春休みの戦い のバックアップ(No.9)


戦争の発端「第四海域に血を」

 3010ターン、当時、盟主間で友好関係を設定していた¢第四海域防共同盟℃フロンティア館
 その関係は¢第四海域防共同盟が盟主サピン共和国により一方的に破棄される。これこそがおよそ80ターンに及ぶ春休みの戦いの発端であり、ほぼ同ターンに、¢第四海域防共同盟と、NERV本部そばは次々と℃フロンティア館に宣戦布告する。
 戦争の目的については、、¢第四海域防共同盟以下の連合(以下防共連合と呼ぶ)が明確な要求をしていないことや客観的なデータが存在しないことからおよそ推測になるが、おそらくは戦争そのもの、すなわち、経験値や難民であろうと考えることができる。

戦争の序盤「同盟間戦争で大事なひとつのこと」

 戦争開始とともに防共連合は、℃フロンティア館の中でも盟主であるCARLSBERG島と、アトランティス に狙いをつける。同盟間戦争において盟主を狙うことは一応のセオリーであるとしてもアトランティスを狙った理由は定かではない。その当時のアトランティスが攻撃し易いとでも判断したのであろうか。こうして、防共連合サピン共和国あーあEFEポートモレスビー島は、CARLSBERG島へ、†死の天使☆FREEDOM†そばアトランティスへ、艦隊を派遣した。なぜアトランティスを狙ったのかは定かではないとしても、作戦の大枠は3対1の状況を一時的に作ることにより、国力で勝る℃フロンティア館を数で圧倒し、早期決着をということであったのであろう。
 しかし、防共連合にとって、結果的にこれが戦争序盤の優劣を決する失着となってしまう。
数で圧倒しようとした防共連合であったが、連携がうまくとれず艦隊派遣ターンがずれてしまうのである。一国一国の国力では到底かなわない防共連合の国々は、CARLSBERG島アトランティス両島で各個撃破される。防共連合の希望にも見えた亜細亜重工業のCARLSBERG島に宣戦布告も、少なくともこの時点では戦況を転換させるほどの出来事ではなかった。開戦に備えていたうえ、即座に状況を把握した℃フロンティア館CARLSBERG島アトランティスに戦力を集中したのであるから、当然といえば当然の結果と言えよう。
 3025~3030ターン、防共連合は一時撤退を余儀なくされる。

戦争の中盤1「他山の石」

 戦争序盤で自艦隊をほぼ壊滅させてしまった防共連合の各国、対照的に℃フロンティア館はCARLSBERG島とともに同盟内での二強をなす天弓!天弓!の帰還もあって順調に反撃の準備を整えていた。はっきりいってこの時点で戦況は五分、突き詰めていけば多少℃フロンティア館に傾いていたかもしれない。とはいえ、防共連合も若干の艦隊を残しつつ、なお艦隊増強を行なっていたのであるから、お互いに予断を許す状況ではなかったといえよう。
そこで次の一手。
 3025ターン、ついに℃フロンティア館は反撃の狼煙を上げる。℃フロンティア館の一員黒炎島がサピン共和国に宣戦布告したのである。
 その後矢継ぎ早に3032ターンに天弓!天弓!、3033ターンに主食:卵かけ御飯、が布告し。少し遅れて、3038ターンアトランティスが布告した。このことによって℃フロンティア館全軍がサピン共和国に布告したことになり、℃フロンティア館による大反撃作戦の全容が明らかになった。
 これに対して、防共連合はサピン共和国を防衛するため亜細亜重工業、あーあ、NERV本部が援軍を派遣する。
ここで注目すべきはやはりフロンティア館各国の布告ターン数にばらつきがあることだろう。もちろん、布告と派遣は必ずしも符合するものではないが、今回の場合は符合した(筆者の予測の域を出ないが、この反攻は黒炎島単独の布告に他島が追随してしまった結果であって、十分に練られた作戦ではなかったのかもしれない)。奇襲において、いや、同盟間戦争において決してしてはいけない個別の派遣という過ちを、フロンティア館は犯してしまったのである。言うまでもないが、奇しくもこれは防共連合が戦争序盤に犯した過ちとまったく同じものである。
 ところで、戦争には、防衛施設の傘を使えることなどから守備方が有利というセオリーがある。実は、サピン共和国にはこの類の施設はそれほど配備されていなかった。しかし、結果から言えばこのサピン共和国攻防戦は圧倒的な防共連合の勝利に終わる。
 なぜか。
 その理由は、前述のとおり℃フロンティア館の作戦失敗ももちろんであるが、新しく参戦した亜細亜重工業、戦争序盤力を温存していたNERV本部、そして、国力では盟主サピン共和国を凌ぐあーあら三国の実力が℃フロンティア館の予想をはるかに超えるものであったからに他ならない。
 こうして、わずか数ターンで℃フロンティア館は全軍撤退を強いられるまでに戦力を削がれてしまう。サピン共和国の被害も島の一部に被弾する程度であり、これにより戦争の趨勢は決まったかに思われた。

戦争の中盤2「敵前逃亡」

戦争の終盤「春よ、こい」

戦争後記