異次元侵攻戦争

事の発端

Federation Of Southern Cross(以下FSC)は無性に戦争がしたかった。
きっと、それだけなのだろう。
建前として、経験地を稼ぐ、難民の為、と発言はしていたが。

そこでFSCは上位国ながらも防衛施設もなく手薄な11次元時空へほぼ一方的に宣戦布告をする。
しかし、そのような我侭にも11次元時空は快くOKを出し、T3144、幕が切って下ろされた。

FSC第一次派遣

開戦直後、まずはFSCが動いた。
赤城級空母4艦、スカイホーク戦闘機2機からなるガクルックス艦隊、霞級駆逐艦3隻、スカイホーク戦闘機5からなるアクルックス艦隊を派遣。
艦隊は主に島南部の海域に陣取った。
これに対し11次元時空はシュミット戦闘機を中心に迎撃を開始した。

重量的にFSCが有利にも見えたが、11次元時空のシュミットはスカイホークの射程外からの高精度な攻撃でスカイホークを次々に沈める。
が、体力で勝るFSCの赤城級が攻撃に出る。
しかし、赤城級からの攻撃はシュミットにことごとく回避され、その上自艦や味方艦に攻撃が命中。
大きな損害を被ってしまった。

FSC第二次派遣

一次派遣直後、FSCは更に金剛級戦艦1艦、フォートレス爆撃機2機を派遣する。
しかし、既に味方艦はお互いの誤射で壊滅寸前。十分な援護が無いまま爆撃を開始する。

だがやはり、援護の無い爆撃機は飛んで火に入る夏の虫同然。ことごとく叩き落され、ついには空母、戦艦も撃沈。
最後まで島東部に残っていたフォートレスが爆撃を続けていたがシュミットに撃墜され、FSCの攻勢は終わる。

11次元時空の反撃

T3153に、11次元時空が反撃に出る。
スカイホーク1機、赤城級2艦、金剛級1艦、カメレオン4艦からなる遠征艦隊を派遣。
これに対し、全ての戦闘艦隊を撃沈されていたFSCはリュビ内海で哨戒を続けていたシュミット1機しか残っていなかった。

11次元時空の艦隊は一方的に攻撃を開始。
だが、FSCには過剰と言って良いほどの防衛施設が備わっており、3ターンの間都市部への攻撃は阻まれた。
この間にFSCは数機の戦闘機を生産し、順次迎撃に出動。
結果数都市に被害を被るも何とか耐え忍んでいた。

戦争の終結

そんな中、100ターンに一度、定期的に来航していたサピン共和国からの貿易船が派遣された。
貿易船を攻撃しないようにと、11次元時空の艦隊は帰還した。
帰還後、11次元時空も数機の戦闘機や艦艇を沈められていたため艦隊再編成を始めようとしていた。

が、突如、11次元時空にメカキング、更に島南西部にて津波が発生。
数隻の艦艇が沈没、船体に被害を負った。
復興の為11次元時空は、T3161にFSCに対し停戦を求め、FSCも艦隊が壊滅していたためこれを承諾。

こうして17ターンの間続いた戦争は終結した。