note/恋人たちの神話 のバックアップ(No.4)


意見交換や審議の仕方について思うこと by.テレサ

まず、「話し合う議題」を明確にすること。

ポイントは

  • ①結論から先に述べる
  • ②次に、自分の意見を述べる。それは、意見なのか質問なのか。賛成なのか反対なのか。明確に。
  • ③最後に、あらためて確認しておきたい事項や議題と関連した意見要望等を付け加える。(必要であれば)

    ①~③のポイントを押さえて、簡潔に
    尚、「話し合う議題」は、簡単な内容のものから始める。(ひとつひとつ議決していくことで、難しい議題もスムーズに)


【一般論】
意見交換において、
人は自分の意見や要望を述べる際に、ついつい自分の意見の“正当性を主張する意見”*1を述べる傾向がある。

そのため、
気づかないうちに「自分の意見主張が優先」し、議題や質問等に対して「聞いていないこと」まで熱心に・・・気がつけば長文に。

「長文になればなるほど、幾つかのテーマが混在しがちで焦点が曖昧になりやすい。」

 ・議題とは関係の無いテーマに目がとまり、そのテーマに対して意見*2、・・・
 ・賛成なのか反対なのか不明瞭に*3・・・
 ・いったい自分は何が言いたいのか、本人まで・・・

その結果、
議題AがA’に、A’がBにと。意見主張が徐々に議題の枠から外れだす(Bは議題とは違う内容)*4

そして収拾がつかなくなる・・・ 


【質問編】
ひと言。的確な回答を求めるなら箇条書きにすること。*5
質問をするということは、相手は回答をすることになります。*6
質問も、当然簡潔に。
だらだらと続けた質問文では、回答も漏れたり・・・ましてや「意見要望も混在した質問文」ならまず漏れるでしょう・・(と言うより、回答する気になりません)

【回答編】
質問に対する回答をすること。
ついつい、自分の意見が前面に出てしまい質問の回答が曖昧になってしまわないように。
(質問に対しての意見に夢中となり、気がつけば質問の回答がないとか・・・)
ポイントは、 質問のオウム返しをする。。(意見は回答してから付記する)*7

【意見・提案編】
議題内容について、賛成・反対等のクローズ意見でなく「提案等のオープン意見」を述べる時は長文になります。
意見を伝えたいなら、テーマごとに分けて述べること。
そして、自分の意見に対しての意見を求めるのであれば、次の人が意見しやすいように文章をまとめることも重要。*8
意見主張だけは自己満足に過ぎず、議論の進展になりません。
(次の人が何について意見していいか混乱しないように)
(次の人が自分の意見を無視して、別の意見を展開・・・)

8/10日記


*1 例:私は○については△だとと思います。それは、◇の意味は・・・である為、◇の方がより正確性があり・・・ですから、△でいいと思います。
*2 例:◇の意味は違うのでは・・・◇は・・・であって、正確に言えば・・・
*3 例:△って賛成なの反対なの?
*4 議題は○についてですが・・・
*5 次の3点について確認を・・・①・・・②・・・③・・・
*6 ①については・・・②は・・・③は・・・
*7 △は◇ですか?→△は◇です。△は◇ではありません。 私の考えは・・・です。
*8 ①については異論ないと思いますが、②について意見があればお願いします。