プレイスタイルからみた島の形

ごあいさつ

島の形では様々な島の形が掲載されていますが、このページでは島の特性(プレイスタイル)に着目して島のタイプを紹介していきます。

内政型

このタイプの島は資金力の増強に重きを置いています。
形は『中央型』で『豊富な人口』『安い艦隊維持費』を目標にする必要があります。

[利点]経済的に優位に立てる

戦争にはお金が必要です。
戦争が長引けば長引くほど資金力が戦力に影響していきます。
つまり、長期戦においては資金力がものをいうのです。
そういった点を意識したのがこのタイプの島で、常に資金的なアドバンテージの確保をもくろむスタンスです。
また、貿易などに頼らずに島を発展させることができ、逆に貿易戦*1をとることも容易になります。

[欠点]軍事的に弱くなる

財政を重要視すると、最も財政的な負担となる艦隊維持費を削らない訳にはいかなくなります。
すると、軍事的な力は弱体化せざる終えなくなってしまいます。
財政と軍事力のバランス感覚がものをいうともいえるでしょう。

戦争型

箱庭海戦の本来の目的である戦争を前提にした島作りをおこなうプレイスタイルです。
なんといっても圧倒的な軍事力が特徴です。

[利点]やりたい放題できる

圧倒的な軍事力を背景に他国に侵略し、海底鉱床を奪うなど植民地化することもできます。
さらには、海域の覇権を握り、帝国を形成することができます。
また、移籍の際のポイントが高く算出されます。*2

[欠点]常に戦争状態でいる必要がある

圧倒的な軍事力を保有する、ということは同時に莫大な艦隊維持費を負担する、ということでもあります。
したがって、莫大な資金が必要となり、そのためには他国の海底鉱床を略奪したり、賠償金を得たりすることによって慢性的に資金を獲得し続けなくてはなりません。
他国を植民地化し、海底鉱床を自国以外にもいくつか確保できればこの限りではありません。

[欠点]他国からの侵攻にさらされやすい

歴史的に見ても、世界を征服する、というような計画*3はことごとく他の国々によって握りつぶされてきました。
箱庭の世界でも同様で、強大な帝国は常に他国の侵攻に備えなくてはなりません。
実際のところ、帝国の反対勢力が結集して同時に宣戦布告をした末、これを打ち倒したというケースが多く見られます。

防衛型

他国からの侵攻に強い島作りです。 *4
多数の防衛施設や計画的な島の造形などによって侵攻軍の攻撃力をそぎます。
戦争型の亜種と見ることもできますが、別項目で紹介いたします。

[利点]本土決戦に強い

艦艇の索敵順序を利用したり、防衛施設やハリボテを使い計画的に侵攻軍を弱体化させます。
本土では艦艇の耐久力が毎ターンごとに回復するので、かなり有利に戦いをすすめることができるでしょう。
また、防衛型においてもそれなりの軍事力が必要とされるので他国へも侵攻しやすいと考えられます。

[利点]他国の侵攻にさらされにくい

上記の理由から、難攻不落である可能性が高いため、他国からの侵攻にはさらされにくいです。

[欠点]上級者向けである

設定を利用して侵略軍を罠にかけるわけですから、設定を完璧に理解しておく必要があります。
他の上級者の島作りをみて学習する、という手もあります。

[欠点]やられるときはやられる

どんな島でも数で押されるとひとたまりもないです。
数で押されたときにどれくらい持ちこたえられるかが、強国であるか否かのひとつの目安となるかと思います。

ルール


*1 敵国に貿易船を多数派遣して相手の財政、もしくは台所事情を悪化させる作戦
*2 戦争行為によって海域を活性させた、という名目で
*3 例:ナポレオン・ヒトラー
*4 航空機の仕様が変わり、需要が激減した…気がする