クリスタル動乱

箱庭戦史
この戦争は第2海域の戦争である。

交戦勢力

攻撃防御
大ローマ帝国倭国
悶絶島

概要

そもそもの発端は大ローマ帝国による倭国への侵攻である。
グリーンクリスタルとダーククリスタルを手に入れていた大ローマ帝国は次なる野心を難民に求め、急速に軍備を拡大、空母4隻からなる機動部隊を編成していた。
対する倭国海軍は装備、質ともに劣悪なため、初めから勝負は付いているかに見えた。
しかし、悶絶島による突然の介入で事態は急変する・・・。

倭国動乱

機動部隊を整備し終えた大ローマ帝国はターン5380に侵攻を開始。
赤城級護衛空母4隻、スカラベ4隻、フェニックス6機からなる部隊を派遣。
倭国海軍の主力が停泊している西部海域に空母3隻、北部に空母1隻を展開した。
スカイの攻撃によって新造空母1隻が航空隊の活躍によって沈没したものの当初の予想通り倭国海軍のカメレオン艇や貧弱な航空部隊を一瞬で掃討し、各空母は都市爆撃の体制に入った。

悶絶島の介入と倭国での武力衝突

まさに空母部隊が爆撃を開始しようとしていたターン8382、突如多数の潜水艦の反応が大ローマ帝国海軍の艦艇で確認され、同時に国籍不明空母も出現した。
さらに大ローマ帝国外務省に対して突然の宣戦布告文がたたきつけられた。
これは悶絶島によるもので、目的はクリスタルを奪う事であると書かれていた。
これにより国籍不明艦艇は悶絶島海軍の赤城1隻、零式潜水艦7隻と判明した。
大ローマ帝国海軍は小規模な戦闘で潜水艦を数隻撃沈した後、本国へ緊急退避。
さらに外務省が倭国との和平を取り付け、ここで戦争の主役は大ローマ帝国と悶絶島に移った。
しかしその後大ローマ帝国の主力空母とフェニックスが国籍不明の大和級戦艦の砲撃を受け、撃沈されてしまう。
当初保有していた戦力の半分を撃破され、大ローマ帝国は苦境に立たされた。

開戦と同時の奇襲

大ローマ帝国海軍は、敵部隊を引き込んで戦う内線作戦は軍港の無防備さや駆逐艦の少なさなどから困難と判断した。
乏しいながら残った手持ち戦力である赤城2隻、霞級駆逐艦3隻、スカラベ4隻、フェニックス5機の部隊をターン5388に派遣。
しかし悶絶島の濃密な機雷網と防衛施設などに阻まれ、駆逐艦部隊は全て潜水艦によって先手を取られ一瞬で駆逐艦2隻、フェニックス1機などの部隊が壊滅。
さらに海戦は続き赤城1隻、スカラベ1隻が轟沈。大ローマ帝国はこれ以上の作戦継続は不可能と判断し艦隊を本国へ撤退させる。
この際の戦果はいずれもハリボテ、機雷、防波堤と小規模な航空隊などで悶絶島海軍は完勝。
沈没した駆逐艦からダーククリスタルを引き揚げ戦争の主導権を握る。

大ローマ帝国本土攻防

主力を失い、空母1隻、駆逐艦1隻、スカラベ3隻、フェニックス4機に数を減らした大ローマ帝国海軍に不幸は続き、帰還した最後の赤城がまたしても大和に撃沈され、ここに残る戦闘可能艦艇はフェニックス4機、霞1隻を残すのみとなった。
当然悶絶島が残るグリーンクリスタルを放っておく訳もなく、大和1隻、フォートレス爆撃機1機を尖兵に艦隊を続々と大ローマ帝国本土近海に集結させた。
ターン5394には多数の潜水艦と赤城、航空機などが派遣され大ローマ帝国海軍部隊も応戦を開始し潜水艦1隻、赤城1隻を仕留めた。
しかし直後、本土防衛用に急増された金剛級戦艦が魚雷攻撃で轟沈。西部海域の制海、制空権を抑えていたフェニックス2機、スカラベ1隻の部隊がまたしても所属不明大和によってまとめて壊滅させられ大ローマ帝国海軍は東部海域以外の制海権を全て喪失。
折しも西部、北部、南部の軍港が壊滅しこれ以上の戦力投入が出来なくなった。
この時点で大ローマ帝国の作戦方針であった「敵を引き込み一挙殲滅する」は不可能となり、大ローマ帝国首脳はグリーンクリスタルの保全を考え始めた。

マリモ諸島の救援

大ローマ帝国本土での戦闘は悶絶島による大ローマ帝国海上封鎖で終わった。
悶絶島海軍は一旦撤退し、つかの間の平穏が大ローマ帝国に訪れた。
被害は大きく、軍備はほぼ0。僅かに残った霞2隻、フェニ1機の艦隊を何とか同盟国に退避させることが精一杯だった。
そこで、大ローマ帝国は同盟国であるマリモ諸島に援軍の派遣を依頼。そこへ派遣してきた悶絶島海軍の潜水艦部隊との間に熾烈な攻防が起きた。
しかし、戦艦などを中心に構成されたマリモ諸島海軍の部隊は、潜水艦に翻弄され金剛1隻などの損害を受け後退する。
悶絶島海軍も多少の損害を受け痛み分けとなった。

増える援軍と逆襲

大ローマ帝国は、諸般の事情から同盟単位で戦争に参加することを決定し、全同盟員が悶絶島に対し宣戦布告。
戦争はダーク&グリーン争奪戦争へと形を変えていく・・・。