三国志の紹介 のバックアップの現在との差分(No.4)


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*この紹介の意味 [#j310bc07]
 この紹介は三国志を知らず、蜀の意味と蜀の武将が分からない人のためのものである。
**蒼天既に死す黄天当に立つべし [#y452ee08]
 何百年も続いた漢も様々な要因で衰退していき各地で不満がたまっていった。~
 そこで起こったたのが張角を教祖とする宗教団体の反乱だった。~
 その宗徒は目印に頭に黄色い布を巻いていたためこの反乱は黄布の乱と呼ばれた。~
**桃園の誓いと黄布の乱の終結 [#b70dd282]
 快進撃を続ける黄布賊に業を煮やした朝廷は各地で義勇兵を募った。~
**桃園の誓いと黄巾の乱の終結 [#b70dd282]
 快進撃を続ける黄巾賊に業を煮やした朝廷は各地で義勇兵を募った。~
 その看板を見ながら溜息をついていた青年こそが三国志の主人公である劉備であった。~
 そんな劉備を見た張飛が劉備に「義勇兵として共に戦わないか」と持ちかけた。~
 すっかり意気投合した二人が酒場で酒をのんでいると、~
 「俺はこれから義勇兵として戦いに行く」と話している男、関羽がいる。~
 その関羽も仲間に入れて酒を飲んでいると張飛が~
 「自分の家の裏に桃園があり、丁度見ごろになっている、そこで義兄弟の契りを交わさないか」~
 と提案した。三人はそれを承諾し、~
 「我々三人は生まれた場所、生まれた日は違うけれど、死ぬときは同じ日同じ時である事を願う」~
 「我ら天に誓う生まれた日は違えど・・・死す刻は 同じ年 同じ月 同じ時を願わん」~
 と義兄弟の契りを結んだ。~
 また、そのあと商人にあって資金の援助をしてもらい、~
 関羽は青龍堰月刀、張飛は蛇矛、劉備は双剣をつくる。(正史ではこれらの武器についての記述はないらしい)~
 関羽は青龍堰月刀、張飛は蛇矛、劉備は雌雄一対の双剣をつくる。(正史ではこれらの武器についての記述はないらしい)~
 その後、劉備率いる義勇軍や曹操など朝廷軍の活躍、張角の病死により、黄布の乱は終結するが、~
 この乱がきっかけで群雄割拠の世の中になっていく。~
**十常侍誅殺!!董卓実権を握る [#jb5c129b]
 そのころ朝廷では十常侍と呼ばれる宦官たちが実権を握っていて、暴政を振るっていた。
 
 そのころ朝廷では十常侍と呼ばれる宦官たちが実権を握っていて、暴政を振るっていた。~
 その十常侍を倒したのが賄賂などによって高い地位にいた董卓であった。~
 その董卓は一騎当千の猛将、呂布を手なずけて宮中の実権を握る。~
 そんな奴が善政を布くはずもなく、政治は乱れ、まさに董卓の黄金時代となっていた。~
**反董卓連合結成!快進撃始まる!! [#wfd52445]
 そんな董卓の悪政を各地の群雄は黙っておらず、袁紹を盟主として反董卓連合が発足する。~
 反董卓連合はまず董卓側の要所、泗水関(漢字が違うが御勘弁を・・・)を狙う。~
 まず孫堅が攻め込んで敵の先鋒を倒す、そこで孫堅は食料の援助を頼むが、~
 味方の将の邪知によって援助がされなかった。~
 そのことによって士気が下がった孫堅軍は散々に打ち破られてしまった。~
 さらに進軍してくる華雄軍に連合軍は総崩れになり、本陣近くまで攻め込まれてしまう。~
 「誰かあの華雄を討ち取れる者はおらぬか!!」との曹操の声に~
 「拙者が参りましょう」と声が答える、そう、関羽である。~
 曹操は関羽に杯を渡し酒を飲ませる、関羽は半分ほど飲むと、~
 「あとは帰ってから頂きましょう」といって馬に乗り、颯爽と駆けていくと、~
 華雄の首を提げて帰ってきた。そのときまだ酒は温かいままだったという。~
**虎牢関攻撃!!呂布を退ける!! [#q24799f8]
 勢いに乗った連合軍は董卓側最大の要害、虎牢関を攻める。~
 しかしそこを守るは猛将呂布、連合軍は苦戦を強いられる。~
 そこで向かうは張飛である、張飛は呂布に一騎討ちを要求する、~
 しかし流石に呂布は強く、数十合打ち合っても勝敗が決まらない。~
 次に関羽が参戦するが、二人を相手にしてもまだ呂布は互角に打ち合う、~
 そこで劉備が入ると流石の呂布も敵わないと逃げ出し、虎牢関に篭ってしまう。~
**董卓の暴挙とまらず!!いきなりの遷都。 [#kf15f96c]
 呂布でも敵わない連合軍に恐れをなした董卓はいきなり遷都を始める。~
 多くの重臣が反対するも董卓は頑として聞かず、民と一緒に移動を始める。~
 虎牢関の呂布もこっそり抜け出して共に移動する。~
 連合軍はそれに気付かず、気付いたときには既に都はもぬけの空だった。~
 そこで曹操は追撃を進言するが、袁紹はそれを退ける。~
 そうして二人の間に亀裂が生じ、曹操は単独で追撃し、連合軍は解散となった。~
**王允の計!董卓、呂布に殺害される。 [#qa20f352]
 董卓の横暴に耐え切れなくなった司徒の王允は一計を案じる。~
 まず王允は呂布を呼び、自分の召使のチョウセンを見せた、呂布は美しいチョウセンに一目惚れする。~
 すると王允は呂布にチョウセンを差し上げることを約束した。~
 呂布は大喜びで帰ったが、しかし、その後王允は董卓を呼び、チョウセンをその場で差し出してしまう。~
 当然呂布は激怒するが、王允は董卓に言われて仕方なく差し出したと言った。~
 呂布はそれを信じ、董卓を嫌うようになる。董卓も呂布を疎ましく思うようになる。~
 そこで王允は呂布をけしかけて董卓を殺させようとするが、~
 流石の呂布も義父を殺すのは抵抗がある、しかし王允が、~
 「あなたの姓は呂、あいつの姓は董、あいつに親子の情があったでしょうか?」~
 というとコロッと騙されてとうとう呂布は董卓を殺す事に成功したのである。~
 (しかし正史のほうではチョウセンは登場しないらしい・・・)~
 しかしこの後いろいろあって呂布も曹操に戦争で負け、殺されてしまう。~
**ちょっと一言(コラムみたいな感じ) [#cc984721]
 さてここで、三国志序盤のボス敵とも言うべき董卓が死ぬが、~
 ここで董卓の死に際のことをお話しましょう・・・~
 董卓は皇帝になれると聞いて、宮殿に向かいます。呼び寄せるための嘘だとも知らずに・・・。~
 宮殿に向かう董卓だったが途中で不思議な事が起こります。~
 まず董卓の旗がいきなり折れてしまいます。~
 董卓は凶兆かと思いますが、側近が、~
 「古きが無くなり新しきものに変わる前触れです。」と言うと董卓は喜びました。~
 次に途中で歌を歌っている子供たちが居ます。~
 その子供達は、董卓が死ぬ事を予期して警告する歌を歌っていたのですが、~
 またしても側近に~
 「劉氏が滅び董氏が興ることを示しているのです。」~
 と言われまたも喜びました。~
 そして宮殿の門の前に、口を二つ並べた旗を持っている老人がいます。~
 これは呂布の呂を示したもので、呂布に殺されてしまうという最後の警告でしたが、~
 またまた側近に、「狂人です。」といわれ、納得してしまう。~
 そして、宮殿に入った董卓は呂布の一刀のもとに殺されてしまったのだった。~
**曹操荊州を制圧す~逃亡の劉備~ [#t28449b3]
 曹操は呂布を滅ぼした後、天下統一に最も近いといわれていた袁紹をも倒し、~
 帝を擁して三国統一を始めた。~
 まずは南下して劉表が死去したばかりの荊州に攻め込む。~
 荊州側は抗戦か降伏か迷い、劉表の跡継ぎの劉琮は抗戦を主張するも、~
 家臣が降伏を勧めた為あっさり降伏し、曹操は荊州を制圧した。~
 (ちなみにこの後劉琮は曹操の手の者によって暗殺されてしまう)~
 荊州に身を寄せていた劉備は、この報を聞いて逃げ出すが、~
 劉備を慕う民を連れて逃げていたために追いつかれ、長坂で戦闘になる。~
 この戦闘で行方不明になった劉備の嫡子を趙雲が救ったり、~
 張飛が橋の上で一喝して曹操軍を退けたりしてなんとか逃げ切ることに成功した。~
**三国一大戦争!赤壁の戦い!! [#i18a23f9]
 荊州の水軍を手に入れた曹操軍はさらに南下し、呉に迫る。~
 南下してくる曹操軍に対して、呉陣営では抗戦か降伏かで分かれていた。~
 しかし諸葛亮が呉の将軍の周瑜に~
 「呉には大喬と小喬という絶世の美女が居られるとか、その二人を差し出せば曹操は撤退するでしょう」~
 と言うと、周瑜は~
 「大喬は私の親友で前皇帝の孫策の妻、小喬は私の妻だ、その二人を渡すわけにはいかん」~
 と怒り、抗戦が決定した。~
 圧倒的な兵力差から火計しかないと考えた周瑜は計略をもって敵の参謀の蔡瑁を殺し、~
 偽りの投降をしてきたその甥の蔡中・蔡和を利用し、曹操軍に偽情報を流させた。~
 さらに、呉に隠れるように暮らしていた龐統を曹操軍に使わした。~
 龐統が「体調の優れないものが多いようだが、軍にいい医者はいるのですか?」と聞くと~
 曹操は「いや、そのことで困っているのだが、なにかいい策は無いだろうか」と問うた。~
 それに龐統が、「船同士を鎖で繋げばあたかも平地にいるかのごとくなるでしょう」と答えた。~
 曹操は早速鎖を作らせて船同士を繋ぎ、役割の終わった龐統は陣を後にした。~
 そしてさらに苦肉の策を用いて黄蓋に偽の降伏を申しださせ、火をつける手段も確保する。~
 問題は東南の風が吹かないと火が上手く回らないことだったが、~
 諸葛亮が祭壇の上で祈ると、東南の風が吹き始めた。~
 機は熟したとばかりに黄蓋が藁を積んだ船に火をつけさせ火計を実行する。~
 「連環の計」で互いの切り離しが間に合わない曹操軍の船は次々と炎上する。~
 更に東南の風で地上に配していた陣にも火が燃え広がり、曹操軍は散々に打ち破られた。~
 なお周瑜が自分を殺そうとしている事を察知した諸葛亮は、~
 東南の風が吹いた直後にその風を利用して劉備の下へ逃げ去った。~
 一方、劉備軍は諸葛亮の指示の下、曹操の退却先に伏兵を置き、~
 舞い込んできた曹操と残った軍に追い討ちをかけた。~
 しかし諸葛亮は「今曹操は天命がつきておらず、殺す事は不可能であるし、~
 殺しても今度は呉が強大になって対抗できなくなるだろう」と判断し、~
 曹操に恩がある関羽をわざと伏兵に置き、~
 あえて関羽が曹操に対し恩を返す機会として与え、関羽が曹操を逃がすのを黙認した。~


[[蜀]]
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