中央型と端型
ここでは中央型の島と端型の島を比較し、双方のメリットでメリットを自分なりに考えてみようと思います。
はじめに
-中央型- 現在島の要塞化が加速し、下火になっている形状。 島を開発可能エリアの中央に構え、最重要施設を島のど真ん中に設置する形の要塞であり、 基本的には円に近くなるほど強度が増す。 経済艦を保有せずに島を運営できるため、単騎での戦闘に向いている。 逆に言えば経済艦を多用するなら端型をお勧めする。 中央型の伝道師たるキュウリ氏曰く (`・キ・){儚げで、散りやすく、されど際立つ中央型。風流せい!……中央型) -端型- 島の要塞化ブームで一気に数が増加した形状。 大きく分けて2辺型と3辺型が存在する。 2辺型とは島を開発可能エリアの角に寄せた島で、3辺型はエリアの1辺に寄せた島のことである。 2辺型は更に四角型と三角型に分かれるが性能面では三角型を使うメリットは薄い。 埋め立てられない外周を漁船で埋めるため基本的には長期戦に向いておりその防衛能力はきわめて高い。
対獣性能
島の発展を阻害する存在怪獣。
特にミサイル系は町系を目指し動くため被害が甚大になりやすい。
これについて中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- 中央型
基本的には中央型は全方位を海に囲まれており、
開発エリアの端と島の端が近いため怪獣がどこに出ても放っておけば上陸の危険性があります。
特にミサイル系の危険性は端型の島と比べ格段に高くなるため注意が必要です。
怪獣は記念碑に乗れないためこれによる対獣処理は施せますが、
島の外周を全て記念碑にするため経済力が著しく低下します。
中央型の効率的な怪獣対策は島の中央に百式を埋め込み1艦で島全域を狙える状態を作ることです。
これにより島には上陸されますが移動系でない限りごく短期間で効率的に撃破することが可能となります。
百式の作れない島はカメ、島に敵艦の攻撃が届かないのであれば要塞軍港も比較的有効となります。
- 端型
島が開発エリアの端によることにより陸地の無い海の部分と陸の部分が分離され反対のエリアの端と島の端が遠くなるため、
島から離れた位置に出現した怪獣は上陸の危険が低いという状況を作り出せます。
そのためこの状態でも中央型よりは対獣性能は高くなります。
更に記念碑による怪獣と陸との分離も1~2辺ですむため中央型より経済的になります。
百式を加えることにより鉄壁の島を作ることが可能となりますが3辺型の場合百式1艦では島全体を守れない場合があります。
- 結論
対獣性能は端型のほうが高いがLv12からの百式でその差を埋めることが可能。
防衛能力(単騎)
敵に攻められた場合の防衛能力の中でも特に単騎戦での強度。
これについて中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- 中央型
敵が海軍を派遣すると島を取り囲むように出現します。
良い意味では1つの防衛施設へ攻撃が集中しにくい。
悪く言えば敵がどこに配置されるかわからず対処しにくいという特性があります。
そのため瞬時に壊滅することは少なく、安定した防衛戦を展開することが可能です。
また、敵を迎撃するため固定砲台の数が増加しがちで出費がかさみます。
ただし開発エリアの端と島の端の距離が短いため海全体を索敵することが可能で、
敵艦隊全体に満遍なくダメージを与えることが可能です。
- 端型
敵が1方向若しくは2方向に出現します。
出現位置を限定することができるため固定砲台の数を中央型より減らすことが可能です。
また、敵の対地艦が外洋に出現した場合射程の関係上これを無力化することも可能となります。
ただしこの形状には淵埋めというウイークポイントが存在しておりこれを崩されることにより、防衛能力は著しく低下します。
そのため戦闘中も隙を見て少しずつ補修する必要があります。
特に防衛施設を無効とする潜水艦は天敵でこれへの素早い対処が必要となります。
- 結論
どちらも一長一短である。
防衛能力(同盟戦)
次に多VS多という状態で多数の島に攻め入られた場合の強度。
これについて中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- 中央型
ほぼ全ての敵が島への射程県内に出現するため集中砲火を浴びた場合一瞬で壊滅的被害を受ける可能性があります。
1VS1ならば固定砲台が多いため対処可能ですがそれも多VS多で処理が追いつかなくなれば意味を成しません。
- 端型
敵が多数の場合外洋に出現した敵は無視してかまわないため対処が楽になります。
近くの敵から倒す現在の設定上、
大量の爆撃機が投入されても固定砲台により近くの爆撃機のみ破壊されてしまいます。
敵を外洋に追いやる場面がよく見受けられるのはそのためです。
更に前線の固定砲台が崩壊しても後方の施設へ被害が及びにくく長期戦に持ち込みやすいです。
ただしその特性上淵埋めが崩されると途端に崩壊を始めるので注意が必要です。
- 結論
同盟戦では端型の方が有利。
攻撃能力
敵の島へ攻め入り攻撃する能力。
ここでは特に攻撃用艦艇を保有できる数。
これについて中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- 中央型
基本的に経済艦が少なく、攻撃用艦艇を多数所持することが可能。
ただし経済艦がない≒資金力が低いですので低コスト艦で攻めるか、
短期決戦で方をつける必要があります。
その手数から単騎では敵を圧倒することができますが、
同盟戦では陣営所有の艦艇数の関係上アドバンテージが低くなります。
- 端型
淵埋めに経済艦、迎撃用に固定砲台を設置するため攻撃用艦艇が少なくなります。
経済艦を除籍し固定砲台を淵から離すことにより対策可能ですが、
敵の攻撃を受けやすくなる上、自軍の派遣用艦隊の攻撃を受けることになり安定しません。
持ち前の優れた資金調達力で高Lvの高耐久力艦やステルスを維持し、
これをけして潰さないよう立ち回らなければなりません。
数で負ける以上、質で上回らなければ生き残れない。
- 結論
単騎では中央型有利であるが、団体戦はほぼ大差なし。
回復力
戦闘中や戦後島を立て直す手間。
これについて中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- 中央型
島の全体に被害が出やすいため、補修範囲が広い。
人口は減っても少し誘致をすれば復興するため問題は無いが、
戦争が長引くほど防衛施設全体への被害が出やすい。
また固定砲台の数が多くなるのでこれの育成に時間がかかる。
- 端型
島の海側に被害が出やすい。
一方または二方向からの攻撃となるため戦火にさらされる部分に被害が出やすい。
固定砲台は数が抑えられるため育成期間は少なめですむ。
問題は淵埋めにあり、これの補修期間がやたらと長い。
所属不明で埋めなおすまでに数十ターン経過することもざらである。
さらに淵埋めは端型の命のため優先的に補修する必要性がある。
- 結論
双方問題を抱えるものの補修期間に関しては中央型のほうが短く優秀であるといえる。
クリスタル
クリスタルの能力と島の相性。
これについて各クリスタルごとに中央型の島と端型の島を比べてみましょう。
- ブラディ・クリスタル[★][攻撃回数 x2][維持資金 x2][噴火 x3][火災 x3]
攻撃回数が2倍に増えるつまり攻撃力・弾薬費2倍というクリスタル。
ここで注目すべきは維持資金2倍である。
維持資金2倍=ルドルフィン収入2倍なのである。
それが故に経済艦の多い端型の島にはこの効果はプラス要素にすることも可能である。
逆に経済艦を多く持たない中央型の島にとってはマイナス要素でしかない。
その上経済艦が無い状態での弾薬費2倍は地味に痛い(特にフォートレス)
そのためこのクリスタルが真価を発揮するのは端型の島であるといえる。
ただし攻撃力の増加は強力で中央型の島も取って損は無い。
- ピンク・クリスタル[★][射程UP 1Hex][食料消費 x2]
射程UPは攻防問わず非常に有効である。
ここで注目すべきは射程1UPである。
端型の淵埋めの基本的に固定砲台で狙える場所を淵埋め用常備艦、狙わない場所を所属不明にする。
そのため射程が1延びると所属不明を狙撃する可能性があります。
予めこのクリスタルを取った時用の作りにしていない場合は狙わないことをお勧めする。
逆に中央型の島にとっては関係の無い話。食料に余裕があるのなら狙っていいと思われる。
対策のできている端型は農場規模を縮小し、その分を淵埋めの漁船で補えばマイナス効果は最小限にできる。
- ワイン・クリスタル[★][破壊力 x2][維持食料 x2][隕石 x3][巨大隕石 x3]
破壊力2倍は弾薬費UPのリスクを負わず攻撃力のみ強化できる。
早い話がブラディ・クリスタルより扱いやすい。
ここで注目すべきは維持食料2倍である。
維持食料2倍=漁船収穫2倍なのである。
それが故に経済艦の多い端型の島にはこの効果はプラス要素にすることも可能である。
逆に経済艦を多く持たない中央型の島にとってはマイナス要素でしかない。
そのためこのクリスタルが真価を発揮するのは端型の島であるといえる。
しかし弾薬費が上がらない分ブラディ・クリスタルよりは資金難に陥り易い中央型に優しいクリスタルともいえる。
- ゴールド・クリスタル[★][食料Max x0.5][資金Max x3][収穫 x0.5][収入 x3]
どちらの形状でも同じ・・・とも言えない。
端型の島なら経済艦を全て漁船にして、農場規模をできるだけ小さくする。
更に工場、採掘場を大規模化することにより収入が跳ね上がりクリスタルの力を最大限に引き出すことが可能。
とはいえ中央型にとってもこの効果はぜひとも欲しいので狙っていきましょう。
- レモン・クリスタル[★][保有艦艇 -5][収入 x1.25][地震 x0.3][噴火 x1.5][火災 x0.3]
保有艦艇減少が働いていない上に収入増化は微々たる物。
端型はこれのためにルドルフィンを漁船に変えるかは考え物である。
どちらが取っても大差ないと思われる。
- オリーブ・クリスタル[★][保有艦艇 -5][収穫 x1.25][台風 x0.3][隕石 x1.5]
保有艦艇減少が働いていない上に収穫増化は微々たる物。
端型はこれのために漁船をルドルフィンに変えるかは考え物である。
どちらが取っても大差ないと思われる。
- ジェイド・クリスタル[★][維持食料 x0.5][維持資金 x1.5]
維持系は端型の独占市場。
ルドルフィンを増やし、漁船を減らしましょう。
中央型は食糧事情に問題が無い限りこれを狙う意味はあまり無い。
- グリーン・クリスタル[★][食料Max x3][資金Max x0.5][収穫 x3][収入 x0.5]
どちらの形状でも同じ・・・とも言えない。
端型の島なら経済艦を全てルドルフィンにして、農場規模を最低限+αの規模にする。
更に工場、採掘場を大規模化することにより収入を極力維持し食料の悩みを一挙解決することができる。
とはいえ資金Maxが半分になるのは痛すぎる。
短期戦で一気に潰す勢いが無いと金欠を起こすので注意。
短期戦という観点から中央型向きと取れないことも無いか?
- アクア・クリスタル[★][全島補給可][津波 x3]
敵の島にいても耐久力が回復する。
どちらが取っても同じ。
- ブルー・クリスタル[★][命中率UP 80%]
80%で誤差が1少なくなる。
対防衛施設では有利になるが対都市では不利になる。
つまり都市を削れず長期戦になり易くなる。
また対防衛施設能力が伸びることから団体戦では防衛施設撤去で役立つ可能性がある。
この事から団体戦に向かず、長期戦に弱い中央型には向かないことがわかる。
- ネイビー・クリスタル[★][保有艦艇 +15][コマンドコスト x2]
どちらの形状でも効果は同じではあるが見かたが少し代わる。
端型が持った場合淵埋めに割いた艦艇数による火力低下の対策。
中央型が持った場合は圧倒的手数での瞬殺。
長期戦でのコマンドコスト増加は痛いので若干中央型寄りともとれる。
- パープル・クリスタル[★][食料Max x10][資金Max x10][収穫 x0.75][収入 x0.75][地震 x3][台風 x3]
使い難さ120%どちらが取っても使いにくい。
無駄に高い資金食料MaxUPと収入収穫減少・・・
根気良く貯めるなら見返りは大きい・・・多分。
どちらの形状でも他のクリスタルと合わせるなどの工夫が必要。
- カーキ・クリスタル[★][維持食料 x1.5][維持資金 x0.5]
維持系は端型の独占市場。
漁船を増やし、ルドルフィンを減らしましょう。
資金は工場や採掘場で補うことが必要です。
中央型はステルスなど高維持費艦艇を使う島なら有効となる。
- ダーク・クリスタル[★][コマンド回数 x2][収穫 x0.5][収入 x0.5]
収入収穫0.5倍はキツイ。
短期戦で仕留めないと資金が切れるため中央型向けなのかもしれない。
コマンド回数2倍を生かし持ち前の艦艇数で押し切りましょう。
端型は経済艦でどこまで補えるかが鍵となる。
- シルバー・クリスタル[★][保有艦艇 -15][維持食料 x0.8][維持資金 x0.8][食料消費 x0.8][コマンドコスト x0.8][隕石 x2][噴火 x2]
どちらの形状でも使えることに変わりはないが、維持系2つの減少は経済艦の収入の減少でもある。
つまりクリスタルの力を100%使うなら中央型となる。
ちなみに保有艦艇-15は働いていないので安心して良い。
- スケルトン・クリスタル[★][コマンドコスト x1.5][隕石 x0][巨大隕石 x0][噴火 x0.5][津波 x0]
取る理由が見つからない・・・
コマンドコスト1.5倍の見返りがこれでは割に合わない。
どちらの形状でもお勧めできない。
- 結論
クリスタルは端方の方が扱いやすいものが多いが複数持つことで状況は変わる。
まとめ
中央型は単騎戦、端型は団体戦に強いと思われる。
また中央型は短期決戦、端型は長期戦を得意としているため時間を限定した単騎戦では中央型が有利となる場合があるものの
時間を限定しないのであれば基本的に端型が長期戦に持ち込み勝利する可能性が高まる。
そのため全体的な評価は端方のほうが高くなるが端型にも淵埋めという弱点があるため、
結局はどちらも一長一短であると思われる。
ただし個人の発想で島の性質は大きく変わるので必ずしもこのようになるとは限らない。