勿忘草の戦い

名も無き時代の、忘れ去られた戦争録

概要

勿忘草の戦い(わすれなぐさのたたかい)は、挑戦の海において、1260T~1345Tに初心者の箱庭(現:海賊島)と渇翔島の間で行われた戦争である。
島登録による開発期間明け直後の初心者の箱庭に対し、渇翔島が経験値目的と思われる宣戦布告を行ったことに始まる。
序盤は、軍備の整っていない初心者の箱庭に対し、渇翔島が積極的に攻め込むという構造だったが、後半になるにつれ、積極攻勢により資金/食料不足に陥った渇翔島に対し、軍備が整い始めた初心者の箱庭が攻め込む構造となっていった。
黄昏の世界渇翔島が巻き込まれたことで概ね戦争は終局を迎え、初心者の箱庭黄昏の世界では渇翔島を護衛する側に回っている。なお、最終的な終戦は第6.5回海域間移籍による。

開戦まで

渇翔島は、開発明け直後に初心者狩りによって領土を荒らされた経験を持ち、その後初心者狩りを積極的に行う★新世界同盟に所属していた。開戦50T前の1210Tにはすでに軍港を完備し、数艦の霞級を有する、下位~中堅階層の島となっていた。
一方、初心者の箱庭は、開発期間中に特に軍備増強を行うわけでもなく、ただ領土整備を続けているだけであった。
このような状況から、渇翔島初心者の箱庭へ布告することを決意した。有利な状況で戦争をすすめることで経験値を獲得する目的だったと言われている。

序盤戦

開戦直後、渇翔島は3~4機の航空機を初心者の箱庭へ派遣した。初心者の箱庭は軍港より2~3機の戦闘機を発進させこれに対抗した。結果、渇翔島の1機が撃墜され、他の航空機は渇翔島へ帰還した。
数ターン後、渇翔島は3~4機の航空機と1艦の霞級を初心者の箱庭へ派遣したが、軍港を増設した初心者の箱庭は5機程度の戦闘機でこれに対抗、結果、1~2機の渇翔島の航空機が撃墜された。
この2度の戦いで、渇翔島初心者の箱庭の総獲得経験値は完全に逆転することとなった。

中盤戦

LV3に達した初心者の箱庭は、霞級の建造に取り掛かっていた。そんなさなか、渇翔島は5~6機の航空機と1~2艦の霞級を派遣した。
初心者の箱庭は、やはり戦闘機7~8機で対抗し、初心者の箱庭側1機、渇翔島側1機が撃沈された。しかしこの戦果により、また渇翔島の総獲得経験値が上回ることになった。
これは、LV1の渇翔島の航空機を打ち落としてもほとんど経験値が得られないのに対し、LV4の初心者の箱庭の航空機を打ち落とすと大きく経験値が変動することが要因である。
この後しばらく休戦状態が続いた。

後半戦

軍港、霞級を配備した初心者の箱庭は、渇翔島へ霞級3艦を派遣した。渇翔島は同じく霞級でこれに対抗し、ダメージを追った初心者の箱庭側は帰還を余儀なくされた。双方に実質的な被害はなかった。しかし、これまで一方的に攻め込まれていた初心者の箱庭側が、攻める側へまわった意義は大きく、以後攻守は逆転する。
その後初心者の箱庭は2度にわたり霞級を派遣したが、渇翔島の抵抗激しく、採掘場を崩壊させる程度の戦果しか上げていない。なお初心者の箱庭側の被害はない。
こうした攻守が交代した状況、また★新世界の同盟掲示板で同盟間戦争の匂いを感じ渇翔島初心者の箱庭へ停戦打診を行ったが、「開戦当初は私が一方的に攻められた。そちらの都合が悪くなったら逃げるなんてありえない」と一蹴されてしまう。

終局へ

外部状況により事態は一変する。
黄昏の世界が勃発し、それに巻き込まれた渇翔島は10島以上から宣戦布告を受けることとなった。
初心者の箱庭は、「我が侵略を邪魔するものは誰であれ排除する」と宣言し、実質的に渇翔島の護衛にまわることを宣言した。
実際、渇翔島へ派遣された多国籍軍の爆撃機や戦闘機を防空霞級で数機打ち落としている。
しかし、多勢に無勢、徐々に渇翔島の情勢は悪化し、ついに開発期間入りとなった。
その直後、第6.5回海域間交流が行われ、完全に終戦となった。

不確か情報

  • 初心者の箱庭は、「我が侵略を邪魔するものは誰であれ排除する」と宣言し、実質的に渇翔島の護衛にまわることを宣言した。
    →対空主戦の編隊だったため、経験値稼ぎとの憶測もある。
     しかし圧倒的不利な陣営へ援護するリスクを考え、評価されることもある。