ツァーリ・ダウン のバックアップ(No.5)


navy01 A海域の戦争


あらすじ

S海域にて、WARDOG屈指の要塞島、南アフリカ帝国が大量の大和とスパイダーによって陥落――。
その一報はオーシア連邦、そして他WARDOG盟員を震撼させた。
戦友、皇帝(ツァーリ)の訃報を知ったオーシア連邦が、次に行動に移したこととは。

それは、陥落した南アフリカ帝国がカテゴリされる島形、軍港集中型の島を少数で陥落させる戦法の模索であった。

開戦~敵艦見ユ~

チャットにて謎の島島主を発見したオーシア連邦
なんとなく気に入らなかった*1のか、オーシア連邦はこっそり内部調査員を派遣し、謎の島の情勢を窺っていた。
折しも、秘密組織SMLは機会があれば宣戦布告することを宣言していた・・・。
開戦直前、謎の島主力の金剛から怪獣が出現。金剛はその重量に耐えられず、瞬く間に浸水、沈没する。
オーシア連邦は敵主力の消滅を幸いに謎の島へ宣戦布告を通達した。
惨劇に遭遇した謎の島だが、新たに金剛級の建造を開始することで戦力の拡大を行おうとしていた。
開戦ターン、謎の島の出方を窺っていたオーシア連邦は、某日午前2時、開戦と同時に謎の島主力であるひゅうが級、零式2隻が突撃してきたことに驚き、島内全域に第2次警戒態勢を発令。
直ちに迎撃態勢を取り、出現したばかりのターン、ひゅうがに2発の魚雷を命中させて7ダメージを与えた。
これにより船体が傾斜したのか、ひゅうがは1機の航空機も発進させることなく、次のターンには海中へと没した。
また、零式1隻はオーシア連邦領海内にて鉱床が枯渇した為放棄される予定の採掘基地へ攻撃を集中。
それが囮とも気付かぬまま、横合いからメデューサに爆雷を投下され、数ターン後に沈没した。
オーシア連邦は最外周部に出現した最後の零式1隻を脅威ではないと判断。
対潜型で本土へのルートを塞ぎ、同時に軍港ドッグ内で工作艇の建造を開始した。

そして、ツァーリ・ダウン作戦(皇帝落とし)の幕が開ける…

ツァーリ・ダウン作戦

第1段階(ファーストフェイズ)

オーシア連邦謎の島の派遣艦隊に対処しつつ、攻勢へと出た。
オーシア連邦所属の複数の水雷型と零式の攻撃を受けた謎の島の水雷型数隻、軍港複数が破壊され、無残な屍を晒した。
また、オーシア連邦から遅れて2ターン後に開戦した秘密組織SMLが大和級を派遣。
謎の島北東部の軍港密集地帯に出現し、防衛施設ごとこの軍港群を葬りさるべく砲撃を開始する。
これに対処すべく謎の島は各軍港からホークを発進。零式付近の軍港へは数少ない対潜型を送り込むことで撃沈を狙った。
オーシア連邦の水雷と零式は相次いで被弾し、1隻が耐久値3になるなど大破判定を出すなどして順次撤退。
大和も多数被弾するが、ホークを艦砲射撃で撃墜するなどで対処し、未だ健在であった。

謎の島所属のホーク帰還の隙を狙い、オーシア連邦は少数の戦闘機と、撤退し修理された水雷型で再度侵攻を試みた。
これに対してシュミットが次々迎撃に出てきたところで、オーシア連邦は第2段階への移行を開始した。

第2段階(セカンドフェイズ)

空駆ける、謎の島のシュミット。
しかし迎撃に出たシュミットは運悪く次々と撃墜されていき、発進待ちの軍港が無防備な状態と化した。
シュミットで迎撃せざるを得ない状況に持ち込むことが目的だったオーシア連邦は、
謎の島のシュミット発進直後にオーシア連邦で建造していたスパイダー多数を謎の島に集結させる。
尚、この際オーシア連邦のミスにより他島から帰還してきた耐久値が半分程度の金剛2隻も派遣されてしまった。*2

この状況を見て流石に不味いと思ったのか、謎の島が所属する同盟「SDF」の盟主、支那が援軍として金剛1隻を派遣。
出現地点は謎の島左下方面。そこには水雷型1隻と、軍港群の袋小路に突っ込んでしまった3隻のスパイダーが、突然の急襲に驚くのであった。
その頃、反対側の謎の島右側では金剛2隻の集中砲火を受け、更に右上から大和の砲撃も加わり謎の島の軍港複数と駆逐艦数隻が沈没。
戦力の空白地帯を生み出したことで、右方面の戦力は壊滅判定となった。

第3段階(サードフェイズ)

金剛の出現により、軍港群へと追い込まれたスパイダー。
だが、それは当初の想定通りに進行し、スパイダーはついにツァーリ・ダウン作戦の真の目標完遂を果たした。
金剛の砲撃で損傷したスパイダーから特殊部隊が雪崩れ込み、4つ並んだ軍港のうち2つの軍港が一瞬にして灰塵と化す。
その直後、このスパイダーは金剛の砲撃にて沈み、その役目を終えた。
この時、このスパイダー周辺の水雷型1隻は金剛に攻撃しつつ撤退し、もう1隻のスパイダーは既に囮として撃沈されていた。
残りの1隻のスパイダーも離れた軍港を破壊したところで、水雷型の餌食となった。
対艦艦艇の攻撃を潜り抜けた他方面の残存スパイダーは陸地に最接近し、移動しつつ対地攻撃を開始した。
謎の島海岸線付近の都市は、これにより爆撃機並みではないものの馬鹿にならない被害を受けていた。
これに慌てた謎の島は、ほぼすべての軍港からホークを発進。
島全域に散った残るスパイダー4隻を沈める為、全力の攻撃を開始した。

それこそが、オーシア連邦の用意した最大級の「罠」だったとも知らず。

終末段階(ターミナルフェイズ)

ホークの発進を確認したオーシア連邦
その直後、オーシア連邦はBF1に展開する軍港群と植民地化された萌え萌え大神国より、計10機の爆撃機と3機の戦闘機を発進させた。
偶然にも、その時午前2時。謎の島が最初にしかけた夜襲で決着をつけようとしていた。
ホーク攻撃機を発進させたばかりでロクに戦闘機を出せない状態の謎の島は、この時点で既に捨て駒とされたスパイダーを全滅させるも本命の爆撃機には対応することは出来なかった。
この2ターン後、謎の島は人口20万弱まで一気に削られて開発期間入り。
折しも、開戦から僅か20ターン目のことだった。

アースブレイカー作戦

オーシア連邦が停戦交渉を試みたところ、謎の島が「まだ頑張る*3」と発言した為、急遽実行に移された作戦。
スパイダー工作艇にて陸地を破壊し、大農場へと接近、これの破壊活動も行った。
最終的に鉱床3つを確保し、有利な状況で停戦へと至った。


ファルクスヴァーゲン作戦

ローレシア戦争において、自由惑星連合が何をトチ狂ったか謎の島へ大和1隻で特攻を行った。
しかし、この大和は派遣直後補給が滞った為有効な攻撃を行えなかった。
そこへオリゴ糖謎の島の援軍として派遣された為、採掘基地3基はオリゴ糖の大和により全て崩壊する。
これにより、停戦協定違反*4としてオーシア連邦謎の島に対し再侵攻の計画を企てていた…。

T1657、オーシア連邦は大和1隻、零式6隻で再侵攻を開始した。
折しもローレシア戦争はほぼ終結し、同盟WARDOGは宣戦布告も受けず半ば戦線離脱状態だった。
また、この頃謎の島ファルクスへと名称変更を行った。
この再侵攻に対し翌ターンファルクスが所属する同盟の盟主、支那が。翌々ターンにはオリゴ糖が援軍として参戦。
こちら側には要請を行っていないにも関わらず平和歩行計画が参戦した。*5

これに乗じてか、如月柳生一族の陰謀†Parthenon†が続々と参戦。
ローレシア戦争の延長戦とでも位置づけられたのか、大混戦となってしまった。

オーシア連邦の零式はファルクスの機雷と対潜型によって次々と撃沈し、6隻中4隻が沈没。
そしてこの後オーシア連邦はWARDOG包囲網へと突入し、ファルクスは晴れて解放されるのであった・・・。



※ツァーリ:ロシア語で皇帝らしい。南アフリカ帝国の島主、皇帝のWARDOG内での呼び名でもある。*6

navy01 A海域の戦争


*1 詳細はnote/ファルクス
*2 大平和大爆発!ぶっちぎりバトルシップズのマウスシャッター作戦の項目内における「宝本土攻略戦」
*3 オーシア連邦はこれを抵抗の意思ありと判断した
*4 オーシア連邦の海上施設に攻撃しない…であるが、単に八つ当たりであったとも言われる
*5 タイマンをやりたかったのに…
*6 ツァーリと呼ばれる理由は諸説ある為、どれかははっきりとしない。ツァーリボンバ=爆弾の皇帝からツァーリ=皇帝 など