note/アレア・サイファー のバックアップ差分(No.15)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
&size(35){チラシの裏とCypherのハードボイルド・ワンダーランド(仮称)};
*連続小説『艦橋の少女』 [#ga7748a2]
原作:hakojoy.net~
著:Cypher~
~
不定期更新で[[アレア・サイファー]]に関わる物語を執筆していきます。駄文でごめんね!~
~
*2011/12/08 [#zbd3f281]
どこもかしこも人身事故。どうしてそう日本人は死にたがりますか!~
自由意思があるのに自ら命を絶てない生物より、理性を持つゆえに自らの命を絶てる賢さを持っている人間の方が命に対して軽率なのはどうしてなの!?~
大事にしなさいよ命、つないでいけよ、命のバトン。~
そんなきれいごと並べて生きていくくらいなら、博打みたいな人生の方が絶対に面白い。~
アナーキーに、インモラルに。~
リベラルよりもフリーを求めよ。~
そんな既存の枠組みのとらわれているから、いつまでたっても新しい発想が生まれてこないんだ。~
「歯車のような人生は嫌。私は私のやりたいことで私を表現して生きていくの」~
そういったあなたの後ろ姿はかっこよかった。~
僕をこんな思想にしてしまった貴女はいまはどこにいるの?~
貴方のおかげで、今日も僕は表現者です。~
人生にリセットボタンがあるとしたら、僕は最初から安定した生活を望んでいたはずです。でも電源ボタンしかないから、せめて今生きているこの人生はどんなものよりも面白いものにしようと努力するわけです。~
人生に巻き戻しなんかあったら尚更面白味は消えてしまうわけで。~
そう、それが更に理不尽な自分の意図しない巻き戻しだったら、やる気なんて失せてしまう。~
でも「まぁ、それもアリかっ!」と思えるようなタフさがあるのは良い事だと思います。~
そんなことくらい、大目に見て明日の事でも考えよう。今日より明日の方がきっと面白い日になるはずだ。そう思って日々を乗り越えていける人は強いんです。~
これ、全部自分に対して投げかけている言葉です。~
**第1話「電子魔女計画」2012/01/04 [#h7db4c6a]
~
なんだかしらねぇが、頭に来ていることだけは事実だ。隠すつもりもないしだますつもりもない。正直イラッとしてんのさ俺だって。~
男は軍艦の艦橋から穏やかな海を眺めていた。~
おもむろに制服のポケットから煙草を取り出し、古めかしいオイルライターで火を付ける。そのオイルライターはかつて国からの独立戦争に勝利したとき戦勝記念に大量生産されたものだ。もとは鏡のような銀色だったであろうそのライターは傷つきくすんでいる。そっちのほうが年季が入っていて良いと言う収集家もいるが、男も同様だった。このライターが男の手に渡った時は既にこの色をしていた。生産されたのはもう30年も前のことである。この会社が国家と言う枠組みに宣戦を布告し、勝利してから既に30年が経ったということだ。~
煙草の先が橙色の火で明るくなる。男はそのメンソールの煙草を口から離し、大きく息を吐いた。吐いた煙の先にはぼんやりと陸地が見える。陸地は見渡す限りの高層ビルだった。全てが地上から400メートル以上の高さを誇っている、真っ白なビルである。窓は無く、その代わりに太陽光を浴びて輝いているのは発電用の黒いソーラー・パネルだった。その黒が真っ白なビルにアクセントとして点在している。あのビルに人は住んでいない。全ては陸の地下にある都市が都市として機能するための大規模無人施設であることを男は知っている。いや、常識と言ってもいい。この会社に所属し、あの陸地を故郷とする人間なら知らないことなど有り得ない。こうして軍隊に所属して軍艦か戦闘機にでも乗らない限り、あの都市に住んでいる限りは太陽の下に身を晒すことなど皆無なのだ。~
故郷と呼ぶには郷愁の欠片も無い全てが“効率性”の一言で片付くような土地だが、それでも愛着はある。いつからか“アレア”とその島を人々は呼ぶようになっていた。もとは“コルニクス”という名の島だった。住民にとって、また男にとってもそちらの方が聞きなれた名前で、未だにアレアという名を使うことに違和感を覚える連中も多い。男も任務上ではアレアと呼ぶが、クルー達と話すときは決まってコルニクスという名をあえて使っていた。~
艦は今、その陸地に向かっている。平時は洋上の海賊狩りを行うことが主任務とあって艦がアレアに寄港することは稀である。技術革新のお陰で艦自体は非常に長い航続能力持つためこうして重要な任務を与えられない限りは定期寄港以外で戻ることはまずない。この寄港はある任務によるものだった。~
「艦長、接岸準備にかかります」~
男に対して若い副官が言った。~
男も副官も大して年齢は変わらない。副官が三十代前半なのに対し、男が三十代後半という程度だった。男はこの艦を任された艦長の職に就いている。今でも十分若いが初めて艦長に就任した頃は異例の出世ということで周囲から嫉妬と渇望の目で見られてきた。上層部はそんな自分に期待してまた重圧を掛けたいのだろう、と男は推測する。~
やがて港に到着すると男の艦は直ぐに整備ドック行きを言い渡された。男の任されているこの“霞級”は三種類の兵装を使い分けることによって汎用性を高めた艦である。今回も別の任務を言い渡されるのと同時に、まるでドライブ・スルーのように自分の艦を弄繰り回されるのかと思ったがそうではないようだった。確かにドライブ・スルーには行くようだったが、ついでに自分の艦に二人の人間を置くことを命令された。しかも通達書を渡してきたのは伝令係ではなく命令を指揮する司令官本人だった。~
来賓、と言う言葉がしっくりくる人間は式典ぐらいでしかお目にかかれないと男は思っていたが、目の前の二人はまさにそれだった。二人のうち一人は白衣を着た眼鏡のボールペンのような男――系列会社のエレクトロニクス関係に所属していると自己紹介された――もう一人はこれから舞踏会にでも行くのかという恰好をした、幼い少女だった。~
「彼女に君の艦を委ねてほしい」~
白衣の男は、挨拶もそれなりにそう言いだした。~
少女はくりくりとした大きな瞳で男を見上げていた。男にも丁度同じくらいの背丈、年齢の娘が居た。娘はまだ人形遊びに夢中になっていて自分か妻が横に居なければ安心して眠ることのできない小さな甘えん坊だ。その娘と変わらないこの少女に自分の艦を委ねることなど、男が二言返事で返せるような話ではなかった。司令官から渡された通達書にも同様の事が書いてはあったが、それに対してはいそうですかと命令を承諾するのはいささか早計過ぎないだろうかというのが男の考えだった。~
「名前は?」~
男は少女に、娘に話しかけるように尋ねた。~
「アン」~
少女は小さく答える。~
「艦長、彼女をただの子供だと思ってもらっては困る」~
白衣の男は告げる。~
「彼女は人間ではない。人類が持ちうる技術の粋を結集して作った究極のコンピュータだ」~
説明する男の口調は、どこか楽しげだった。~
普通の少女が艦をどうにかすることなどできるはずがない。彼女が特別な存在であることぐらいは男にも察しがついた。だが目の前で自分を見るこの少女がコンピュータだと?~
アン。この少女は白衣の男が説明する通りの戦闘用コンピュータだった。たった一人で一隻の戦闘艦を操艦するだけではなく艦隊そのものを制御することのできる次世代AI。いずれは彼女たちが戦場における指揮系統の役割を担い、彼女たちのみによって戦争が展開される。戦争によって命を落とす兵士を減らすための一案だった。命は助かるが、職にはあぶれるだろう。と男は思った。~
男は従うしかなかった。ここで盾突く意味はない。納得はできなかったがするしかないのだ。自分はまだ艦長職を降ろされるわけではないだろうが、これ以降艦長としての業務は全てこのアンという少女に任されることになる。~
対空から対艦装備となった艦が換装を終える間に艦のクルーの半数が異動命令を言い渡された。自分に付き添ってきてくれた副官も艦を下りた。戦争に従事する人間がこれから減っていくということが目に見えた瞬間だった。男は彼らを見送ってから、再び艦橋に戻り煙草をふかした。手には命令の通達書が握られている。~
――電子魔女計画。~
それが、これから男が従事する作戦の名前だった。~
その日から男とAIの少女アンとの親子にも似た関係が始まった。~
男の名はジャン・アレンス。階級は少佐。~
艦の名はジョン・プレイヤー・スペシャル。霞級駆逐艦の水雷型である。~
~
*2011/12/01 [#s2b299d0]
坊主が駆け抜ける12月ですね。~
どうして12月は師走と言うのですか?~
それはね、同人誌を描く坊主と、同人誌を買う坊主の両方が超忙しくなるからなんだよって誰かが言っていました。~
あ、僕はそんなものに興味はありませんよ。ええ、坊主なんかに興味はありませんとも。~
つづく。
~
そろそろリア充共が電球見に行く季節になりました。俺も見たいです、電球見に行きたいです。いや、電球見に行くだけならそれでいいんですよ。問題は誰と見に行くかなんですよ。一人で見に行ったって電球、二人で見に行っても電球ですけど、カワユスな女の子と並んで歩きたいじゃないですか。いや、並んで歩くだけなら無料ですよ。だって帰り際のOLとかJKの真横を歩けばいいだけじゃないですかってそういう意味じゃなくて、普通に友達同士で行けばいいって話ですよ。でもそれじゃワクワクしないですよね。ドキドキしないんですよ。やっぱり好きな娘とじゃなきゃ嫌ですよね。~
~
冬はただでさえ人肌の恋しい季節ですよね。好きな子と一緒に手をつないで、その手を上着のポケットにINしちゃった日にはもう胸キュンじゃないですか。そんな青春をもう一度体験させてください神様仏様。煩悩は全部破棄するんで。煩悩は全部リサイクルショップで引き取ってもらうんで、だから青春をください。~
~
ところで煩悩ってリサイクルショップで引き取ってもらえるんでしょうかね。引き取ってもらえると仮定して値段はどんなもんですか? 多分性欲って一番高く売れると思うんですよ。いや直観だけど。あれ、でも性欲奪われちゃったら好きな子と一緒に居たいっていう気持ちも薄れちゃうんじゃないのか? 本末転倒じゃん。~
~
やっぱ返してください煩悩。俺にはやっぱり煩悩必要です。でも煩悩売却できるうえで好きな子とラブラブできたらそれチョーいいじゃないですか。~
あ、煩悩って坊主が解決させてくれるんですか。~
だから坊主忙しいんだ。こうやって12月で人肌恋しいとか言ってる奴の相手しなくちゃいけない上に同人誌書いて売って買わないといけないから。~
そっかー、だから師走って言うんだね!~
~
~
*2011/11/29 [#md60b039]
Cypherは最近気づいた。~
ここでどんなに中二病な設定を作っても、誰も徳をしないことを。~
いや俺は得してるんだけどね、設定づくり面白いし。~
箱庭世界の疑問を考えていくうちに、こんな設定が思いついたんです。~
Cypher&Co.を考えたきっかけは[[hako.joy経済MAP]]でした。~
そして怪獣の存在でした。~
~
''人間同士が戦争しているにもかかわらず、相変わらず怪獣の脅威に怯えている。それは何故なのか。怪獣とは、人口調整の為に存在する人間の天敵なのではないだろうか。だが時が経つにつれて怪獣は人間の知識によって「技術」として人間側に取り入れられ、艦船や航空機といった「兵器」へと変わっていった。それは怪獣そのものではなく、怪獣由来の技術が人間の文明発展に一役買ったからだ。その「技術」と「兵器」を用いて人間は互いのエゴの為に「戦争」を行う。やがて怪獣の脅威性は薄れていき人間同士の戦争の為の資源獲得の餌食となった――''~
~
そんな設定が閃き。今に至るというわけです。~
ゲーム内容とは全く関係ないですね、はい。~
あ、艦名は古今東西の煙草の銘柄なのですが、今まで愛飲していたラッキーストライク、アークロイヤル、ピースは主力艦大和に名づけることが出来ました。でも、今現在愛飲しているアメリカンスピリットはなんか名づけにくいんですよね。アメリカンってところがひっかかります。嫌よねぇ。~
以上。独り言おしまい。~
~
~
*駄文へのコメント [#sdbc34e8]
お気軽にどうぞ。~
#comment(de1ow)
~
~

O:''&online;''~
Td:''&counter(today);''~
Ye:''&counter(yesterday);''~
To''&counter(total);''~