《バージョン3.*.*.2》

hakojoy.netで使用する箱庭海戦スクリプトのローカルバージョン名。
富嶽太郎によって作成され、Webでは未実装。
更新項目(仕様の確認や発表含む)は、175.~187.の計13項目。
概要は、航空機をはじめとしたユニット情報関連の処理の向上(バグ報告への対応も一部含む)。
航空機の移動や挙動の自動化へのサポートが大幅に強化される。

解説

  • 以下が《バージョン3.*.*.1》からの変更点
    175.軍港と空母に新たな要素「航空目的地」と「航空経由点」を設置し、コマンド「航空指令」で設定できる様に改造。
    176.ユニット固有に振られている不変番号「ユニット番号」が、画面ナビとターン更新ログに表示される様に改造。
    177.航空機の移動処理を、デフォルトのものから、艦艇用に使用している自作のルーチンを使用する様に変更。
    178.空軍発進(軍港)コマンドと空軍発進(空母)コマンドを統一。
    179.複数のコマンドの整理
    180.コマンド「航空隊指令」と、開発画面下の航空隊指令情報を撤去
    181.ユニットに追尾機能を設置し、移動指令や航空指令で、追尾目標を設定できる様に改造。
    182.航空機が発進する際、航空機の経由点、目的地、追尾目標が発進時点での発進元の航空目標に準拠する様に改造。
    183.軍港と空母に自動発進機能を持たせ、コマンド「自動発進指令」で設定出来る様に改造。
    184.航空機の獲得経験値が、発進元の軍港や空母の経験値に反映する様に改造。
    185.台風でハリボテが飛ばされた後の平地が無所属になるバグを修正。
    186.航空機は、機雷の所属を問わず、機雷のあるマスに進入せず迂回して飛行する様に修正。
    187.自動操縦で、移動力が2以上あるユニット(主に航空機に有効)の障害迂回ルーチンを強化。

参考

  • ゲームに利用されているプログラムのバージョンは、《箱庭トップ画面》?の右下で確認できる。
  • バージョンによって処理の仕様やルールが変更される事があるので、慎重なプレイを心がける場合は、バージョンアップごとに情報を確認するのが無難。
  • 以下が変更点の備考
    • 175.軍港と空母に新たな要素「航空目的地」と「航空経由点」を設置し、コマンド「航空指令」で設定できる様に改造。
      軍港と空母に指令でき、発進した航空機に反映されます。航空機自体には目的地を変更するコマンドを出せません。画面ナビで、軍港と空母に航空目的地と航空経由点(ナビでは「空標」「空由」と表記)が表示されます。
    • 177.航空機の移動処理を、デフォルトのものから、艦艇用に使用している自作のルーチンを使用する様に変更。
      従来の航空機の「何マスでも動く」は、古き良き時代のいのらゴーストと同じシステムです。何マスでも動く(ナビでは3マス以上と表示)のはあくまで可能性で、実際はほとんどが1~2マスの移動でしたが、以後は、必ず3マスだけ*1移動する様にしました。
    • 178.空軍発進(軍港)コマンドと空軍発進(空母)コマンドを統一。
      分かりづらいため、統一しました。隣接マスに軍港も空母もある場合は、軍港からの発進が優先されます。細かい点で不自由になる感もありますが、いずれ空中階層を投入したら直上からしか発進できなくするので問題無いと考えています。
    • 179.複数のコマンドの整理
      コマンド「航空隊移動」、コマンド「航空隊移動指令」を撤去。その他残っていた不必要コマンド(艦隊帰還など)の完全撤去。
      コマンド「目的地指令(対象)」を「指令対象指定」に名称変更。「目的地指令(経由点)」「目的指令(目標)」を、それぞれ「移動指令(経由点)」「移動指令(目的地)」に名称変更。軍艦の作成コマンド名を「建造」から「起工」へ変更。
      コマンド「占領」を指令カテゴリに移行。その他海軍コマンドの並び順番を大幅に変更。
    • 181.ユニットに追尾機能を設置し、コマンド「移動指令」やコマンド「航空指令」で、追尾目標を設定できる様に改造。
      敵味方問わず指定したマスにいるユニットを常に追尾して移動し続けます。旧来の目的地指令と同様、コマンド「指令対象指令」で対象の座標を先に入力する必要があります。
      なお、「追尾目標」と「経由点」は両方を置けますが、「目的地」と「追尾」はどちらか1つしか設定できません。たとえば、A島(1,2)の空母に下記の様に入力すると、移動指令では目的地が先に入力されるので04コマンドは不発。同様に航空指令では07コマンドが不発となります。
      下記例では、コマンド発効後、(1,2)の空母は(3,4)を経由しながら(5,6)へと移動し、今後この空母から発進する航空機は常に(9,10)を経由しながら設定ターンにちょうど(11,12)にいたユニットを、以後追尾し続けます。
      01:A島(1,2)で指令対象指定
      02:A島(3,4)への移動指令(経由点)
      03:A島(5,6)への移動指令(目的地)
      04:A島(7,8)への移動指令(追尾)
      05:A島(9,10)への航空指令(経由点)
      06:A島(11,12)への航空指令(追尾)
      07:A島(13,14)への航空指令(目的地)
    • 182.航空機が発進する際、航空機の経由点、目的地、追尾目標が発進時点での発進元の航空目標に準拠する様に改造。
      画面ナビで、航空機に発進元が表示されます。航空機が発進した後、発進元の航空目標を変更しても、すでに発進済みの航空機には反映されません。
    • 183.軍港と空母に自動発進機能を持たせ、コマンド「自動発進指令」で設定出来る様に改造。
      発進準備OKになり次第、発進コマンドを自動実行する形で行います。連続発進のため資金難に注意。十の位が発進機種、一の位が発進する位置です。
    • 184.航空機の獲得経験値が、発進元の軍港や空母の経験値に反映する様に改造。
      従来の様に、発艦や発進をするだけでは、発進元の経験値は増えません。
    • 187.自動操縦で、移動力が2以上あるユニット(主に航空機に有効)の障害迂回ルーチンを強化。
      主に航空機が、障害物を迂回しやすくなります。移動のかしこさは、現在の自動移動の艦艇より数段強化される感じです。

関連項目

経緯

  • 11/09/26現在の状況を表記。
  • 引き続き開発を進めるが、現在途中での使用予定なし。

FAQ



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富嶽太郎


*1 実際は航空機によってはもっと移動力を設定で上げる可能性があります。