敗戦原因プロファイリング

鍵十字島

I奇襲されたこと。

まず、NEW PATRIOTの奇襲が戦局の大勢を決めたのは疑いようがない。

我々がしっかりとNEW PATRIOTがいつ攻撃に出るかがわかってさえいれば、このような無様な敗戦をするようなことはなかっただろう。

とはいえ、AXIS POWERSが逆の立場でNEW PATRIOTに奇襲をしたとしても、防衛施設の整ったNEW PATRIOTを倒すのは難しい。

また、このようなケースは④で語るような理由で、AXIS POWERSには不可能だった。

ⅡAXIS POWERSの防衛網が薄かったこと。

AXIS POWERSとNEW PATRIOTの大きく違うところとして、これが上げられる。

鍵十字島は最初の頃、防衛施設の多い国はそのぶん人口の発展が阻害され、多量の資金が必要となる長期戦には向かないと考えていた。

しかし、実戦となるとその逆で、短期間では爆撃しても人口が大きく下がらない防衛施設の多い国のほうが強く

逆に短期間で島が破壊されてしまう経済至上型のほうが長期戦では不利だったのである。

ⅢNEW PATRIOTの結束が非常に固かったこと。

これに関しては、NEW PATRIOTを手放しで賞賛したいと思う。

最初の頃、枢軸司令部はNEW PATRIOTの親玉である、ocean rookさえ壊滅させてしまえば、戦争を終結させることができると思っていた。

この奇襲を提案したのは、(多分)ocean rookであり、『さよなら第二海域キャンペーン』などといって宣戦してきたため、

これを逆に壊滅させれば、ocean rookの面子は丸つぶれであり、同じ目にあいたくないNEW PATRIOTの同盟員たちは統率を失い、早々に降伏すると思っていた。

しかし、親玉を壊滅させても、NEW PATRIOTは統率を失わず、逆に見事なカウンター戦術でがら空きになったAXIS POWERS諸国を攻撃した。

また、NEW PATRIOTの同盟掲示板の記入数は250を超えていたという、これは平均1ターンに一回以上を記入していたこととなる。

このように素晴らしい結束を持っていた同盟は少なくとも当時の第二海域にはなかった。

彼らならばどんなに戦局が不利になろうとも、同盟国を見捨てるようなことはなかっただろう。

IVそれに対してAXIS POWERSの自由度の高さ。

当時のAXIS POWERSは帝国主義国、平和主義国、経済至上主義国、発展途上国を抱擁していた、いい意味で自由度の高い、悪く言えばバラバラな同盟群だった。

もちろん戦争となると、どの国も軍備を整え始め、ある一定レベルの統率をもってこれに対峙したが、

もしもAXIS POWERSから戦争を仕掛けようという提案があったなら、大きな反対にあっただろうし、逆にいったん戦争をやめ、発展重視に切り替えようと提案しても、聞く耳は持たなかっただろう。

また、一定レベルの統率といっても、盟主中心の中央指令型であり、盟主が崩壊した場合、それは即AXIS POWERSの敗北を意味し、

実際に鍵十字島崩壊後、AXIS POWERSは降伏した。

V時代の変化 集団戦の時代へ・・・

当時の第4海域において、強い国が弱い国を滅ぼしその人口、艦隊経験値を奪うことは褒められた事ではなかったが

よほどの友好国でもない限り他国は介入しなかった。

そういう1VS1の時代において、鍵十字島は当時最強だった(と思っている!)

ocean rookも、【夢】のほほん地域も、1VS1でいえばそれほど恐れるような国でもなかっただろう(抹茶風味公国は微妙・・・)

しかし、時代は集団戦の時代へと進化していた。 そういう時代においては個々の国力よりも、どれだけ統制が取れているか、という技術が重要になる。

そういう時代において、同盟掲示板もろくに活用できなかった総統は時代遅れだったのだ!