note/海域覇権戦争 あるα島外交官の手記 の変更点


α島政府高官の手記より

T800 PM1900 WARDOG大本営内宿舎にて
先ほどα島のオクタヴィア国際空港からの直通便でWARDOG大本営に到着した。
すでに各国の重鎮が到着しており、SPやらガードやらでものものしい雰囲気だ。
だが、なにより印象的だったのは盟主レイ閣下やモウロ大元帥の生き生きした表情だった。
無理もない。もうすぐ満願成就の夜がくるのだ。
結成当初からの夢がかなうのだ。
海域を火の海にするという夢が。
私も、今夜は興奮して眠れないだろう。

SASが異世界に飛ばされてからのOHはまさに喉に引っかかった魚の骨だった。
急速に勢力を拡大させ、我々が事を起こす前に事を起こしてきかねなかった。
群雄の海域の覇者は我々、WARDOGだ。
骨は取り除かなくてはならない。

T824 AM300 α島軍令部にて
大本営での会議が終わり、その直後にα島に戻って軍部のお偉方と接見。
お偉方も乗り気でとんとん拍子で話は進み、さきほどフォートレス部隊はデルタラインへと飛び立った。
フォートレス部隊はγ艦隊に編成され、アントニウス准将が指揮に当たられるそうだ。
彼のような年の取り方をしたいものだ。
さて、次は難民の受け入れ準備だ…
その前に一睡くらいできるだろう。

T825 PM100 α島所有ジェット機内にて
デルタラインでの春の嵐作戦はほとんど抵抗らしい抵抗もなく、順調だ。
おかげで難民の受け入れ作業が大変で難民局は掃除係まで動員しているようだ…
先刻まで私もその手伝いをしていたわけだが。
だが、これだけの難民が流れてくれば食糧の増産も可能になる。
α島にも軍拡の時代が来るのかもな。
これから、WARDOG大本営で作戦会議だ。
新しい作戦が公表されるとか。
ついでに皇帝閣下にウォッカをおごってもらおう。

T827 PM600 α島軍港にて
ヘイルストーン作戦に出陣する軍の出陣式に出席。
なかなか荘厳なものだった。
新造艦のクラウディウスは夕日が非常に似合っていた。
軍団兵は士気揚々。非常に頼もしい。
彼らにも負けないように頑張らなくては。
しかし、艦艇数の面をみるとやはり他島に見劣りするな…
覇道計画時代のα島海軍は金剛級を多数所有していたとの記録をどこかで見た気がする。
やはり海軍は軍艦だよな。

T827 PM1140 自宅にて
久々の自宅はいい。迎えてくれる人がいればもっといい。

T828 AM200 自宅にて
けたたましい電話のベルで目が覚める。
なんとガルテア連邦が奇襲攻撃をかけられたというのだ。
私はすぐさまα島軍令部にむかった。
幸い、派遣規模は小さくダメージもそれなりですむようであった。
明日は我が身…か

T830 PM500 α島軍令部にて
今度は南アフリカが標的にされたようだ。
ガルテアのときのように損害は軽微とはいかずに人口が100万人ほど流出したらしい。
我がα島海軍もヘイルストーン作戦において駆逐艦を一隻失ってしまった。
アグリッパ准将は嘆いていることだろう。
だが、悲観することはない。
全体的に見れば我々の同盟が優位なことには変わりないのだから。

T840 PM1100 自宅にて
内陸部が騒がしいと思ったら、研究所からレッドいのらが逃げ出したそうだ。
アグリッパ大尉が忙しそうだとおもったらこのせいか…
農場がふたつほど壊滅したそうだが、大丈夫なのだろうか?
最悪、高速コマンド技術をつかって農場を復興させればいい話だからあまり問題はないだろう。
そんなことより今日はもう休もう。
明日もまた各部署のパイプ業務だ。

T845 AM600
そろそろトラック諸島からの報告の整理業務には飽き飽きしていたところだ。
WARDOG大本営は最後の大攻勢に出るそうだ。
我がα島もフォートレス部隊を編成して攻撃に加われとモウロ大元帥直々の命がくだった。


T870 PM1200
長いパーティーもそろそろお開きのようだ。
OH同盟から離反者がでたらしい。
その離反も盟主の認めたものだというからこれは決定的であろう。

-T800 PM1900 WARDOG大本営内宿舎にて~
先ほどα島のオクタヴィア国際空港からの直通便でWARDOG大本営に到着した。~
すでに各国の重鎮が到着しており、SPやらガードやらでものものしい雰囲気だ。~
だが、なにより印象的だったのは盟主レイ閣下やモウロ大元帥の生き生きした表情だった。~
無理もない。もうすぐ満願成就の夜がくるのだ。~
結成当初からの夢がかなうのだ。~
海域を火の海にするという夢が。~
私も、今夜は興奮して眠れないだろう。~
~
SASが異世界に飛ばされてからのOHはまさに喉に引っかかった魚の骨だった。~
急速に勢力を拡大させ、我々が事を起こす前に事を起こしてきかねなかった。~
群雄の海域の覇者は我々、WARDOGだ。~
骨は取り除かなくてはならない。~
~
-T824 AM300 α島軍令部にて~
大本営での会議が終わり、その直後にα島に戻って軍部のお偉方と接見。~
お偉方も乗り気でとんとん拍子で話は進み、さきほどフォートレス部隊はデルタラインへと飛び立った。~
フォートレス部隊はγ艦隊に編成され、アントニウス准将が指揮に当たられるそうだ。~
彼のような年の取り方をしたいものだ。~
さて、次は難民の受け入れ準備だ…~
その前に一睡くらいできるだろう。~
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-T825 PM100 α島所有ジェット機内にて~
デルタラインでの春の嵐作戦はほとんど抵抗らしい抵抗もなく、順調だ。~
おかげで難民の受け入れ作業が大変で難民局は掃除係まで動員しているようだ…~
先刻まで私もその手伝いをしていたわけだが。~
だが、これだけの難民が流れてくれば食糧の増産も可能になる。~
α島にも軍拡の時代が来るのかもな。~
これから、WARDOG大本営で作戦会議だ。~
新しい作戦が公表されるとか。~
ついでに皇帝閣下にウォッカをおごってもらおう。~
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-T827 PM600 α島軍港にて~
ヘイルストーン作戦に出陣する軍の出陣式に出席。~
なかなか荘厳なものだった。~
新造艦のクラウディウスは夕日が非常に似合っていた。~
軍団兵は士気揚々。非常に頼もしい。~
彼らにも負けないように頑張らなくては。~
しかし、艦艇数の面をみるとやはり他島に見劣りするな…~
覇道計画時代のα島海軍は金剛級を多数所有していたとの記録をどこかで見た気がする。~
やはり海軍は軍艦だよな。~
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-T827 PM1140 自宅にて~
久々の自宅はいい。迎えてくれる人がいればもっといい。~
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-T828 AM200 自宅にて~
けたたましい電話のベルで目が覚める。~
なんとガルテア連邦が奇襲攻撃をかけられたというのだ。~
私はすぐさまα島軍令部にむかった。~
幸い、派遣規模は小さくダメージもそれなりですむようであった。~
明日は我が身…か~
~
-T830 PM500 α島軍令部にて~
今度は南アフリカが標的にされたようだ。~
ガルテアのときのように損害は軽微とはいかずに人口が100万人ほど流出したらしい。~
我がα島海軍もヘイルストーン作戦において駆逐艦を一隻失ってしまった。~
アグリッパ准将は嘆いていることだろう。~
だが、悲観することはない。~
全体的に見れば我々の同盟が優位なことには変わりないのだから。~
~
-T840 PM1100 自宅にて~
内陸部が騒がしいと思ったら、研究所から兵装実験をしていたレッドいのらが逃げ出したそうだ。~
アグリッパ大尉が忙しそうだとおもったらこのせいか…~
農場がふたつほど壊滅したそうだが、大丈夫なのだろうか?~
最悪、高速コマンド技術をつかって農場を復興させればいい話だからあまり問題はないだろう。~
そんなことより今日はもう休もう。~
明日もまた各部署のパイプ業務だ。~
~
-T841 AM1000 α島官庁街にて~
財政部が忙しそうだ。~
なんでも、高速コマンド技術をつかったことで資金を使いこんでしまい、他島に援助要請をしたそうだ。~
金がなきゃ戦争ができないからな…~
頑張ってほしいものである。~
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-T845 AM600~
そろそろトラック諸島からの報告の整理業務には飽き飽きしていたところだ。~
WARDOG大本営は最後の大攻勢に出るそうだ。~
我がα島もフォートレス部隊を編成して攻撃に加われとモウロ大元帥直々の命がくだった。~
この作戦に加われるのも財政部のおかげだな。~
~
-T870 PM1200~
長いパーティーもそろそろお開きのようだ。~
OH同盟から離反者がでたらしい。~
その離反も盟主の認めたものだというからこれは決定的であろう。~
~
ついに、我々はA海域の覇者となったのだ。~