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春休みの戦い の編集
#contents *プロローグ [#aa82b956] 外はまだまだ寒い2008年3月。対照的に第四海域は穏やかなターンを進行していた。~ 「もう大規模な戦争など起こらないのではないか?」そう思ってすらしまう3010ターン。~ しかし、ここは戦争系箱庭。刺激に飢えた者達はいつでも我々の傍にいる・・・。~ *戦争の発端「第四海域に血を」 [#v8ba8691] 3010ターン。当時、盟主間で友好関係を設定していた&color(orangered){¢第四海域防共同盟};と&color(#0066ff){℃フロンティア館};。~ その関係は&color(orangered){¢第四海域防共同盟};が盟主&color(orangered){サピン共和国};により一方的に破棄される。突然とも思えるこの出来事こそが、およそ80ターンに及ぶ春休みの戦いの発端であり、これに伴い、&color(orangered){¢第四海域防共同盟};と、&color(orangered){NERV本部};、&color(orangered){蜀};、&color(orangered){そば};は次々と&color(#0066ff){℃フロンティア館};に宣戦布告するのである。後に春休みの戦いと呼ばれる戦争はこうして開戦した。~ 戦争の目的については、、&color(orangered){¢第四海域防共同盟以下の連合};(以下&color(orangered){防共連合};と呼ぶ)が明確な要求をしていないことや客観的なデータが存在しないことからおよそ推測になるが、おそらくは戦争そのもの、すなわち、経験値や難民であろうと考えることができる。~ ~ *戦争の序盤「同盟間戦争で大事なひとつのこと」 [#u0d63ddc] 戦争開始とともに&color(orangered){防共連合};は、&color(#0066ff){℃フロンティア館};の中でも盟主である&color(#0066ff){CARLSBERG島};と、&color(#0066ff){アトランティス}; に狙いをつける。同盟間戦争において盟主を狙うことは一応のセオリーであるとしてもアトランティスを狙った理由は定かではない。その当時のアトランティスが攻撃し易いとでも判断したのであろうか。こうして、&color(orangered){防共連合};の&color(orangered){サピン共和国};、&color(orangered){あーあ};、&color(orangered){EFEポートモレスビー島};は、&color(#0066ff){CARLSBERG島};へ、&color(orangered){†死の天使☆FREEDOM†};、&color(orangered){蜀};、&color(orangered){そば};は&color(#0066ff){アトランティス};へ、艦隊を派遣した。なぜアトランティスを狙ったのかは定かではないとしても、作戦の大枠は3対1の状況を一時的に作ることにより、国力で勝る&color(#0066ff){℃フロンティア館};を数で圧倒し、早期決着をということであったのであろう。~ しかし、結果的に&color(orangered){防共連合};にとってこれが戦争序盤の優劣を決する失着となってしまう。~ 数で圧倒しようとした&color(orangered){防共連合};であったが、連携がうまくとれず艦隊派遣ターンがずれてしまうのだ。それは、最初に&color(orangered){EFEポートモレスビー島};が&color(#0066ff){CARLSBERG島};に派遣した3015ターンから、最後に&color(orangered){†死の天使☆FREEDOM†};が&color(#0066ff){アトランティス};に派遣した3023ターンまで、実に8ターンにも及ぶ誤差があったことから容易にわかる。~ 一国一国の国力では到底かなわない&color(orangered){防共連合};の国々は、&color(#0066ff){CARLSBERG島};、&color(#0066ff){アトランティス};両島で各個撃破される。&color(orangered){防共連合};の希望にも見えた&color(orangered){亜細亜重工業};の&color(#0066ff){CARLSBERG島};への宣戦布告も、少なくともこの時点では戦況を転換させるほどの出来事ではなかった。開戦に備えていたうえ、即座に状況を把握した&color(#0066ff){℃フロンティア館};は&color(#0066ff){CARLSBERG島};と&color(#0066ff){アトランティス};に戦力を集中したのであるから、当然といえば当然の結果と言えよう。~ 3025~3030ターン、&color(orangered){防共連合};は一時撤退を余儀なくされる。~ ~ *戦争の中盤1「他山の石」[#b8d7f341] 戦争序盤で自艦隊をほぼ壊滅させてしまった&color(orangered){防共連合};。対照的に&color(#0066ff){℃フロンティア館};は&color(#0066ff){CARLSBERG島};とともに同盟内での二強をなす&color(#0066ff){天弓!天弓!};の帰還もあって順調に反撃の準備を整えていた。はっきりいってこの時点で戦況は五分、突き詰めていけば多少&color(#0066ff){℃フロンティア館};に傾いていたかもしれない。とはいえ、&color(orangered){防共連合};も若干の艦隊を残しつつ、なお艦隊増強を行なっていたのであるから、お互いに予断を許す状況ではなかったといえよう。~ そこで次の一手。~ 3025ターン、ついに&color(#0066ff){℃フロンティア館};は反撃の狼煙を上げる。&color(#0066ff){℃フロンティア館};&color(#0066ff){黒炎島};が&color(orangered){サピン共和国};に宣戦布告したのである。~ その後矢継ぎ早に3032ターンに&color(#0066ff){天弓!天弓!};、3033ターンに&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};、が布告し。少し遅れて、3038ターン&color(#0066ff){アトランティス};が布告した。このことによって&color(#0066ff){℃フロンティア館};全軍が&color(orangered){サピン共和国};に布告したことになり、&color(#0066ff){℃フロンティア館};による大反撃作戦の全容が明らかになった。~ これに対して、&color(orangered){防共連合};は&color(orangered){サピン共和国};を防衛するため&color(orangered){亜細亜重工業};、&color(orangered){あーあ};、&color(orangered){NERV本部};が援軍を派遣する。~ ここで注目すべきはやはり&color(#0066ff){フロンティア館};各国の布告ターン数にばらつきがあることだろう。もちろん、布告と派遣は必ずしも符合するものではないが、今回の場合は符合した(筆者の予測の域を出ないが、この反攻は&color(#0066ff){黒炎島};単独の布告に他島が追随してしまった結果であって、十分に練られた作戦ではなかったのかもしれない)。奇襲において、いや、同盟間戦争において決してしてはいけない個別の派遣という過ちを、&color(#0066ff){フロンティア館};は犯してしまったのである。言うまでもないが、奇しくもこれは&color(orangered){防共連合};が戦争序盤に犯した過ちとまったく同じものである。~ ところで、戦争には、防衛施設の傘を使えることなどから守備方が有利というセオリーがある。実は、&color(orangered){サピン共和国};にはこの類の施設はそれほど配備されていなかった。しかし、結果から言えばこの&color(orangered){サピン共和国};攻防戦は圧倒的な&color(orangered){防共連合};の勝利に終わる。~ なぜか。~ その理由は、前述のとおり&color(#0066ff){℃フロンティア館};の作戦失敗ももちろんであるが、新しく参戦した&color(orangered){亜細亜重工業};、戦争序盤力を温存していた&color(orangered){NERV本部};、そして、国力では盟主サピン共和国をも凌ぐ&color(orangered){あーあ};ら三国の実力が&color(#0066ff){℃フロンティア館};の予想をはるかに超えるものであったからに他ならない。~ こうして、わずか数ターンで&color(#0066ff){℃フロンティア館};は全軍撤退を強いられるまでに戦力を削がれてしまう。&color(orangered){サピン共和国};の被害も島の一部に被弾する程度であり、これにより戦争の趨勢((すうせい、時間の流れにつれてどのようになっていくかという意味))は決まったかに思われた。~ *戦争の中盤2「敵前逃亡」 [#y49d1f2f] 戦況は&color(orangered){防共連合};の有利。この時点でそれは火を見るより明らかであり、&color(orangered){防共連合};がこのチャンスを逃すわけもなく3045ターン、&color(#0066ff){CARLSBERG島};に&color(orangered){そば};と&color(orangered){EFEポートモレスビー};の焦土部隊が派遣。これと平行して、&color(orangered){蜀};と&color(orangered){Orbit};(現&color(orangered){Federation Of Southern Cross};)が&color(#0066ff){アトランティス};に艦隊を派遣する。その結果、&color(#0066ff){CARLSBERG島};は島の四分の一ほど、&color(#0066ff){アトランティス};も島の五分の一ほどを被弾する。&color(orangered){防共連合};はそれなりの戦果を挙げたのだ。~ ところが、意外にも&color(orangered){防共連合};はそれ以上の深入りはせず、この二度とないとも思えるチャンスを見送る。誰よりも一番驚いたのは℃フロンティア館だったのではないか。~ もっとも、筆者に言わせればこの判断は何も不思議ではない。少し考えてみよう。おそらく、&color(orangered){防共連合};はこう思ったのではないか、~ ~ 「悪いことに&color(#0066ff){CARLSBERG島};は、島の形(二辺端寄せ・左下型)と適切な防衛施設の配置ため攻めにくい。先の作戦が失敗したのは連携のミス以外にそこにも理由がある。とすれば、次は数の利を生かし大量の艦隊を同時に送らねばならない。ところが、我等が盟主&color(orangered){サピン共和国};は今復興に忙しい。これでは大規模な攻勢は無理だ。つまるところ&color(#0066ff){CARLSBERG島};への反撃はまだ早い。そもそも、もっと攻めやすい島があるのじゃないのか・・・」~ ~ と。~ とはいえ、一時的にせよこのチャンスを見送ることは、単に反撃の芽を摘むことだけでなく、相手に回復の時間と攻撃のチャンスを与えることでもあると&color(orangered){防共連合};は気がつくべきであった。3055ターン&color(#0066ff){黒炎島};が&color(orangered){そば};へ宣戦布告をしたのである。~ 勝利を確信していた矢先の布告である。&color(orangered){防共連合};は本当のところ随分と焦ったのではないだろうか。~ 複数間戦争のメリットはまさに複数で攻め入れることにあるが、それは同時に複数に攻めいれられることでもある。つまり、同盟間戦争では自らの島が大規模な戦場になることも当然に覚悟しなければならないのだ。~ こうして、3056ターンに&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};が&color(orangered){そば};へ宣戦布告することにより、&color(#0066ff){天弓!天弓!};を除くの&color(#0066ff){℃フロンティア館};の四島が&color(orangered){そば};と交戦状態に入る。~ しかし、結果から言えば、このそば攻防戦は失敗であった。&color(#0066ff){℃フロンティア館};の派遣艦隊は&color(#0066ff){黒炎島};、&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};のみであり、それだけでは防衛施設が適切に配置されているうえ&color(orangered){NERV本部};艦隊が防衛する&color(orangered){そば};を落とせるはずもなかった。それどころか&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};は、ノーガードのところに艦隊を派遣され、カウンターによりみるみると焦土と化していく。~ &color(#0066ff){℃フロンティア館};が二島で&color(orangered){そば};を落とす計画を練っていたと考えるのはあまりにも現実的でないから、おそらく、これも&color(#0066ff){黒炎島};の単独の派遣に&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};のみが賛同したと考えるのが妥当であろう。もっとも、国力において参戦国中最下位の&color(orangered){蜀};でさえ友好国&color(orangered){黒島};によって防御されていたのであるから、攻勢に出ること事態が無謀であったのかもしれない。&color(#0066ff){CARLSBERG島};と&color(#0066ff){アトランティス};は自らの島が戦場になったことで防衛隊を割いてまで派遣する勇気を失っていたし、&color(#0066ff){天弓!天弓!};も盟主である&color(#0066ff){CARLSBERG島};を守ることで必死であった。彼らが&color(#0066ff){黒炎島};に同調しなかったのも無理はない。結果論だが、二度あることは三度あったのである。~ そして、運命の3067ターン。この戦争最大の事件が起こる。~ いや、事件などという言葉では片付けてはいけない人為的なものがそこにはある。この出来事は戦争の勝者(というよりも敗者)を決定するのに大いに影響するわけであるが、敗者にとってはもちろん勝者にとってすら手放しに喜べる出来事ではなかった。世が世なら軍法会議を待たずに銃殺刑である敵前逃亡。すなわち&color(#0066ff){黒炎島};の放棄である。~ *戦争の終盤「春よ、こい」 [#ccdd4f49] 自らの将来を憂れいたのか、仲間に愛想が尽きたのか、それとも、ただ単に飽きたのか。&color(#0066ff){黒炎島};は島を放棄した。~ 過去、我々の箱庭で敵前逃亡がなかったわけではない。6同盟間紛争における、護国の鬼特攻要塞【回天】や最強はその際たる例である。~ しかし、他の者もやっているといって敵前逃亡が許されるわけでは決してない。PCの向こうには人がいる。ネットとはいえ、いや、顔の見えないネットだからこそ責任を真剣に考えねばならない。無邪気な幼稚園児なら我々もしかたないなと許すこともあるだろう(幼稚園児は箱庭などできるはずもないが)、しかし、そうでないならば戦争中に特に理由も告げず放棄するなど言語道断である。~ ~ ・・・話を戻そう。3070~戦況はいよいよ決定的になっていく。~ 着実に焦土と化している&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};に、&color(orangered){防共連合};の増援が出現する。これに対して&color(#0066ff){℃フロンティア館};は&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};の防衛を図るためいくらかの艦隊を派遣した。しかし、その抵抗もむなしく&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};は島の二分の一ほどに被弾し、その順位を大幅に下げる。ついには、盟主&color(#0066ff){CARLSBERG島};に大地震が発生する。このとき&color(#0066ff){フロンティア館};でまともに島の運営ができていたのは&color(#0066ff){天弓!天弓!};だけであった。&color(orangered){防共連合};もさすがにこれを哀れんだのか、これがこの戦争の全面的停戦の直接的なきっかけとなる。~ 3073ターン、&color(orangered){防共連合};から&color(#0066ff){℃フロンティア館};に停戦意志の確認がなされ、3084ターン&color(#0066ff){℃フロンティア館};がこれに応じる。その後滞りなく各国の間で停戦がなされ、3094ターン&color(orangered){亜細亜重工業};と&color(#0066ff){CARLSBERG島};の停戦をもっておよそ80ターンに及んだ春休みの戦いは終結した。~ *戦争後記 [#ee191546] ここでは戦争参加国の皆様の感想をお書きくださるようお願い申し上げます。 -[[箱庭戦史一覧]] -[[箱庭戦史]] --[[第4海域の戦争]]
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#contents *プロローグ [#aa82b956] 外はまだまだ寒い2008年3月。対照的に第四海域は穏やかなターンを進行していた。~ 「もう大規模な戦争など起こらないのではないか?」そう思ってすらしまう3010ターン。~ しかし、ここは戦争系箱庭。刺激に飢えた者達はいつでも我々の傍にいる・・・。~ *戦争の発端「第四海域に血を」 [#v8ba8691] 3010ターン。当時、盟主間で友好関係を設定していた&color(orangered){¢第四海域防共同盟};と&color(#0066ff){℃フロンティア館};。~ その関係は&color(orangered){¢第四海域防共同盟};が盟主&color(orangered){サピン共和国};により一方的に破棄される。突然とも思えるこの出来事こそが、およそ80ターンに及ぶ春休みの戦いの発端であり、これに伴い、&color(orangered){¢第四海域防共同盟};と、&color(orangered){NERV本部};、&color(orangered){蜀};、&color(orangered){そば};は次々と&color(#0066ff){℃フロンティア館};に宣戦布告するのである。後に春休みの戦いと呼ばれる戦争はこうして開戦した。~ 戦争の目的については、、&color(orangered){¢第四海域防共同盟以下の連合};(以下&color(orangered){防共連合};と呼ぶ)が明確な要求をしていないことや客観的なデータが存在しないことからおよそ推測になるが、おそらくは戦争そのもの、すなわち、経験値や難民であろうと考えることができる。~ ~ *戦争の序盤「同盟間戦争で大事なひとつのこと」 [#u0d63ddc] 戦争開始とともに&color(orangered){防共連合};は、&color(#0066ff){℃フロンティア館};の中でも盟主である&color(#0066ff){CARLSBERG島};と、&color(#0066ff){アトランティス}; 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その後矢継ぎ早に3032ターンに&color(#0066ff){天弓!天弓!};、3033ターンに&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};、が布告し。少し遅れて、3038ターン&color(#0066ff){アトランティス};が布告した。このことによって&color(#0066ff){℃フロンティア館};全軍が&color(orangered){サピン共和国};に布告したことになり、&color(#0066ff){℃フロンティア館};による大反撃作戦の全容が明らかになった。~ これに対して、&color(orangered){防共連合};は&color(orangered){サピン共和国};を防衛するため&color(orangered){亜細亜重工業};、&color(orangered){あーあ};、&color(orangered){NERV本部};が援軍を派遣する。~ ここで注目すべきはやはり&color(#0066ff){フロンティア館};各国の布告ターン数にばらつきがあることだろう。もちろん、布告と派遣は必ずしも符合するものではないが、今回の場合は符合した(筆者の予測の域を出ないが、この反攻は&color(#0066ff){黒炎島};単独の布告に他島が追随してしまった結果であって、十分に練られた作戦ではなかったのかもしれない)。奇襲において、いや、同盟間戦争において決してしてはいけない個別の派遣という過ちを、&color(#0066ff){フロンティア館};は犯してしまったのである。言うまでもないが、奇しくもこれは&color(orangered){防共連合};が戦争序盤に犯した過ちとまったく同じものである。~ ところで、戦争には、防衛施設の傘を使えることなどから守備方が有利というセオリーがある。実は、&color(orangered){サピン共和国};にはこの類の施設はそれほど配備されていなかった。しかし、結果から言えばこの&color(orangered){サピン共和国};攻防戦は圧倒的な&color(orangered){防共連合};の勝利に終わる。~ なぜか。~ その理由は、前述のとおり&color(#0066ff){℃フロンティア館};の作戦失敗ももちろんであるが、新しく参戦した&color(orangered){亜細亜重工業};、戦争序盤力を温存していた&color(orangered){NERV本部};、そして、国力では盟主サピン共和国をも凌ぐ&color(orangered){あーあ};ら三国の実力が&color(#0066ff){℃フロンティア館};の予想をはるかに超えるものであったからに他ならない。~ こうして、わずか数ターンで&color(#0066ff){℃フロンティア館};は全軍撤退を強いられるまでに戦力を削がれてしまう。&color(orangered){サピン共和国};の被害も島の一部に被弾する程度であり、これにより戦争の趨勢((すうせい、時間の流れにつれてどのようになっていくかという意味))は決まったかに思われた。~ *戦争の中盤2「敵前逃亡」 [#y49d1f2f] 戦況は&color(orangered){防共連合};の有利。この時点でそれは火を見るより明らかであり、&color(orangered){防共連合};がこのチャンスを逃すわけもなく3045ターン、&color(#0066ff){CARLSBERG島};に&color(orangered){そば};と&color(orangered){EFEポートモレスビー};の焦土部隊が派遣。これと平行して、&color(orangered){蜀};と&color(orangered){Orbit};(現&color(orangered){Federation Of Southern Cross};)が&color(#0066ff){アトランティス};に艦隊を派遣する。その結果、&color(#0066ff){CARLSBERG島};は島の四分の一ほど、&color(#0066ff){アトランティス};も島の五分の一ほどを被弾する。&color(orangered){防共連合};はそれなりの戦果を挙げたのだ。~ ところが、意外にも&color(orangered){防共連合};はそれ以上の深入りはせず、この二度とないとも思えるチャンスを見送る。誰よりも一番驚いたのは℃フロンティア館だったのではないか。~ もっとも、筆者に言わせればこの判断は何も不思議ではない。少し考えてみよう。おそらく、&color(orangered){防共連合};はこう思ったのではないか、~ ~ 「悪いことに&color(#0066ff){CARLSBERG島};は、島の形(二辺端寄せ・左下型)と適切な防衛施設の配置ため攻めにくい。先の作戦が失敗したのは連携のミス以外にそこにも理由がある。とすれば、次は数の利を生かし大量の艦隊を同時に送らねばならない。ところが、我等が盟主&color(orangered){サピン共和国};は今復興に忙しい。これでは大規模な攻勢は無理だ。つまるところ&color(#0066ff){CARLSBERG島};への反撃はまだ早い。そもそも、もっと攻めやすい島があるのじゃないのか・・・」~ ~ と。~ とはいえ、一時的にせよこのチャンスを見送ることは、単に反撃の芽を摘むことだけでなく、相手に回復の時間と攻撃のチャンスを与えることでもあると&color(orangered){防共連合};は気がつくべきであった。3055ターン&color(#0066ff){黒炎島};が&color(orangered){そば};へ宣戦布告をしたのである。~ 勝利を確信していた矢先の布告である。&color(orangered){防共連合};は本当のところ随分と焦ったのではないだろうか。~ 複数間戦争のメリットはまさに複数で攻め入れることにあるが、それは同時に複数に攻めいれられることでもある。つまり、同盟間戦争では自らの島が大規模な戦場になることも当然に覚悟しなければならないのだ。~ こうして、3056ターンに&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};が&color(orangered){そば};へ宣戦布告することにより、&color(#0066ff){天弓!天弓!};を除くの&color(#0066ff){℃フロンティア館};の四島が&color(orangered){そば};と交戦状態に入る。~ しかし、結果から言えば、このそば攻防戦は失敗であった。&color(#0066ff){℃フロンティア館};の派遣艦隊は&color(#0066ff){黒炎島};、&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};のみであり、それだけでは防衛施設が適切に配置されているうえ&color(orangered){NERV本部};艦隊が防衛する&color(orangered){そば};を落とせるはずもなかった。それどころか&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};は、ノーガードのところに艦隊を派遣され、カウンターによりみるみると焦土と化していく。~ &color(#0066ff){℃フロンティア館};が二島で&color(orangered){そば};を落とす計画を練っていたと考えるのはあまりにも現実的でないから、おそらく、これも&color(#0066ff){黒炎島};の単独の派遣に&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};のみが賛同したと考えるのが妥当であろう。もっとも、国力において参戦国中最下位の&color(orangered){蜀};でさえ友好国&color(orangered){黒島};によって防御されていたのであるから、攻勢に出ること事態が無謀であったのかもしれない。&color(#0066ff){CARLSBERG島};と&color(#0066ff){アトランティス};は自らの島が戦場になったことで防衛隊を割いてまで派遣する勇気を失っていたし、&color(#0066ff){天弓!天弓!};も盟主である&color(#0066ff){CARLSBERG島};を守ることで必死であった。彼らが&color(#0066ff){黒炎島};に同調しなかったのも無理はない。結果論だが、二度あることは三度あったのである。~ そして、運命の3067ターン。この戦争最大の事件が起こる。~ いや、事件などという言葉では片付けてはいけない人為的なものがそこにはある。この出来事は戦争の勝者(というよりも敗者)を決定するのに大いに影響するわけであるが、敗者にとってはもちろん勝者にとってすら手放しに喜べる出来事ではなかった。世が世なら軍法会議を待たずに銃殺刑である敵前逃亡。すなわち&color(#0066ff){黒炎島};の放棄である。~ *戦争の終盤「春よ、こい」 [#ccdd4f49] 自らの将来を憂れいたのか、仲間に愛想が尽きたのか、それとも、ただ単に飽きたのか。&color(#0066ff){黒炎島};は島を放棄した。~ 過去、我々の箱庭で敵前逃亡がなかったわけではない。6同盟間紛争における、護国の鬼特攻要塞【回天】や最強はその際たる例である。~ しかし、他の者もやっているといって敵前逃亡が許されるわけでは決してない。PCの向こうには人がいる。ネットとはいえ、いや、顔の見えないネットだからこそ責任を真剣に考えねばならない。無邪気な幼稚園児なら我々もしかたないなと許すこともあるだろう(幼稚園児は箱庭などできるはずもないが)、しかし、そうでないならば戦争中に特に理由も告げず放棄するなど言語道断である。~ ~ ・・・話を戻そう。3070~戦況はいよいよ決定的になっていく。~ 着実に焦土と化している&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};に、&color(orangered){防共連合};の増援が出現する。これに対して&color(#0066ff){℃フロンティア館};は&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};の防衛を図るためいくらかの艦隊を派遣した。しかし、その抵抗もむなしく&color(#0066ff){主食:卵かけ御飯};は島の二分の一ほどに被弾し、その順位を大幅に下げる。ついには、盟主&color(#0066ff){CARLSBERG島};に大地震が発生する。このとき&color(#0066ff){フロンティア館};でまともに島の運営ができていたのは&color(#0066ff){天弓!天弓!};だけであった。&color(orangered){防共連合};もさすがにこれを哀れんだのか、これがこの戦争の全面的停戦の直接的なきっかけとなる。~ 3073ターン、&color(orangered){防共連合};から&color(#0066ff){℃フロンティア館};に停戦意志の確認がなされ、3084ターン&color(#0066ff){℃フロンティア館};がこれに応じる。その後滞りなく各国の間で停戦がなされ、3094ターン&color(orangered){亜細亜重工業};と&color(#0066ff){CARLSBERG島};の停戦をもっておよそ80ターンに及んだ春休みの戦いは終結した。~ *戦争後記 [#ee191546] ここでは戦争参加国の皆様の感想をお書きくださるようお願い申し上げます。 -[[箱庭戦史一覧]] -[[箱庭戦史]] --[[第4海域の戦争]]
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