けはおろか周辺諸国にも販売はされていない。Cypher&Co.グループの統括機構の中枢に利用される予定となっているが、既にに導入されているとの噂もある。

●3C Cornix Plant
スリーシーコルニクスプラント 略:CP
農畜産業。3C傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション47。コロニーの農業、畜産を行っている。プランテーション農業と工場式畜産技術の確立に成功しており、コロニー住民の食生活を担っている。本来はコロニー内での消費を目的とした産業であったが、規模を拡大させ輸出産業にも力を入れている。友好的関係にある島への援助や、貿易事業の展開など、3Cグループ内においてもっとも活発な企業のひとつである。コロニーの名称が「コルニクス」であった時代に設立した為、社名には旧名が入っている。

代表製品
・プランテーション農業:大規模工場生産方式を取り入れた農園。大半が無人化されており生産の全工程がコンピュータのプログラムによって管理されている他、通常の3倍以上の速度での促成栽培を可能としており、工場並の生産力を持つ。遺伝子組み換え技術が取り入れられており、無農薬栽培となっている。味は平凡。
・工場式畜産:食肉となる動物(牛、豚、鶏、猪之良など)を無人施設で管理し、食肉になるまでの全工程がプログラム化されている。また遺伝子操作によって成長過程を加速する技術が取り入れられている。しかしそれは食肉としてのみ特化させた価値観によって行われているシステムである為、一部の団体から倫理上の問題を掲げた抗議などが発生している。


●3C Cornix Construction Co., Ltd.
スリーシーコルニクスコンストラクション 略:CoC
建設業。3C傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション42。前身はCypher&Co.都市開発部門。コロニーの開発に関わる全ての建設業を担っている。コロニー再開発計画では地下都市構想を提唱し、実現させた。コロニーの名称が「コルニクス」であった時代に設立した為、社名には旧名が入っている。

代表製品
・ブロック式都市開発システム:CoCが3C工学部門と共同で開発した次世代都市建造システム。ブロックを積み上げるように、規格化されたパーツを組むことにより都市の建設を可能とする。本来の工期の十分の一で建造物を完成させることができ、かつメンテナンス性に非常に優れている。反面、艦砲射撃や爆撃に対する耐久性能は高くなく、またその耐火性能を疑問視する声もあがっている。


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CEEグループ

Cypher Energy and Electric, Ltd.
サイファーエナジーアンドエレクトリック 略:CEE
エネルギー産業。CMAI、3Cと並んで「Cypher&Co.グループ御三家」と呼ばれるCypher&Co.グループ中核企業のひとつ。CEEグループ盟主。本社はアレア・サイファー産業区セクション39。前身はCVAエネルギー開発部門。
鉱床、油田の採掘業や都市電力供給システムの開発、設計、運営を行っている。


●Cypher Standard Oil Corporation
サイファースタンダードオイルコーポレーション 略:CSOC
エネルギー産業。CEE傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション34。石油、石炭、ガスなど天然資源を扱う。エネルギー資源の探鉱から販売までの全工程を一括で行っている。石油エネルギー企業としては世界シェアトップである。


●CEE Rectenna
シーイーイーレクテナ 略:CEER
エネルギー産業。CEE傘下の企業。本社はアレア・サイファー産業区セクション38。次世代都市電力供給システム「レクテナ」を扱う。CMAI宇宙部門との共同で発電衛星を打ち上げ、マイクロウェーブにて電力を供給している。現在このシステムの実用化、量産に成功しているのはCEERのみである。

代表製品
・レクテナ:宇宙空間に存在する太陽光発電衛星から地上のレクテナ受信施設にマイクロウェーブを用いて電力を供給するシステム。太陽光を遮ることのない宇宙空間での太陽光発電が可能であるため、マイクロウェーブが遮断されない限り半永久的に電力供給が出来る。都市電力への利用はもとより、艦船へのレクテナシステム搭載により常時動力装置への補給を受けることが可能となっている他、動力装置を簡略化させることができ、燃料タンクを必要とせず、またバッテリーも緊急用の小型のもので済んでいる。常に電力の供給がされている為、修理や物資補給を除けば理論上は半永久的に寄港する必要がない。なお、レクテナ搭載艦の動力装置は電気モーターとなっている。

三大グループ以外の企業

●Cypher&Co. Securities
サイファーアンドカンパニーセキュリティーズ 略:CCS
警備会社*11。本社は旧コルニクス新中央行政区セクション01。前身はCVA私設軍隊シーヴァ。Cypher&Co.本社の自衛警備隊。Cypher&Co.が自社戦力の拡散阻止の為に急遽作ったシーヴァ戦力の隠れ蓑のひとつ。後に大陸帝国との独立戦争時にCornix Armed Forces(CAF)へと発展解消する。


●рейдовики
レイドヴィキ 通称:Reido
戦争請負会社。本社は旧コルニクス新中央行政区セクション01。前身はCVA私設軍隊シーヴァ。一時期はその規模から「第四の御三家」とも呼ばれた。Cypher&Co.が自社戦力の拡散阻止の為に急遽作ったシーヴァ戦力の隠れ蓑のひとつ。後に大陸帝国との独立戦争時にCornix Armed Forces(CAF)へと発展解消する。


●Cornix Armed Forces
コルニクスアームドフォーセス 略:CAF
自社防衛軍。本社は旧コルニクス新中央行政区セクション01。前身はCCS及びрейдовики。もともとCVA施設軍隊シーヴァを分割していたものを再び統合させた組織。CCS、Reido共に分割時に更なる大規模化が行われたため、規模はシーヴァの比ではない。四つの統合戦闘隊によって編成されており、大陸帝国との独立戦争時には正規軍を圧倒した。後に戦争請負会社Cypher's ARKに発展解消される。

統合戦闘隊章
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●Cypher's ARK
サイファーズアーク 略:CARK
戦争請負会社。アレア・サイファー中央行政区セクション01。前身はCornix Armed Forces。コロニー防衛軍としての面に特化していたCAFを再び戦争請負会社とした組織。Cypher&Co.グループ唯一の軍事組織で、国家における軍隊に相当する役割を担っている。装備は100%グループ製品製で、グループ企業が物資支援を担っている。かつては従業員として兵士が多く在籍したが、今では技術職、管理職がその大半を占めている。現場では現場指揮官以下十数名が旗艦に乗艦するのみで、艦隊は高度に無人化されている。現在は政治的理由によりミスリル第九艦隊へと編入されている。

ロゴ
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BAMO Inc.
ビーエーエムオー 正式名称Blue Alliance Management Organization Inc.
蒼色同盟管理機構。本部は旧コルニクス新中央行政区セクション14。国家間相互扶助組織「蒼色同盟」の管理運営、作戦立案を行っている。同盟の解散と同時に本組織も解散している。後に本組織所属者達によって箱庭島主相互扶助協会が設立される。


莫斯科大飯店
モスクワ・ダーファンディエン
貿易会社。近年Cypher&Co.グループ傘下となった多国籍企業。本社は旧コルニクス新中央行政区セクション27。その規模はCypher&Co.グループと同等に匹敵する。かつてCypher&Co.が設立した国家間相互扶助組織「蒼色同盟」との密接な関係が指摘されているものの詳細は不明である。その設立はCVA以前であり、帝国の国営企業として唯一の貿易会社だった。一時期は世界有数の大企業だったが衰退が激しく、近年は表舞台に立つことはほとんどなかった。莫斯科大飯店は現在の規模を取り戻した背後にはCypher&Co.の尽力があったとされている。経営は順調に進んでいたものの、後に他国の企業との癒着問題が発覚、上層部全員の一斉解雇と共に本企業は解散。その役割をCMECへと譲渡した。


箱庭島主相互扶助協会
はこにわとうしゅそうごふじょきょうかい 通称:箱庭銀行
Cypher&Co.が加盟し、Cypherが副頭取を務めている国家間相互扶助組織。アレア支店はアレア・サイファー中央行政区セクション02。経済面、軍事面での他国との支援関係を構築している。前身に「蒼色同盟」がある。


ミスリル第九艦隊『電子魔女艦隊』

ミスリル第九艦隊(みすりるだいきゅうかんたい)は私設武装組織ミスリル傘下の独立外郭艦隊。通称電子魔女艦隊
それまでCypher's ARKとしてCypher&Co.独自の戦争請負会社として機能していたものがミスリルとの業務提携により、Cypher&Co.及びミスリルの双方所属となった部隊である。指揮系統上ミスリル側に存在することになるが、平時はCypher&Co.の管轄となっている。もともとミスリル勢力との共同作戦の多かったCARKのミスリルへの指揮系統の譲渡が事の発端である。Cypher&Co.グループの系列会社CMAIがミスリル勢力への武器輸出や共同開発を行っていた関係で、兵器開発はCMAI、軍事作戦はミスリルという形となった。
艦隊は急速な無人化が進んでおり、旗艦以外の艦は全て無人艦となっている。その代わりに操艦、戦闘を行うのがサイファーの電子魔女(Cypher's Witches)と呼ばれた自立AI*12である。自立AIはそれぞれ人間のような感情、意識、自我を持ち人間とのコミュニケーションや戦術展開を行う。CARK所属艦の搭載AIは全て女性型AIで、それぞれに呼称がついている。艦隊の構成は第2.5世代から改修した艦種が大半を占めているためベースになった艦艇が存在する。AI搭載以降はAIのペットネームがイコール艦名として扱われているため、艦名は全て女性名となっている。AIには二種類存在し、戦略レベルでの指揮系統を保有することが可能な司令級AIを「姉型AI」、戦術レベルでの思考、戦闘を可能とするAIを「妹型AI」と呼称している。

艦籍番号の規則

現在各ミスリル艦隊において使用されている基本的な艦籍規則。
0xx:戦艦
1xx:巡洋艦、駆逐艦
2xx:戦闘艇、工作艇
3xx:潜水艦、潜航艇
4xx:航空母艦
9xx:非戦闘艦船
※第九艦隊には現在潜水艦及び航空母艦が存在しないため「3」以降が頭にくる艦籍は存在しない。下2桁はそれぞれ登録順より01から始まる数字となっている。

第九艦隊所属艦

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大和級巨大戦艦

CMAI-CW000『アンサー・オブ・サイファー』
CⅡ型大和。ベース艦はアーク・ロイヤル。ミスリル第九艦隊旗艦。指揮系統の頂点として大和三姉妹の「長女」に相当する。搭載するAIは姉型AIアン。愛称はアン
CMAI-CW000/Ⅱ『ラストサイファー』
CⅡ型大和。アンサー・オブ・サイファー改修後に命名されたCypher&Co.最後の艦。
CMAI-CW001『アイ』
CⅡ型大和。ベース艦はラッキーストライクⅡ。ミスリル第九艦隊の主力艦。指揮権順位は二位。姉型AIアイを搭載しており、大和三姉妹の「次女」に相当する。愛称は艦名同様アイ
CMAI-CW002『アリス』
CⅡ型大和。ベース艦はピース。ミスリル第九艦隊の主力艦。指揮権順位は三位。姉型AIアリスを搭載しており、大和三姉妹の「三女」に相当する。愛称は艦名同様アリス

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霞級駆逐艦防空型(Anti-Air)

CMAI-CW101『ラナ』
CⅡ型霞。ベース艦はジョン・プレイヤー・スペシャル。妹型AIラナを搭載している。愛称は艦名同様ラナ。CMAIが最初にAI制御艦として使用した実験艦で、その当時は現在アンサー・オブ・サイファー搭載AIとなっているアンが本艦の制御を務めた。なのでラナは二代目である。
CMAI-CW102『レジーナ』
CⅡ型霞。ベース艦はウィンストン。妹型AIレジーナを搭載している。愛称はジナ
CMAI-CW103『クロエ』
CⅡ型霞。ベース艦はキャスター。妹型AIクロエを搭載している。愛称は艦名同様クロエ
CMAI-CW104『リリアーヌ』
CⅡ型霞。ベース艦はセーラム。妹型AIリリアーヌを搭載している。愛称はリリア

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霞級駆逐艦対潜型(Anti-Submarine)

CMAI-CW105『メイリン』
CⅡ型霞。ベース艦はウ・ア・リン。妹型AIメイリンを搭載している。愛称はリン
CMAI-CW106『エレオノーラ』
CⅡ型霞。ベース艦はカールトン。妹型AIエレオノーラを搭載している。愛称はノーラ
CMAI-CW107『レイラ』
CⅡ型霞。ベース艦はセブンスター。妹型AIレイラを搭載している。愛称は艦名同様レイラ
CMAI-CW108『タチアナ』
CⅡ型霞。ベース艦はダンヒル。妹型AIタチアナを搭載している。愛称は艦名同様タチアナ

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ミラー級イージス巡洋艦(Cruiser)

CMAI-CW109『ドロテア』
ミラー級CMAI型。姉型AIドロテアを搭載している。愛称は艦名同様ドロテア

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カメレオン対獣艇

CMAI-FS201『ファミリア・スピリットⅠ』
カメレオンCMAI型。無線遠隔操縦艇。AIは搭載していない。
CMAI-FS202『ファミリア・スピリットⅡ』
カメレオンCMAI型。無線遠隔操縦艇。AIは搭載していない。

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スパイダー工作艇

CMAI-FS2990
スパイダーCMAI型。無線遠隔操縦艇。AIは搭載していない。

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豪華客船タイタニック

CMAI-CW901『マルガレータ』
貿易船。ベースはカサカリ。双子型AIマルガレータを搭載している。所属上ミスリル第九艦隊の管轄下であるが、船はCMECの所有物。愛称はレタ
CMAI-CW902『マルガレーテ』
貿易船。ベースはカルティエ。双子型AIマルガレーテを搭載している。所属上ミスリル第九艦隊の管轄下であるが、船はCMECの所有物。愛称はレテ


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シュミット戦闘機

Cy-1F
 ミスリル第九艦隊航空隊に所属する無人制空戦闘機。モツブシ航空電子工業製シュミット戦闘機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。次期主力機にフェニックス戦闘攻撃機が挙げられているが、整備性の高さや操縦性の良さなどにより現場からはシュミット戦闘機を渇望する声は多く、現在でも主力制空戦闘機の座はシュミット戦闘機である。他国で使用されているシュミット戦闘機と差異はない。

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ホーク攻撃機

Cy-2A
 ミスリル第九艦隊航空隊に所属する無人攻撃機。モツブシ航空電子工業製ホーク攻撃機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。次期主力機にフェニックス戦闘攻撃機が挙げられているが、整備性の高さや操縦性の良さなどにより現場からはホーク攻撃機を渇望する声は多く、現在でも主力攻撃機の座はホーク攻撃機である。他国で使用されているホーク攻撃機と差異はない。

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護国攻撃機

Cy-0
 ミスリル第九艦隊飛行教導隊所属の戦闘機。モツブシ航空電子工業製護国攻撃機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。かつては飛行教導隊のアグレッサーとして、または訓練機として使用されていたが完全に退役した。他国で使用されている護国攻撃機と差異はない。

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フォートレス爆撃機

Cy-3B
 ミスリル第九艦隊航空隊所属の無人重爆撃機。モツブシ航空電子工業製フォートレス爆撃機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。他国で使用されているフォートレス爆撃機と差異はない。

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フェニックス戦闘攻撃機

Cy-4FA
 ミスリル第九艦隊航空隊に所属する無人戦闘攻撃機。モツブシ航空電子工業製フェニックス戦闘攻撃機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。次期主力機と目されているが、いまだに主力はシュミット戦闘機とホーク攻撃機であるため配備数は少ない。他国で使用されているフェニックス戦闘攻撃機と差異はない。

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メデューサ電子戦機

Cy-5E
 ミスリル第九艦隊航空隊に所属する無人電子戦機。モツブシ航空電子工業製メデューサ電子戦機をCMHIがCypher&Co.向けにライセンス生産した機体。近年配備が決定したものの保有数は圧倒的に少ない。戦場に出ることは極稀で滅多に出撃する姿は見ない。他国で使用されているメデューサ電子戦機と差異はない。


作成ページ

アレア・サイファー
蒼色同盟
蒼色feles戦争
莫斯科大飯店
箱庭島主相互扶助協会
ユリべえ



コメント

なにかあればどうぞ。

  • test -- Cypher? 2010-09-23 (木) 02:12:34
  • ブラボー・・・・おおブラボー! -- aki? 2010-09-23 (木) 09:18:38
  • 会社の構造やこのページに矛盾がありましたらご指摘ください -- Cypher? 2010-10-10 (日) 18:42:57
  • いろいろ変更。事実と創作を分けたような分けてないような…… -- Cypher? 2010-10-19 (火) 12:06:44
  • 折角なので同盟のところに色が欲しいですね。箱庭相互幇助会は白。ホテル・モスクワはC62222だったかと。白が映らない場合は背景色を設定して対処する方法があります。(途中で誤投下してしまったので編集しました) -- 2010-11-02 (火) 11:10:00
  • いろいろ大幅に変更。↑の方の背景色の変更がよくわからないのと、旧蒼色同盟の色がわからないのが問題…… -- Cypher? 2010-11-07 (日) 02:15:46
  • 真面目に厨設定を極めたいけど、どこか何かの二番煎じでしかない気がする。 -- Cypher? 2011-02-03 (木) 20:24:19
  • いつの間にやら閲覧者1000人越え。ありがたいことです。 -- Cypher? 2011-03-01 (火) 23:33:27
  • 設定凄いですね… -- 海斗? 2011-04-20 (水) 23:55:20
  • ただの設定マニアです(笑) -- Cypher? 2011-04-21 (木) 09:46:14
  • 実はど変態のCypherさんちーっす!! -- 2011-09-27 (火) 16:06:48
  • いつの間にやら閲覧者2000人越え。ありがたいことです。 -- Cypher? 2011-10-03 (月) 00:47:41
  • エンブレムなどが変わってたりヤバ過ぎパネェ… -- Sizuka? 2011-10-15 (土) 22:24:16
  • CEEだけ恐ろしく手抜き感があるなぁ…… -- Cypher? 2011-10-16 (日) 12:03:14
  • 島の名称変更するだけだけど、結構いろいろ編集しなきゃ設定がぶれる…… -- Cypher? 2011-11-11 (金) 23:38:00
  • 気づけばページ作成してから1年以上経ってた…… -- Cypher? 2011-12-03 (土) 10:17:56
  • おめでとう -- 2011-12-17 (土) 23:28:00
  • 誰か「電子魔女」を擬人化してくれないかなぁ…… -- Cypher? 2012-01-04 (水) 15:49:46
  • すごい!!リアル!ただ何となく戦艦の愛称がオレと同じ厨二な空気を感じた -- 陸猿? 2012-01-10 (火) 19:24:24
  • 私のページで宜しければ構いません(^^* それにしても、文章量が凄いですね。設定だけでも一つ小説が書けそうです。 -- 睡蓮? 2012-01-18 (水) 20:04:39
  • いつの間にやら閲覧者3000人越え。ありがたいことです。 -- Cypher? 2012-01-27 (金) 19:27:47
  • 全ての後始末が完了。これで本当にさようならです。 -- Cypher? 2012-03-08 (木) 18:25:35
  • 設定すげー -- 2012-04-01 (日) 19:40:47
  • 参考にしようと思ったけどクオリティー高すぎて参考になんねぇ -- 2012-07-21 (土) 17:41:21
  • 未だに閲覧してくださる方がいることに驚きだ。そして誤植に気付いて哀しくなりましたので修正しました -- Cypher? 2013-02-26 (火) 20:55:25

諸国紹介


*1 PS2ゲーム「ダーククロニクル」より
*2 アニメ「宇宙のステルヴィア」より
*3 アニメ「宇宙のステルヴィア」より
*4 映画「スカイ・クロラ」より
*5 戯曲「ハムレット」より
*6 PS2ゲーム「ダーククロニクル」より
*7 農場規模示す人数は雇用数でなく生産数を人数で割り出した値である
*8 後に戦場の格言にも登録されている同盟のコメント「我々は、我々に仇なす者を決して許しはせず、また慈悲を与えない」のこと。Cypherが提案した言葉
*9 戦場の格言にある「この戦争『第二次第一海域箱庭大戦』としてjoying.net史上最大のものとしたい」の発言はこのときである。
*10 帝国軍とCAFの間には実に半世紀近い技術差があったとされる
*11 実際は戦争請負会社と大差ない。
*12 AIはミスリル製である。