無未不非教団 のバックアップ(No.1)

無未不非教団(むみふびきょうだん)とは、フベレフ朝SGにおいてジューラ・F・シアートが設立した軍事教団である。
フベレフ朝SGの成立に大きく貢献し、英西洋におけるフベレフ朝SGの対外関係の構築を行った。

概要


無未不非教団はフベレフ朝SG以前のチェルラウラの闇時代に成立した『闇教団』の一つで、主に略奪から自衛するために作られた。
ジューラ・F・シアートによって提唱された自衛武装論に基づき武装しており、戦闘訓練なども行われた。他の闇教団を吸収しながら、大きく勢力を延ばした。
フベレフ朝SGによるSG再統一の際にはフベレフを支持し、強大な軍事力を用いて敵対勢力を駆逐した。
フベレフ朝SGの成立後、教団は存在意義を喪失し、教団解体が行われた。
教団本部(無戦志団)は海外へ進出を図り、そこでフベレフ朝SGとの対外関係の構築を行った。また教団第2支部(武装部隊)はフベレフ朝SG海軍結成の基盤となった。

現在の無未不非教団


教団は解体されたために、元の形で残っているわけではないが、教団教徒の多くはフベレフ朝SGの官庁・海軍に勤務し、今なおフベレフ朝SGにおいて大きな影響力を保持している。

教団解体によって、第1支部～第7支部までは全てフベレフ朝SGの官庁・海軍に組み込まれ、無未不非教団本部はコスモと名前を変えて現在も残る。
第1地区ガイラにある教団本部『カルティアン』はコスモの中央施設として現在も使用されている。

コスモは海外進出をはかり、グローバルモデルとしての"無未不非教団"の再構築を目指しているとしている。

無未不非教団の教義


チェルラウラの闇時代に成立した多くの闇教団は、自らを守るために作られた自衛教団と、新体制の確立を目指した社会教団の二つに大別される。
そのどちらに於いても宗教的な意味合いは薄く、教団は社会基盤として位置づけられていた。
無未不非教団は教祖ジューラの『自らの身を守るために武装をする』という自衛武装論に基づき、多くの闇教団の中で初めて武装を行った。
それまでの闇教団においても自衛的武装を唱えた教団は存在したが、秩序を保つ事が出来ずに崩壊もしくは犯罪集団化した。
無未不非教団は秩序を保つために当時台頭してきていたサーム教?を利用した。
サーム教?は新世界の発見を説き、我々は文明の進歩をつづけなければいけないという主張であった。この主張を利用し、ジューラは『我々はこの闇の中で立ちすくんではいけない。立ち上がる勇気のために武器を取るのだ』と演説し*1、武装を正当化した。

*1 『無未不非教団成立史』より