設定方針

はじめに

管理人として集まっていただけたのは、長年プレイをしていただけているという事で、
当サイトとしては、プレイヤの維持というものを第一に据えるのが良いと考えています。
以下に5つの設定方針を用意して、これからも多くの方から遊んで貰えるサイトを作れるよう努めます。
現在まで設置者が念頭に入れてやっていた事、あるいは目標としていた事を、明文化したものです。

  • 【設定方針1.わかりやすい設定を心がける。】
  • 【設定方針2.伝わりやすい設定を心がける。】
  • 【設定方針3.単純で奥が深い設定を心がける。】
  • 【設定方針4.闘争活性化につながる設定を心がける。】
  • 【設定方針5.アクセス過多を防ぐ設定を心がける。】

1.わかりやすい設定を心がける。

わかりやすいというのは、覚えやすいという事です。
合言葉は、分類、特徴、共通です。
多くの事象を分類して特徴づけて共通させる事で、整理しやすく出来ます。

たとえば、32のユニットを、軍港、軍艦、舟艇、航空機と3つに「分類」しています。
それぞれ、資金、食料、両方、弾薬費が、割高になる「特徴」をつけています。
最小の費用を1として、その倍数になる様に、すなわち「共通」項をもたせます。
他にも、経験値がMAXだと、あらゆる能力が全て2倍になる。これも「共通」を意識しています。

暗記しやすければしやすいほど、親しんでもらうために有利です。
ふとした時、電車の中でも、思いだせる。戦略を練れる。これで愛好家を増やせます。
設定一覧を確認しないと整理できないものは、奥が深くても、やめた方が良いのです。

2.伝わりやすい設定を心がける。

伝わりやすいというのは、現実に即しているという事です。
多くの初心者は、好きになるまでは、マニュアルをたいして読まずにゲームを進めます。

なので、多くの人の持つ「予見」「先入観」「イメージ」が大事です。
より現実に即した設定にし、彼らの一般常識をマニュアルの代わりにさせるのです。
「戦艦というのは確か航空機にとってかわられた歴史があるな。じゃあ攻撃機を作ってみるか。」
そうして、その予想が図に当たれば、初めて「おもしろい。」と感じる。そういうものです。

しかし、いつも「現実」に即していると良いかというと、そうでもありません。
たとえば、30ノットを出せる「金剛」という戦艦は、駆逐艦並みに移動を速くする。これは誤りです。
一般の戦艦のイメージは、「固くて鈍重で時代遅れの船」です。
「対空火器のない戦艦」も現実味が無いですが、素朴な「イメージ」を尊重し、「デフォルメ」してあげる事が大事です。

3.単純で奥が深い設定を心がける。

一例として、たとえば当サイトの戦闘設定で最も多用されているのが、「ジャンケン方式」です。
ジャンケンはいまだに世界中であらゆる機会で用いられ続ける最も単純かつ読みきれないゲームです。
潜水艦→戦艦→駆逐艦→潜水艦→…
戦闘機→攻撃機→防空艦→戦闘機→…

人は常に他人より先んじようとするところがあります。
一見、複雑な殻をかぶっていても、そこに単純なルールが成り立つ事に気づくと、
途端に、工夫の意欲がわいてくるのです。

4.闘争活性化につながる設定を心がける。

箱庭諸島は、箱庭づくりと戦争ゲームが融合したものです。
しかし、他島に攻撃をしかけると、大抵恨まれます。自分が攻められても心が粟立つでしょう。

我々日本人はもともと農耕民族で、協和を大事にします。
他人から長期間恨まれる事に耐えられない性質があります。
「我田引水はだめ。人が嫌がる事はだめ。」これが、放置すると活性化せず「まったり」してしまう原因です。

活性化させる手段があります。合言葉は、「業」、「焦点」、「啓蒙」の3つです。
「業(ごう)」とは、運命です。まず他者から奪わない事にはどうにも進まない設定を用意します。
「焦点」とは、戦争関連は、凝った仕様を省みて、内政関連はいいかげんなまま放置してぼかす事です。
「啓蒙」とは、機会があれば、このサイトの設置趣旨を、「戦争活性化」だとちりばめる事です。
この3つにより、戦争に耐える「合意」と、一方的な戦争を押し付けられる「大義」が出来上がるのです。

5.アクセス過多を防ぐ設定を心がける。

ライトユーザ(一日の使用時間が15分未満)を想定して考えます。
コアユーザ(一日の使用時間が30分以上)は全体のほんの一部で、コアユーザもいずれやめます。
ライトユーザに受けないとコアユーザへと育ちません。
つまり、コアユーザ数は、ライトユーザ数で決まります。

管理人もコアユーザですが、運営は、軸足を、ライトプレイヤにおいて、物事を考えます。
長期戦なので、毎日1時間かけてアクセスすると面白みがわかってくる。それを目指すのは駄目です。
最初は良いですが、多くのユーザは、いずれリアルに歪みを生じさせ、決断を迫られ、去っていくでしょう。

たとえば、手動操縦を使いこなせる頃から箱庭が面白くなってきますが、手動操縦は、大敵です。
皆が必死で手動操縦をやるのは、相手がやる以上、自分もやらざるを得ない。のもあります。
「細く長く」つきあってもらえる、サイトを作るには、時には、強引であっても、果断を下す必要があります。

承認状況

(○:承認 ×:否認 -:未返答)

担当者名富嶽太郎ハンス・
トリティン
総統まい日付
承認状況10/09/13

運営方針
運営について
847 1 0