富嶽の独り言08/10/05 のバックアップ(No.1)


資本主義経済

島主というのか、首長というのか。あれって全体主義というか社会主義経済ですよね。
工場の利益が国庫に入ったり、増設計画を国が立てたり。
資本主義の現代で、それは無いかなと。

という事で、
今回は、国が企業経営をやるのではなく、国が企業をリードする感じにしてみました。

内政は勝手に進む

内政に夢中になって、あるいは内政が忙しくて戦争ができない。
なんてのは、戦争ゲームとして、欠陥があるかなと、ふと思った事があります。
そこで、内政は、動作型から調整型にし、内政をしながら軍事行動を行える様にしました。

工場や農場の増設や撤退は、プレイヤではなく、企業が勝手に行います。
各種の調整によって、それらを良い感じにリードできるかが、腕の見せ所という具合です。
内政が発展するか衰退するかはプレイヤの調整次第という感じです。

まぁ、基本的には、調整にも限界があります。調整でカバーできるのは、
その国の内政の潜在能力を効率的に引き出せるか。
掌握する産資源力を上手に生産力へと転化できるかどうかというところまでです。

内政の上手下手

今までは「彼は内政が上手い。」「工場の立て方にセンスが。」なんてのはなかったです。
内政は、上手か下手かではなく、重視か軽視かの違いだったかもしれません。

今回は、内政テクの一つに、たとえば、物流というものがあります。
タンカーで物を運ぶんですが、そのタンカーも燃料を思いっきり消費します。
遠いところから、ちょっとずつ資源を運んでそこからまた遠いところで加工して、
そこからまた遠い最前線へ配給しようものなら、燃料代引いたら、
あっという間に中間搾取で何もなくなっちゃいますよと。そんなノリです。

自分が一番進出したいエリアに、スムーズに自国の生産力が集積する様な
物流配置を進めていけば、
戦争も有利に進められる様になるかもしれません。

それと、物流と言いましたが、物をスムーズに流すのが大事です。
経済で最悪なのが、在庫を貯める事だと言われて久しいですが、
港湾施設は1500の食糧、物資、資源を貯蔵できます。
しかし、その分維持の資金を取られます。土地代とか管理費としてです。

貯めゲーが好きな人達は面食らうかもしれませんが、
皆が戦争せずに港湾施設を山のように作って貯めゲーをはじめたら、
戦争ゲームあがったりですからね。
港湾都市は財布は財布でも穴あき財布みたいなものだと思って貰えればと思います。

内政と軍事

今までは内政と軍事は、睡眠と運動とか勉強と遊び時間の様な関係にありました。
今度は内政と軍事が続き作業になっている感じを目指します。

で、先ほどのべた内政の潜在能力というのは、そもそもの得られる資源や食糧の獲得絶対数ですが、
この潜在能力は、支配エリア。もっといえば、支配する海のマスの数に準じます。

ですから、内政の潜在能力そのものを拡大したい場合は、
調整ではなく、軍を動かしたりして領域を拡大する必要があります。
内政の終着点にはいつも軍事が待っていると、そういうことになると思います。

経済の開放と統制

見慣れない用語ですが、
統制というのは、江戸時代の倹約令みたいなものです。いずれ財政は厳しくなります。
逆に、開放というのは、経済規模を大きくする事です。いずれ財政は好転します。
こう言うと、いつでも開放しておくのが良い様に思うかもしれませんが、
戦争などで、何が何でも、御上が国中の物資を集めなきゃいかん時は、経済を統制します。

経済が開放気味だと、都市の住民がとなりにある工場や港湾から多くの物資を買えます。
解放の度合が高いほど、人口当たり毎ターンたくさんの物資を買います。
つまり企業が儲かります。税収も伸びます。
都市単体でみても、経済を開放すると、庶民の生活レベルが上がり、人口が激えます。

また、この辺は、将来的に世界全体の「景気指数」なるものも設け、
それに準拠させる予定です。
管理人が常に景気指数をいじくって、間接的に活性化の調整を行える様にするかもしれません。

工場は、生産された物資の80%が売れないと縮小傾向になります。
なので、規模を維持するなら、住民と軍あわせて、生産力の80%以上の消費を行う必要があります。
軍が多くの物資を必要とする場合は、経済を統制気味に、
逆に軍が物資過剰(財政難)の時は、経済を開放気味に調整するのが良いと思います。

 

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