ノート:SG戦史読本・第1巻『時には昔話を』

アスジー戦争とは、SGにとって2回目の戦争です。
戦争としてはごく小規模で取るに足らない戦争でしたが、SGにとってはその後を左右することとなった戦争でした。

SGにとって、この戦争ではニ方面作戦を取ることとなり、間違えれば二方向からの攻撃を受ける事にもなりかねませんでした。
しかし、それを回避できたのはおそらく、SGの極秘外交によるものだったのでしょう。

SGはこの戦争の結果、人口は戦前の方が戦後よりも高く、軍港も破壊されるなど、勝利した戦争ではありませんでした。
しかし、この戦争によって軍港破壊のダメージの大きさ、現状の島問題などが見つめられる事となり、成果は十分あったでしょう。

奇遇な事に、アスジー戦争に関わった4島のうち、3島が同盟の盟主で、『青天の霹靂』と『生存戦略同盟』はB海域において1位2位を争いました。
さらにはEEZはC海域にて『SFC』を結成しています。

ヘデクパウダーはその後、SGによってほぼ壊滅し、いまや見る影もありません。



さて、このSG戦史読本・第1巻ですが、登場するのは当時のSG帝国皇帝カーキと海軍総指令ジャガリ、そしてSGを取り巻くいくつかの島々です。

皇帝カーキはペテン戦争後、新SG帝国第2皇帝としてオナーウの跡を継ぎました。
自ら邪王と名乗ったカ―キはその名の通り、邪道を突き進む事となります。
不在の乱中に子グーファに皇帝の座を譲るまで、周囲の評価とは反対に良い成果を上げました。

ジャガリはペテン戦争時に籠城作戦を取り、SG帝国を守ったとして前皇帝オナーウから絶大な信頼を受けました。
カーキに皇帝の座が移っても、ジャガリは帝国のために海軍総指令として職務を全うし、第2次ペテン戦争中に亡くなります。
堅実な戦術を取り、決して求めようとはしなかったというジャガリの志は今でもSG海軍に根付いています。

語られる事の無かった白月島・ラウテルン共和国・シベリア連邦はA海域に移動しました。
が、既にそれらの島々をSGは追い抜いています。



この第1巻を執筆したのは、ジャガリを良く知る人物であり、ジャガリ回想録でもあります。
第2巻以降もこの人物が執筆していくことに成りますが、内容はいざ知らず。




この読本は2011.10.21に作られました。
掲載されている情報はその時点のものです。



読本感想はこちらまで。


  • 「爆撃は事故」って演技だったのですよ…こいつ馬鹿だなって思わせておいてシュミ派遣したでしょう。経験値美味しかったです -- 海音@旧アスキー? 2011-10-21 (金) 16:59:05
  • あの対獣艇と漁船は客船のための護衛です。せっかく作った以上、怪獣に襲われることは避けたかったので。 -- 百里? 2011-10-21 (金) 19:45:51
  • 自分が怒ったのは対獣艇の撃沈より、自分の攻撃中止要請が無視されたことです。 -- 百里? 2011-10-21 (金) 19:47:48