アンパッサン島の小屋

これはocean rookで実際に起きた事件から生まれた怪談である。
アンパッサン島はocean rookの沖にある火山活動により生まれた島で、現在は廃採掘場がある。
元は活気にあふれた島であったがこの島が無人となった今、廃墟が立ち並ぶ不気味な島と化している。
そんな廃墟群の外れに小さな小屋があり、まだこの島に人が住んでいた頃
この小屋には2人の老夫婦が住んでいたという。
2人の間に子供は無く寂しく余生を過ごしていた。
ある日お爺さんは山へ鉱石堀にお婆さんは川へ洗濯に行きました)`Д゜)・;
お婆さんが川で洗濯をしているとドンブラコドンブラコと大きなクイーンシトラスが流れてきました。
そのクイーンシトラスはお婆さんの方に猛スピードで流れてきて洗い場に激突、無残にも荒い場を大破させました。
「おやおや、こんな大きなクイーンシトラスは見たことがない」とお婆さん。
持ち上げようとするがあまりに巨大なため持ち上がりません。
そこにお爺さんが帰ってきました。
2人で持ち上げようとしましたが、お婆さんがぎっくり腰になり川へ転落、流されますが
運よく通りかかった隣のおじさんにお婆さんは助けられました。
その後隣のおじさんに手伝ってもらいクイーンシトラスを小屋の中に運び込んだ2人は
この巨大な物体を切ってみることにしました。
お爺さんは包丁で切ろうとしますが、途中で何かが引っ掛かって切れません。
「むぅ・・・種か!」とこれがお爺さんの侍魂に火をつけた。
実はこのお爺さん、柳○新影流免許皆伝の腕前。
おもむろに太刀を抜くとクイーンシトラスを一刀両断にしました。
するとどうでしょう、中から元気な男の赤ちゃん・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・の死体が)`Д゜)・;
包丁を真剣白刃取りで受け止めた赤ちゃんも
熟練の剣豪の斬撃を止めることは出来ず真っ二つになっていた。
あまりの出来事にお爺さんはパニックに陥り家を飛び出したまま二度と帰ってくることはありませんでした。
お婆さんは慌てて庭に穴を掘り赤ちゃんを埋めました。
しかしその後お婆さんが挙動不審でおじいさんの姿が見えない、その上小屋から血の匂いがする。と警察に連絡が、
小屋を調査すると台所からルミノール反応が検出された。
これでお婆さんは諦め自白、証拠品として太刀と腐った巨大なクイーンシトラス、庭から掘り出された白骨が押収された。
この頃からである誰もいない小屋から赤ちゃんの泣く声が聞こえるようになったのは。
この島の住人は恐れ皆本土へ移り住み、採掘場は閉鎖された。
今この島に入る者は誰もいない。

ocean rook