アレア・サイファー のバックアップ(No.17)


諸国紹介

コルニクス(Cornix)は、S海域に存在するCypher&Co.所有の会社統治領である。

島名コルニクス
エンブレムCORNIX_logo.jpg
所属海域A海域(T1300?~T1500?)
B海域(T1500?~T2053)
S海域(T2053~)
代表Cypher
管理運営Cypher&Co.
形態会社統治領
島形端寄二辺型
人口2,543,500人(T2342)
面積78,000,000坪
所属同盟蒼色同盟
外部リンクhttp://hakojoy.net/~game/navy19/hako-main.cgi?Sight=55


概要

歴史

 この島の始まりは旧第3海域である。約T400~約T500にヴェネリィ(T???-T????)によって旧第3海域で発見され「コルニクス」と名付けられた。この島はT700頃になると旧第3海域の覇者として君臨するようになりT700及びT800のターン杯を獲得している。また初代代表であるヴェネリィによって設立された新興勢力『蒼色同盟』は、当時の旧第3海域において非常に短い期間ではあったものの覇権を握っていたとされている。また一時期ではあるがこの島は「月花庭園」とも名乗っていたことが過去の記録より確認されている。
 T2000頃には旧第1海域に移籍しており、島名を「FOUNDATION-Ⅱ」と変えて龍ZERO氏率いる『箱庭相互幇助会?』の一員となっていることが戦史より確認できる。またこの頃には島の代表がヴェネリィから、Cypher(T????-)に交代している。正確な時期は不明だが箱庭相互幇助会が『ホテル・モスクワ?』へと名前と方針を変更する頃には「FOUNDATION-Ⅱ」改め「STELLVIA」も同盟戦力として頭角を現し、歴史の表舞台に立ちつつあった。島の代表であるCypherもこの頃には盟主龍ZERO氏に認められるようになり、氏の右腕的立場となっていた。ホテル・モスクワの方針*1が決まる頃には「рейдовики」と名称を変更、Cypherとこの島はホテル・モスクワひいては「エリア・ゼロ」、龍ZERO氏の私兵的立場になった。当時Cypherはその立場にありながら第一海域箱庭大戦の基礎を立案し、龍ZERO氏に進言。開戦後は連合軍側指揮官の一人として手腕を発揮する。*2Cypherは特に連合軍を人材面で支えたとされている。しかしT4400後半「兎離州」と名乗っていたこの島は突如して消滅することになる。理由は定かではないものの、非常に間の悪い引き際だった。

 時代が変わり、新たなる箱庭が開始されてから過ぎることT1300頃、「エルノシア」としてmaleth(T13??-T14??)によってA海域にて再び発見される。この島は『ミスリル』盟主ユーリ氏の「メリダ島」の管理下に置かれ、発展期は軍備及び防衛を「メリダ島」に外部委託していた。その後この島は「パームブリンクス」と名称を変更する頃には『ミスリル』の同盟員として名を連ねている。なお、『ミスリル』所属期には島の所有者がmalethからCypherへと戻っている。T1500頃、ローレシア戦争を経て第3回移籍でA海域からB海域へと移籍。名を「STELLVIA」から旧第3海域時代の名「コルニクス」へと変更し、T1855には同じく旧第3海域に存在したものと同じ名前の勢力『蒼色同盟』を旧ミスリル盟員と共に設立した。T1970頃には蒼色同盟はCypher指揮下のもと『feles?』に対して戦争を仕掛けている。
 T2053の第4回移籍によりB海域からS海域に移籍。B海域にて解散した『蒼色同盟』をS海域にて一部新たなメンバーを迎え入れる形で再開させた。2268ターンからS海域にて行われている師走の大乱では同盟員を含めて中立を宣言し、一切の軍事行動を起こさないことを両陣営に約束している。

参加した戦争

旧第1海域の戦争

A海域の戦争

B海域の戦争

S海域の戦争


島名の経緯

  • コルニクス(旧第3海域)
     ↓
  • 月花庭園(旧第3海域~旧1海域)
     ↓
  • FOUNDATION-Ⅱ(旧第1海域)
     ↓
  • STELLVIA(旧第1海域)
     ↓
  • рейдовики(旧第1海域)
     ↓
  • 兎離州(旧第1海域)
     ↓
  • エルノシア(A海域)
     ↓
  • パームブリンクス(A海域)
     ↓
  • STELLVIA(A海域~B海域)
     ↓
  • コルニクス(B海域~S海域)


所属同盟の経緯

  • 蒼色同盟(旧第3海域~不明)
     ↓
  • 箱庭相互幇助会?(旧第1海域)
     ↓
  • ホテル・モスクワ?(旧第1海域)
     ↓
  • Σミスリル(A海域)
     ↓
  • 蒼色同盟(B海域~S海域)

地理

 コルニクスは衛星から確認することはできないが、都市機能を全て地下に移している。地下都市は多層構造の「区画」となっており、1区画あたり40~50の「セクション」と名付けられた地区に分けられている。区画は計10+1区に分かれており、それぞれ「新中央行政区」「産業区」「特殊実験区」「第1都市区」…「第7都市区」と呼ばれている。10区に含まれないプラス1とカウントされているのは「表層区」と呼称されているがつまりは地上である。各区画及び各セクションを移動するにあたっては基幹道路を利用するか、またはCECのリニアレールシステムを使う必要があるが、どちらもセクション間には警備目的で設置されたセクションゲートが存在し、セクションゲートによって厳重に警備されている。この警備システムは有事には物理的閉鎖を行うが普段は開放されており、Cypher&Co.グループ従業員及びその家族(つまりはコルニクス全住民)に移植を義務付けられたナノマシンによるパーソナルコード出力を読み取る形でセキュリティ維持を行っている。
 島の地表で確認できる都市部分は約90%が偽装都市であり無人である。一部は地表施設の管理目的を持った有人都市であるがそれ以外は地下都市機能維持の為に設置された無人稼動施設となっている。高層ビル群は地下都市の光源となっている集光装置ビルや発電用のレクテナシステムビルか、または空調用給排気塔、空気中から水分を取り出し生活用水とする水分凝結塔である。3つ存在する農場はCOP所有の大規模プランテーション農場で、1つ存在する工場は排出ガス浄化度が地下都市設定浄化度に達しなかった為に地上運営が命じられた3C所有の化学工場である。本島南には本島地下とリニアレールシステムで繋がった要塞島が存在し、隣接するようにCEE所有の海底採掘基地が存在し、そこから更に南西の海上にも同じく海底採掘基地が存在する。多数存在する軍港はCypher&Co.本社が所有する軍施設で、それぞれがフォートレス爆撃機を余裕で搭載できる程の巨大なエレベータ・シャフトで繋がった地下格納庫へと通じている。事実、表面に見える港及び滑走路は軍施設の一部に過ぎずその大半が地下基地となっている。

複合企業Cypher&Co.

Cypher&Co.は、hakojoy.net内に存在する島コルニクスを本拠地とする架空の複合企業(コングロマリット)。箱庭諸島S海域に存在するコルニクスを所有、管理運営を行っている。

会社名サイファーアンドカンパニー
英名Cypher&Co.
ロゴC&Co..jpg
基本理念Solve et Coagula
The equality is death
種類株式会社
本社所在地コルニクス新中央行政区セクション00(セントラル)
設立-
業種コングロマリット
事業内容領土統治事業、軍事事業、軍需産業、都市開発事業、化学事業、エネルギー産業、運輸事業
代表者Cypher
資本金-
純資産-
総資産-
従業員数連結:約2,400,000人
単独:約100,000人
主要子会社CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL Co., Ltd.
3C
Cypher Energy and Electric Ltd.
Cornix Armed Forces
関係する人物ヴェネリィ(共同創業者?)
maleth(元役員?)
前身CYPHER and VENELY ARMS Co.,Ltd.

沿革

 前身は某国に本拠地を置いていた兵器開発会社「CYPHER and VENELY ARMS(以下CVA)」。主に航空機用機関砲や各種ミサイル、艦船に用いられる火砲の製造、販売、輸出を行ってきた。国家を相手取る事業を多く行っており取引先の国家に兵器性能を評価してもらうために「試用部隊」と呼ばれる自社製品のアピールの為の自社製品で武装した会社の専門の部隊を派遣し、直接性能評価をしてもらうという大胆なセールス方法で多くの利益を上げてきた。CVAはその莫大な利益を元に国家の支援でライセンス生産ながら艦船や航空機の生産事業にも着手し、それに加えて兵器開発会社としては珍しく軍需市場だけでなく民生品市場にも介入するようになった。
 やがてCVAはエネルギー開発やバイオテクノロジーといった分野にも着手するようになったが、順調な事業展開とは裏腹に経営体系は過去のままであることが問題視されていた。CVAはそれまで一本化されてきた経営体系の見直しを図り、それぞれを専門分野として分社化することを決定する。この段階で後に「グループ御三家」と呼ばれる生化学系企業の『3C』、エネルギー産業系企業の『Cypher Energy and Electric(以下CEE)』がCVAから分社化し誕生。同時に今後発生する子会社の統括と企業規模の拡大を目指して統括企業(持株会社)『Cypher&Co.(以下Cyp)』が設立される。またCypの設立によりCyp傘下の企業となったCVAは名称を『CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL(以下CMAI)』と改称、グループ内最大の企業となった。当時CVAがそのセールス方法で莫大な利益を上げていた「試用部隊」と呼ばれる私設軍隊はCVAの肥大化と共に取引先の国家から存在を危険視されるようになっていたため、CMAIへの改称時に解体された。しかしCypは自社戦力の拡散の阻止と所属兵士の雇用保障から警備会社として『Cypher&Co. Securities(以下CCS)』を、また外国間同士での戦争における利潤確保の一環として(自社製品の宣伝目的を含んでいる)戦争請負会社『рейдовики(以下レイド)』を設立、正式な手続きで保有戦力を維持した。
 Cypは兵器輸出において専属契約を結んでいた領土拡大政策を行っている某国の依頼によって当時発見されたばかりで航海ラッシュの続く海域での調査測量を行うこととなった。一見Cypグループには専門外とも思える調査測量事業だが、公海上での兵器運用実験を多数経験していたCVAは自前の調査測量用の製品を多数開発しており「試用部隊」によって運用されていた。事実、これらの測量装置は販売目的ではなく事業の一環として運用されており「試用部隊」は測量隊の一面を持っていた。よってこの海域調査は「試用部隊」を前身に持つレイドの測量隊によって行われることとなった。この海洋調査により、レイドは後に「コルニクス」と呼称される無人島を発見した。この無人島は某国領として扱われたが実質的な管理はCypに委託されており、このときはじめてCypの会社統治領となった。この無人島は比較的他国の侵攻を受けやすい位置にあった為、Cypはレイドに島の主権を譲渡、急速な武装化がなされた。この頃からグループ御三家を筆頭にCypグループの企業が開発目的で島への進出を果たすようになり、急激な人口増加と近代化が行われた(通称projectFOUNDATION)。しかし、あるときレイドに重大な不祥事が発覚し島内で内乱が発生。事態に収拾をつけるべく島の管理にCypが介入する。しかしレイドの腐敗はCypが当初予想したものよりも深刻化しており、泥沼化は必至だった。また、グループ内紛争が秒読み段階となったときレイド所属の一部兵士が3Cの化学工場を占拠、自爆目的での爆破が行われた。爆発の影響で有毒ガスが島全域に渡り、死の島と化した為Cypグループは島からの撤退を余儀なくされ、放棄を決断するという最悪の結末を迎えた。この事件は管理依頼をしていた最大の得意先である某国の信用の喪失、島自体または島から他国への全経済システムの喪失、そしてグループ上位にあったレイドの喪失といずれもグループの存続にかかわる重大な不祥事だった。
 Cypは経済的損失の打開を打ち出すまでにかなり疲弊することとなった。幸いにも完全撤退をした事業は戦争請負事業のみで、グループのメイン産業としていた軍需事業やエネルギー事業、バイオテクノロジー事業の三大事業への損害は非常に軽微だった。以前よりも規模の縮小を余儀なくされたものの、グループが傾くことはなかった。またCypは以前の反省を踏まえてグループ内での会社転覆を狙う不穏な動きの全排除と共に以前の勢力を取り戻すべく有害物質に覆われた以前放棄した島の再開発プロジェクトを立ち上げた(通称エルノシア計画)。
 島の再開発には過去のアウトソーシング方式ではなくCyp主導による方針に変更。3Cの化学部隊とCypが新設した建設会社『CORNIX CONSTRUCTION(以下COC)』の調査測量隊が最初に島に上陸。Cypは比較的汚染濃度の低い旧都市区(рейдовики行政第一区)に拠点を設け、有害物質の除去作業を行った。特に汚染された土壌の処理には時間がかかり、結果として現存する土壌の八割を廃棄し新たな土地作りを行う運びとなった。またこの機に乗じてCyp社が当初より計画を推し進めてきた地下都市構想が実現し、都市機能の大半を地下へと移すことに成功した。島の再開発にはCOCが基礎を設計、開発したブロック式都市開発システムが使われ従来の十分の一程の工期で区画整理された都市が作られた。有害物質の完全な排除に成功した島の表層部には農業プラントが整備され、地下都市設計の一環として集光装置やレクテナ発電システムの立ち並ぶ高層ビル群が建造された。また新たにCEE主導のもと海底鉱床の開発に着手するなど順調な発展が続く中、Cypがその発展の象徴として「コルニクス」に本社を移転することを決定する。これをもって正式に「コルニクス」を会社所有物としたCypは新たな経営体系を樹立させ、農畜産系企業『CORNIX PLANT』や運輸企業『Cornix Express Company』等の新たな子会社も設立した。レイドの一件より撤退していた戦争請負事業も新たに『Cornix Armed Forces』の設立をもって復活している。

グループ

CYPHER MASTER ARMS INDUSTRIAL Co., Ltd.

サイファーマスターアームズインダストリアル 略:CMAI
軍需産業。コルニクス新中央行政区セクション21に本社を置くCypher&Co.グループ最大規模の企業。グループトップ3を構成する通称「御三家」のひとつ。前身はCYPHER and VENELY ARMS(サイファーアンドヴェネリィアームズ 略:CVA)。主に艦船に搭載されている艦載砲、シュミットやホーク用の航空機関砲、空対空ミサイル、空対艦ミサイルの開発、生産、輸出を行っており、自社向け用として艦船や航空機のライセンス生産も行っている。他企業との業務提携にも積極的で、新製品の共同開発にも力を入れている。

代表製品

  • SEA=FIREシリーズ:艦載砲のブランド。駆逐艦向け速射砲から戦艦向け大口径連装砲までを網羅し、近年は電磁加速を用いた次世代速射砲の開発も行われている。
  • AIR=FIREシリーズ:航空機関砲のブランド。ガトリング機構を採用した20mm、25mm機関砲が主流だが30mmリボルバーカノンも設計、生産している。また受注生産品ではあるものの、規格外として57mm及び75mm砲の生産もしている。
  • 空対空ミサイル:戦闘機搭載型のミサイル。シュミット向け長射程ミサイルが主流だが、フェニックス向け短射程ミサイルも生産している。
  • 空対艦ミサイル:戦闘機搭載型のミサイル。ホーク向け対艦ミサイルが主流だが、一部フェニックス向けミサイルの建造も行っている。
  • 有機成長装甲(Growth Armor):近年CMAIと3Cの共同開発によって誕生した新素材。特定の怪獣に見られるダメージを受けた際の硬化作用に注目した素材で、艦船や航空機の装甲板をはじめとしたあらゆる素材に広く使用されている。また生物的特徴である「成長」を素材に取り入れ、あたかも艦船や航空機が生物のごとく成長しているかのように耐久性が強化されるシステムが組み込まれている。これは戦闘を経験するごとに素材が代謝して材質としての最適化が行われる為に起こる現象で、代謝反応が限界に達して完全に最適化されると、その耐久性は本来の2倍まで伸びることが確認されている。欠点としてはあくまで「生体パーツ」であるため、維持には栄養が欠かせないことである。このため多くの艦船はクルーの他に艦船自体にも食料を必要とするようになっている。

     

3C

スリーシー 正式名称:Cypher Chemical Company
生化学産業。コルニクス特殊実験区セクション44に本社を置くグループ内規模ナンバー2の企業。グループトップ3を構成する通称「御三家」のひとつ。バイオテクノロジーを利用した製品開発を行っている。怪獣の生体研究に力を入れており、兵器や医療を主に様々な分野での怪獣由来の技術や製品を生産している。

代表製品

  • 再生医療:怪獣の再生能力に着目、人体に応用した再生医療技術。サイバネティクス技術との並行開発で脳以外のありとあらゆるパーツの再生を可能としている。現在は治療のリスク低減を主眼に研究が進められている。
  • サイバネティクス技術:主に再生医療技術との並行開発で進められている技術。義肢、義足はもとより人工心臓等の内臓の機械化による治療をメインとしているが、人間の本来以上の能力を発揮する為の強化プログラムにも用いられている。実験段階では多くの人間、または怪獣を対象に非人道的な機械化改造が行われていた。現在ではナノマシンをはじめとした安全と確認された技術が医療分野で盛んに利用されている。
  • 生体兵器:怪獣の生体システムの兵器への応用、または怪獣そのものの兵器への転用が期待されている分野。「メカ○○」とつく怪獣はこの分野の産物とされているがその大半は解明されていない旧世代のオーバーテクノロジーである為解析には至っていない(種類に限らず怪獣という存在そのものが旧世代技術によって製造された生体兵器である可能性も示唆されている)。だが怪獣の特性を応用した素材や兵器の開発は頻繁に行われており、今日使用されている兵器の中にも怪獣由来のものが多く存在している。
  • 有機成長装甲:CMAIの項参照のこと。


●3C Electronics

スリーシーエレクトロニクス 略:3CE
電子産業。コルニクス特殊実験区セクション37に本社を置く3C傘下の電子産業。もとは生化学分野での計測装置の独自開発を行ってきた部署だったが子会社化し、コンピュータ関連事業を展開している。Cypher&Co.グループ内のコンピュータはほぼ3CE製だが、世界シェアではかなり低い位置にある。量子コンピュータの開発をしており、研究分野向けの非常に高い精度の計測装置の生産を行っている。

代表製品

  • 計測装置:主に一般向けではなく研究分野においてシェアがある大型のコンピュータシステム。高精度だが性能の割に価格が高い為シェアを確保できずにいるのが現状である。
  • 量子コンピュータ:Cypher&Co.本社からの受注生産品である為、一般向けはおろか周辺諸国にも販売はされていない。Cyp社の統括機構の中枢に利用される予定だが、既に導入されているとの噂もある。


Cypher Energy and Electric Ltd.

サイファーエナジーアンドエレクトリック 略:CEE
エネルギー産業。コルニクス産業区セクション39に本社を置くグループ内規模ナンバー3の企業。グループトップ3を構成する通称「御三家」のひとつ。鉱床、油田の採掘業や都市電力供給システムの開発、設計、管理運営を行っている。現在「レクテナを用いた宇宙太陽光発電システム」を使う次世代都市電力供給システムでは世界シェアナンバー1を誇っている。

代表製品

  • 化石燃料:海底鉱床から採掘のできる石油、天然ガス。輸出シェアとしては世界市場ではトップ5に並ぶ。
  • レクテナ:宇宙空間に存在する太陽光発電衛星から地上のレクテナ施設にマイクロウェーブで電力を供給する次世代都市電力供給システムで、太陽光を遮ることのない宇宙空間で太陽光発電が可能であるため、マイクロウェーブが遮断されない限り永久に発電を続けることのできるシステム。またレクテナ受信装置を搭載することにより洋上の艦船は常時動力装置への補給を受けている為長期間の任務に赴く事が可能となっている。


●CORNIX PLANT

コルニクスプラント 略COP
農畜産業。コルニクス産業区セクション48に本社を置く。コルニクスの農業、畜産を行っている。プランテーション農業と工場式畜産技術の確立に成功しておりコルニクス住民の食生活を担っている。本来は島内での消費を目的とした産業だったが、規模を拡大させ輸出産業にも力を入れている。また友好的関係にある島への援助も積極的に行っておりCypher&Co.の外交カードとしての役割も担っている。

代表製品

  • プランテーション農業:大規模工場生産方式を取り入れた農園。大半が無人化しており生産の全工程がコンピュータのプログラムによって管理されている他、通常の三倍以上の速度での促成栽培が行われており、工場並の生産力を持つ。遺伝子組み換え技術が取り入れられており、無農薬栽培が可能となっている。味は平凡。
  • 工場式畜産:食肉となる動物(牛、豚、鶏)を無人施設で管理し、食肉になるまでの全工程がプログラム化されている。また特殊な遺伝子操作によって成長過程を加速する技術が取り入れられている。食肉としてのみ特化させた価値観によって行われているシステムである為、一部からシステムの見直しを検討するようにと抗議がある。


●Cornix Express Company

コルニクスエクスプレスカンパニー 略CEC
運輸業。コルニクス第7都市区セクション10に本社を置く。旅客、運送を行っている。コルニクスの各セクションを地下で結ぶ巨大な流通システムを有しており、高い信頼性と精度を誇っている。

代表製品

  • リニアレールシステム:コルニクス内の各セクションを網の目のように結ぶ鉄道の一種。車両はCMAIとCECの共同設計、生産となっている。最高速度は120km/hで、一般客車は15両編成、貨物はその限りではない。


●CORNIX CONSTRUCTION Co.,Ltd.

コルニクスコンストラクション 略:COC
建設業。コルニクス第2都市区セクション02に本社を置く。コルニクスの開発にかかわる全ての建設を行っている。それまでアウトソーシングをしていた建設業をCyp社主導のもとで自社グループで行えるように設立した新興企業。背後に3Cが絡んでいる噂がある。

代表製品

  • ブロック式都市開発システム:COCが3Cと共同で開発した都市建造システム。まるでブロックを積み上げるように、規格化されたパーツを組むことにより都市を形成することができる。本来の工期の十分の一で建造物が完成し、かつメンテナンス性に非常に優れている。反面、艦砲射撃や爆撃に弱い傾向にあるとされており、またその耐火性能を疑問視する声も上がっている。


BAMO Inc.

ビーエーエムオー 正式名称Blue Alliance Management Organization Inc.
蒼色同盟管理機構。コルニクス新中央行政区セクション14に本社を置く。同盟関連の管理運営、作戦立案を行っている。


●рейдовики

レイドヴィキ
戦争請負会社。рейдовики行政第一区(現・コルニクス新中央行政区セクション00)に本拠地を置いていた。一時期はその規模から「第四の御三家」とも呼ばれた。不祥事により倒産、解体。戦力は後にCCSへと吸収、CAF設立の布石となった。


●Cypher&Co. Securities

サイファーアンドカンパニーセキュリティーズ 略:CCS
警備会社*3。コルニクス新中央行政区セクション00(セントラル)に本社を置く。Cypher&Co.本社の自衛警備隊。


Cornix Armed Forces

コルニクスアームドフォーセス 略:CAF
戦争請負会社。コルニクス産業区セクション24に本社を置く。CCSより独立。後述。



戦争請負会社CAF

CAF(Cornix Armed Forces) は、Cypher&Co.グループに所属する架空の戦争請負会社。
かつてはCCS(Cypher&Co. Securities)の一部隊だったが、軍備拡充路線をとるCypher&Co.本社の方針によってCCSより独立、再編成したのがCAFである。

会社名コルニクスアームドフォーセス
英名Cornix Armed Forces
略称CAF
本社所在地コルニクス産業区セクション24
設立-
業種戦争請負会社
事業内容軍事事業、軍需産業
代表者Cypher
資本金-
純資産-
総資産-
従業員数-
前身Cypher&Co. Securities




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第101統合戦闘隊

CAFの航空部隊。各国の空軍に相当。主に航空戦力を用いた自島の防衛と、敵島への侵攻を行う。
戦時以外は主に発着訓練を兼ねた哨戒飛行を行っており、コルニクス本土と要塞島の双方でシュミット戦闘機を見ることができる。次期CAF主力戦闘機コンペティションにはフェニックス戦闘攻撃機の名が挙がっている。


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シュミット戦闘機
 CAFF-1
 CAF第101統合戦闘隊第1~15飛行中隊所属の制空戦闘機。モツブシ航空電子工業製シュミット戦闘機をCMAIがコルニクス向けにライセンス生産した機体。通称シュミットMk.Cまたはサイファーシュミット。他国で使用されているシュミット戦闘機と差異はない。

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ホーク攻撃機
 CAFA-2
 CAF第101統合戦闘隊第1~15飛行中隊所属の攻撃機。モツブシ航空電子工業製ホーク攻撃機をCMAIがコルニクス向けにライセンス生産した機体。通称ホークtypeCまたはコルニクスホーク。他国で使用されているホーク攻撃機と差異はない。

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護国攻撃機
 CAFF-00
 CAF第101統合戦闘隊飛行教導隊所属の戦闘機。モツブシ航空電子工業製護国攻撃機をCMAIがコルニクス向けにライセンス生産した機体。現在は一線を退いている為、飛行教導隊のアグレッサーとして、または訓練機として使用されている。

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フォートレス爆撃機
 CAFB-1
 CAF第101統合戦闘隊第1~第15飛行中隊所属の爆撃機。モツブシ航空電子工業製フォートレス爆撃機をCMAIがコルニクス向けにライセンス生産した機体。通称C型フォートレス。他国で使用されているフォートレス爆撃機と差異はない。



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第202統合戦闘隊

CAFの艦隊。各国の海軍に相当。主に戦闘艦を用いた自島の防衛と、敵島への侵攻を行う。
艦籍番号の規則は頭の数字は「0」が戦艦、「1」が駆逐艦、「2」が潜水艦、「3」が航空母艦となっているが、CAFは現在潜水艦及び航空母艦を保有していないため「2」以降が頭にくる艦籍は存在しない。それより下3桁はそれぞれ登録順より101から始まる数字となっている。
部隊発足時の旗艦はCCS所属の霞級駆逐艦水雷型(後、防空型に改修)『ジョン・プレイヤー・スペシャル』(CCS-DD1→CAF-1101)だったが、CAFが独自に大和級巨大戦艦2隻を配備したことにより、現在は大和級巨大戦艦『ラッキーストライク』(CAF-0101)が旗艦である。また、CAFの設立を記念してCCSより『ジョン・プレイヤー・スペシャル』がCAF艦隊に譲渡、編入されている。T2221にコルニクス沖に出現したメカいのらによって二代目旗艦『ラッキーストライク』(CAF-0101)が沈没。同級艦『アーク・ロイヤル』(CAF-0102)が三代目旗艦となった。


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大和級巨大戦艦

  • CAF-0101『ラッキーストライク』
    CAF第202統合戦闘隊旗艦(二代目)。通称「双子大和」と呼ばれる2隻の大和級巨大戦艦の1隻。CAFの中核戦力となっていた1隻。T2221コルニクス沖にて沈没
  • CAF-0102『アーク・ロイヤル』
    CAF第202統合戦闘隊旗艦(三代目)。通称「双子大和」と呼ばれる2隻の大和級巨大戦艦の1隻。CAFの中核戦力となる1隻。
  • CAF-0103『ラッキーストライクⅡ』
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。先代『ラッキーストライク』沈没を受けて戦力補充の為に新たに建造された。CAFの中核戦力となる1隻。
  • CAF-0104『ピース』
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。『ラッキーストライクⅡ』と同時期に建造された。CAFの中核戦力となる1隻。


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霞級駆逐艦防空型

  • CAF-1101A『ジョン・プレイヤー・スペシャル』
    CAF第202統合戦闘隊旗艦(初代)。元CCS所属艦。CCS所属時の艦籍番号はCCS-DD1。水雷型より改修。
  • CAF-1102A「フィリップモリス」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。水雷型より改修。
  • CAF-1103A「ポールモール」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。
  • CAF-1104A「ウィンストン」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。水雷型より改修。

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    霞級駆逐艦対潜型

  • CAF-1105S「ウ・ア・リン」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。
  • CAF-1106S「ガラム」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。T2040機動隊沖にて沈没
  • CAF-1107S「セブンスター」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。水雷型より改修。
  • CAF-1108S「ヴォーグ」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。
  • CAF-1109S「クール」(仮称)
    CAF第202統合戦闘隊所属艦。




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第303統合戦闘隊

CAFの警備部隊。主に艦艇を用いた怪獣討伐を行う。
CAF戦時下艦隊編成特例第零号(通称スクランブル・ゼロ)*4により第101統合戦闘隊及び第202統合戦闘隊に所属する艦艇が各戦闘隊指揮下のまま第303統合戦闘隊に編入されることがある。


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カメレオン対獣艇

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投網漁船

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霞級駆逐艦
 スクランブル・ゼロ


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第404統合戦闘隊

CAFは存在を認めているものの艦隊編成、任務は非公開となっている。





рейдовики破綻事件

 Cypher&Co.(以下Cyp)最大の暗部とされているрейдовики破綻事件はCypの信用を大きく揺るがすものだった。Cyp介入直前のрейдовики(以下レイド)は腐敗しきっていた。実際、経営側と傭兵側の間に修復不能な溝があったとされている。急激な軍備拡大によって傭兵側内部に軍事支配を目的とした危険思想が蔓延、傭兵側の反乱を懸念した経営側は全傭兵の給与を渋り経営側の権力を示す行動を行った。しかし実際危険思想を抱いていた者は極一部でしかなく、むしろこの経営側の行動によって傭兵側の不審が広まってしまった。同時に反会社勢力のネガティヴキャンペーンと思われていた非人道的な兵士強化プログラムを適用した非正規実験部隊の存在が携わっていた研究員による内部告発によって暴露。兵士を使い捨てとする会社の方針も明らかにされ、経営側の退陣が余儀なくされた。しかし、経営側は「非人道的実験は一部の傭兵側の人間によるものである」と正式発表、いよいよ傭兵側の不審は加速し「経営陣の保身による虚言」として反乱軍が結成された。経営側と傭兵側との全面戦争が秒読み段階となったそのとき経営母体であるCypの直接介入が行われた。しかし既に内乱はCyp本社でも手に余る状態となっており、とうとう3C所有の化学工場が傭兵によって占拠されてしまう。傭兵側の篭城作戦としてCCSが判断したがそれは誤りで、実際は化学工場の汚染範囲を熟知した自爆行為であった。傭兵側の作戦通りに自爆が行われ3Cの工場は完全に破壊、爆発の影響で有毒ガスが蔓延、土壌汚染も確認された。これを機にCypはグループ企業を含めて全てが島より撤退することとなる。その後レイドは不祥事の責任をとって解体、経営陣は追放される。傭兵側は一部Cypに反乱した者を除いてCCSに編入され事態は収拾された。これ以降Cypは新たにCAFを設立するまで戦争請負事業から撤退することとなった。また結果として多くの得意先を失い、また信頼もガタ落ちすることになったが、その後の開発の手際の良さ、また委託管理だった島が某国の手を去り会社の所有物となった経緯から、この一連の反乱事件は島の所有権を見据えたCypの故意の行動だった可能性であることが指摘されている。

Cypher&Co.にまつわる噂

幽霊会社
 多くの子会社を抱え、その総従業員数は250万人を越えるとも言われているCypだが、子会社の存在感にもかかわらず親会社であるCypは不明瞭なところが多い。その理由として島の統治にあたって直接関連する部分には必ずいくつもの子会社が連なって存在し、業務が細分化されているためであるという点が挙げられる。これは一見して島の運営の効率化を目指した構造だが、それと同時に親会社であるCypを島の運営体系から遡るルートでの情報収集から遠ざけ、保護する役割を持っているようにも思える。実際この構造をとった業務体系は成功しているようで、島の運営の効率化はもとより、Cypの内部情報を子会社からのルートで探ることは不可能である。しかし、島の人々の生活を担っているのがこの実体不明の謎めいた企業というのはなんとも気味の悪い話である。それなのに誰一人として不確定要素にその身を委ねることを拒まず、島の運営が順調なのはCyp社という企業があまりにも生活に密着しすぎているため、島で生活している従業員が企業の存在を意識すること自体が希薄になっているところに理由がある。それを証拠に島に住んでいる者がCypの従業員という意識よりもコルニクスという島の住民であるという意識のほうが強い。

Cypher&Co.の正体
 企業の規模にもかかわらずあまりに情報が少なすぎるCypの存在に対して、一部経済界の識者は好奇の目でこの企業を捉えている。というのも信憑性は定かではないものの、識者達に贔屓にされている有力な情報筋から「Cypの実体は入念に設計されたAI管理システムであり、代表者Cypher一人によって管理、制御されている」という噂が浮上したのである。しかし、それを証明または否定する手段は存在せず、当のCypはこの件に関して沈黙を続けており噂が噂を呼ぶような状況になっている。

代表者Cypherの正体
 コルニクス及びコルニクスの管理運営を行っているCypの代表であるCypherに関しても不明な点が多い。他島との外交や同盟の管理、作戦立案等で表に立つ機会は少なくなく、蒼色同盟盟主及びコルニクス代表の肩書きで現れるCypherは比較的見かけることができる。しかし見かけるとはいえその全てが文章での通信であるため実体はやはり不明である。
 ある識者がCypのことを「幽霊会社」と呼んだことがある。だがそれと同時に代表者Cypherもまた「幽霊」なのではないかという常識人からしてみれば有り得ない話もその話題性からまことしやかな話として流れている。しかしそれを真面目に研究している人間がいることも確かである。それはCypherが幽霊なのかどうかというものではなくCypを構成するAIシステムが存在するとして、Cypherもその一部なのでは無いかという考え方である。それを裏付ける要素のひとつとして、かつてCypに侵入を試みた人間の暴露によって島の全権がCypを通じてCypherという個人に委託されている事実が判明したことがあった。これはCypherという存在がAIシステムにおける頂点に位置づく中央コンピュータである可能性を示唆しているが、それもまた憶測の域を出ず多くの謎を残すままである。

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コメント

なにかあればどうぞ。

  • test -- Cypher? 2010-09-23 (木) 02:12:34
  • ブラボー・・・・おおブラボー! -- aki? 2010-09-23 (木) 09:18:38
  • 会社の構造やこのページに矛盾がありましたらご指摘ください -- Cypher? 2010-10-10 (日) 18:42:57
  • いろいろ変更。事実と創作を分けたような分けてないような…… -- Cypher? 2010-10-19 (火) 12:06:44
  • 折角なので同盟のところに色が欲しいですね。箱庭相互幇助会は白。ホテル・モスクワはC62222だったかと。白が映らない場合は背景色を設定して対処する方法があります。(途中で誤投下してしまったので編集しました) -- 2010-11-02 (火) 11:10:00
  • いろいろ大幅に変更。↑の方の背景色の変更がよくわからないのと、旧蒼色同盟の色がわからないのが問題…… -- Cypher? 2010-11-07 (日) 02:15:46

諸国紹介


*1 後に戦場の格言にも登録されている同盟のコメント「我々は、我々に仇なす者を決して許しはせず、また慈悲を与えない」のこと。Cypherが提案した言葉
*2 戦場の格言にある「この戦争『第二次第一海域箱庭大戦』としてjoying.net史上最大のものとしたい」の発言はこのときである。
*3 実際は戦争請負会社と大差ない。
*4 第101及び第202統合戦闘隊は戦時下を含む特別な状況下において、CAF作戦本部の発令により第303統合戦闘隊に編入することができる。