要塞指南

現在ここhako.joying.netには様々な要塞が存在する。
それらのメリットとリスクを考え、今後の島改造に役立てましょう。

要塞の基礎

要塞国家とは何か

ここhako.joying.netでは主に形の整った、
どの角度から狙われても抜群の防衛性能を誇る島を要塞国家と呼ぶ。
またそれらの島には固定砲台が設置されている事が多く、
通常の要塞より更に攻めにくい島と化している。
そのため現在では主に固定砲台を多数所持している、防衛能力の高い島を要塞国家と呼ぶ。

固定砲台とは何か

固定砲台とは艦艇を陸で囲み移動できなくさせて、
拠点の防衛をさせている艦艇の事である。
詳しくは要塞砲建造技術書で。

要塞のメリットとリスク

要塞化することは必ずしもメリットばかり有るわけでは無い。
漁船や客船を多様しなければない地形もあるためそのような地形では主力艦隊の数が制限されるし、
防衛施設を多用することで都市の頭数が減少、資金面で弱くなる事も有る。

要塞と要塞でない

要塞国家と非要塞国家の比較をしてみる

要塞国家要塞でない国家
人口少ない多い
艦隊数少ない多い
耐久力高い低い
対獣弱い普通
侵攻戦弱い強い
防衛戦最強弱い

となる。
つまり要塞国家は耐久戦に向いているが艦艇数に制限を受けるため電撃戦には向いていない。
必然的に受身の戦争となり自島で敵軍を迎え撃ち、敵を消耗させた後進軍して敵の都市、施設を破壊。
再度自島で防衛戦→反撃を繰り返す事により、徐々に敵の体力を奪う戦法になる。
逆に要塞でない国家は電撃戦に向いているが防衛能力が低いため耐久戦には向いていない。
必然的に第1波による敵軍壊滅が要求される。
数で勝る要塞でない国家が押し切る事も有るが、これを止められると艦隊数の強みを失うため、侵略戦も対等になる。
更にその後防衛力の欠落により都市が減少ほぼ全てにおいて要塞国家に上を行かれる事となる。
これが要塞国家が強いとされる理由である。
但し前にも述べたように要塞国家の戦い方は耐久戦であり、それを好まない島は要塞化すべきでない。

要塞の基本形状

要塞には様々な形状のものが存在している。
ココでは有効な島の形状について解説する。
どの形も一長一短です。

3辺淵埋め型

島の3辺を淵に寄せ、商業船で囲った形の島。
敵からの攻撃が1方向からのみのため防衛が楽になる。
但し島が長細くなり、重要施設を安全圏に入れることが出来ない。
商業船を多用するが固定砲台は少なくてすむ。
淵の商業船を破壊されると淵寄せが崩壊するため注意。

2辺淵埋め型

島の2辺を淵に寄せ、商業船で囲った形の島。
敵からの攻撃は2方向となるが、島の端に安全圏を作る事が可能。
防衛施設の配置は上手く考えないと破壊され易くなる。
2方向から攻撃が来るため、固定砲台は3辺淵埋め型より若干多めが良い。
3辺淵埋め型の上、重要施設を更に厳重に守りたい人向け。
淵の商業船を破壊されると淵寄せが崩壊するため注意。

2辺淵埋め三角型

島の2辺を淵に寄せた三角形の島で、淵を商業船で囲った形の島。
敵からの攻撃は1方向となるため防衛し易く、安全地帯も作る事ができる。
但し敵に向ける辺は長くなり防衛施設と固定砲台の数が増える上、
島の端が薄くなり防衛施設、商業船が狙われ易いため、丸めるか防波堤での強化が必要。
淵の商業船を破壊されると淵寄せが崩壊するため注意。

6角形型

フィールド中央に作った6角形の形の島。
淵埋めが必要ないため、商業船で艦艇数を取られない。
全方向から狙われるため、重要拠点は中央に集まり危険にさらされる上固定砲台数が増える。
固定砲台は増えるが、商業船が必要ないため主力艦隊に回す艦艇数は多く確保できる。

防波堤

要塞化と相性のいい防波堤これを使い島の面積を底上げしている島も少なくない。
設置する事で海を減らし、敵の出現位置をコントロールする事もできる。
しかし防波堤には致命的な欠点がある。
1、防波堤は陸ではない、故に防波堤に隣接しているが陸に隣接していない海は埋め立てられない。(時間が掛かる)
2、威力1の攻撃で破壊され海になる。また怪獣に踏まれて海になる(補修が大変)
3、破壊された後の海に怪獣や艦艇が出る。(迅速な対応が必要)
これらが上げられる。
これらを解消する方法はこの3つしかない!(これしか思いつかない!)

防衛施設で守る

攻撃のあたる可能性の高い防波堤を全て防衛施設で守る。
守ってしまえば怖くない!
これは多くの島で実装されている事。
やる人が多い=間違いではない。だと思う・・・多分。。。
しかしこれでは怪獣でグシャリと行かれて泣きたくなります。
また防衛施設が破壊されたら流れ弾ででドッカ~ン。
となる可能性大。

沖に作る

あえて沖に作り防衛施設も作らない。
近くに補修用荒地を1つ置いておくだけです。
防波堤は攻撃目標にならないため、沖に作れば敵艦に破壊されません。
但し容赦の無い怪獣の移動で、砕氷船の通った後の流氷のようになる・・・

奥に作る

先に言っておきますが使えない可能性大です・・・
島に組み込むと破壊され戦争時島を危険にさらし、沖に作ると怪獣に踏みつけられる防波堤。
それら全ての問題を1発で解決する方法がこれである。
簡単に言えば怪獣が出なくて弾の当たらないトコに作れば良い。
ならば島を3辺淵埋め型にして・・・・・・・・

 船船船船船船船船船船船船船船船船船船船船
 船波波波波波波波波波波波波波波波波波波船
 船波波波波波波波波波波波波波波波波波波船
 船波波波防波波波波波波波波波防波波波波船
 船波波波波波波波波波波波波波波波波波波船
 船波波波波波波波波波波波波波波波波波波船
 船陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸船
 船陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸船
 船陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸船
 船陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸陸船

こんな風に作ってしまえばいいのではないか?
しかしこれにも欠点が・・・
確かに艦隊の出る位置の制限はできる。
固定砲台で全ての艦艇を撃てて相手の攻撃で防波堤が壊れない。
完璧に見えたこの形にも唯一の弱点が・・・それは潜水艦です。
敵が全て射程に入るほど肥大した島・・・確かに敵を撃つのには最適です。
しかしそれは島に近づきたい相手にとっても同じ事。
狭い海で艦艇の出現する位置は島に近くなります。更に言えば島の淵寄せに近づきやすい位置に出ます。
潜水艦が商業船を破壊するのは時間の問題です。
悲しいかな敵をコントロールしようとする余り、墓穴を掘った感じになります。
商業船がある程度崩れたら貴方の出番でございます!やってしまってくださいませ!
90式戦車小隊様の登場です。
恐ろしく狭い海で崩れた淵埋めに怪獣が出る可能性も跳ね上がるのです。
100ターン以上(200ターン以上掛かるか?)掛けて作り上げた防波堤群に90式砕氷船が綺麗な線を描いてくれます。
しかし島主は手を出さない。否、出せないのである。
この90式砕氷船を破壊する手段など持ち合わせていないのである。
海を狭くし固定砲台で全ての艦艇を打ちぬける距離にするということは、相手からもこちらを打てる距離である。
必然的に固定砲台は数を増やし、やられる前にやると言うコンセプトになる。
しかし全て固定砲台では困る。こちらからも反撃しなくてはならない。
無駄にカメ砲を作る余裕など無いのである。
よってこの島は使いにくい。

結果

現段階で完璧に防波堤を使いこなした島作りをしている島は無いであろう。
どの防波堤島もある程度の弱点を持っていて単純なところに落とし穴があるような気がする。

ocean rook