箱庭軍事戦略の概観 のバックアップ(No.1)


ベルカ公国

contents


よくここに来てくださった。
ここでは主に戦争に於いて、有利な戦力展開を行うための資料を作成していきたいと思う。

平時における軍備~

まず、何故軍備が大事であるかを確認しておこう。
まず、軍備とは外交戦略とも密接に関係しており、優れた軍事力を有しているというのは、有利な外交政策を打ち出せるのとイコールなのである。
そして安全保障戦略としても非常に重要であり、国家の安全を守るということでも非常に有効であろう。

では、本題に入る。
軍事戦略は平時と戦時において戦力整備、教育訓練、戦力運用に関する全体的な戦略である。
まずここでは平時における軍備について説明していこう。
軍事戦略というのは、噛み砕いて言えばある特定の目標の為に行うものである。
つまりは、いかなる犠牲を払ってでもその目標を達成出来たならば戦略的には成功なのである。
では、平時においての軍事戦略。
まず、自国と戦争がいずれ勃発するであろう相手・もしくは仕掛けるであろう相手がいる場合は、
勿論のことその相手より優勢な軍事力を保持するのを目的とするべきである。
優勢な状況が広がれば広がるほど、戦略としての優位性も大きくなっていく。
敵の主要軍備・国土をよく理解し、弱点を衝くのが理想だ。
自軍の被害は最小に、そして迅速に目標を達成する。

そして平和であり、特に敵がいない場合でも軍備を怠ってはならない。
この箱庭という世界、様々な国が虎視眈々と獲物を狙っているのだ。
突然の奇襲攻撃による事態も想定しておくべきである。
同盟に入っていたとしても、盟員も一斉攻撃を受け援護が不可能である時、
軍備が無かったらどうなるか。
戦争戦略上で重要なのは、”全ての指を傷つけるより、一本の指を切れ”である。
敵の回復能力を活用させていれば、長期戦は必至だからだ。